@mooolsツイートまとめ【鳩編】

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つまり、この世の中に一定数の鳩が加減なく存在している。言い換えるなら、あらかじめ決められた決められた鳩たち(略して、あら鳩)がいて、事故など何かのきっかけで一羽減ると、一羽補完されているのではないか。そして、雛鳥と死骸の不自然な不可視率はこの『鳩補完説』で説明できるのだ。

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念のためだが私は今、卵が先か鶏が先かのような水掛け論をしたいのではない。ましてやバフンウニが先かウニバフンが先かではもちろん、ウニバフンの方が馬のお尻を血だらけにしてしまうだろう。これでは水掛け論どころか『水掛けて消毒論』だ。

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なにしろ大量の鳩を見て、その極端に均一化された中肉中背にまず私は違和感を覚えたのだ。つまり、小さい鳩がいて、大きい鳩もいる、そうあってしかるべき割合にバランスが振れていないと感じたのだ。後に、大量にいる割には、死骸、そして雛鳥を見ない事に及んではあまりにも理に合わない。

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ちなみに、その、私がどうかしていた頃に作った『公園 / 写真』という曲には、その、鳩が異常に集まる公園の様子が余すところなく描かれている。mooolsの『レベルビートファクトリーイヤーズ』というアルバムに収録されている。

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私が上京したてで、クリスチャンラッセンの絵画の表面に付いたミクロのゴミをエアーガンで取り除くという、この世の中にあるアルバイトの中で、一番逆説的な意味で退廃的な仕事に従事していた頃(実話)、よく、鳩が異常に集まる公園で鳩ばかり見ていた時期がある。

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鳩が異常に集まる公園、略して、HIJK。そのHIJKが、LMN、つまり、楽に見つかるなら、OPQR、オプクロさん(おふくろさん)は、STU、さぞかしとても嬉しがるだろう。何故ならばVWXYZ、、、、つまり、、、、ぶぅうぅくうぃずぃ。、、、、だからだ。

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誰しも、近所や生まれ育った場所、仕事先などで、鳩が異常に集まる公園をひとつは知っている。つまり、各々が『マイ異常に鳩が集まる公園』をひとつ持っているのだ。

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もくじ 第一章『鳩補完説』、第二章『鳩の移動に異議あり？』、第三章『鳩サブレミナル効果』、第四章『超鳩理論～鳩の不確実性について～』、あとがき『私と鳩のこれから』

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「首を振る」で思い出したが、首を前後に振って歩く「鳩」について私は、二十代のころ、無駄にかなりの時間を費やし、いくつかの鳩仮説を立てている事を御存知だろうか。この場を借りて、その考察を章立てて、紹介していこうと思う。

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矜持かと問われればそうなのかもしれない。人気低迷で連載打ち切りの憂き目に編集サイドから、ファーさんを海賊の設定に作り直し、腕がゴムみたいに伸びるという打開案を提示された時も、私が首を縦に振ることはなかった。、、、つまり首を「縦以外」に振っていた。

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やはり、少年漫画に「ジャズと友情」という新しいジャンルを持ち込んだ事に無理があったのだろうか。ましてやヒロインが3メートルを超えるという設定も読者は感情移入できなかったのかもしれない。レンズ豆、、、これに至っては何をかいわんやである。

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静かだった。、、一時期は累計部数100万部を数えた『シートン動物記』、当時20人を超える アシスタントで熱気を帯びていたトンシーの作業部屋は、年末の突然の連載終了から、急に静かになった。読者も離れていった。あんなにペコペコしていた編集者も今や挨拶にすら来ない。