ポスト脱原発世界会議の世界Ⅵ:私たちにはできる~分断と対立から結束と融和へ~ #脱原発 #エネシフ
- tkatsumi06j
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疑心暗鬼・自己保身の衝動との葛藤
承前:山本太郎さんは当初、GPと関わりを持つことを躊躇していたのだ。彼はそれを「この社会で生きていくための常識」という、ごくありふれた言葉で表現している。けど、誰でも身につまされる言葉だろう。これがあるから、個人は自由に行動できないのだから。GPに問題があるという意識はあるのだ。
2012-01-29 03:04:48問題よりも実績に重点を置く
ただ、太郎さんはグリーンピースの問題点よりも、これまで熱帯雨林の問題、遺伝子組み換え原料の問題、水爆実験問題など、様々な問題について「実際に物事を動かして、現状を変えていっている」という、そうしたいろんな実績を評価しているのだ。これは妥当な評価基準といえるだろう。
2012-01-29 03:08:19ある団体を総合的に評価するときに、明らかに目立つ社会手問題・倫理的問題があったとしても、自分がフォーカスする問題(イシュー)について実績があり、その問題については問題のある行動などが見られなかったら、その団体をその部分について評価するというのは、妥当な判断ではないだろうか。
2012-01-29 03:10:37余談:山本太郎さんの新著を読んだ感想
.@yamamototaro0 『ひとり舞台 脱原発-闘う役者の真実-』http://t.co/HLRywHus 読了しました。一気に読んでしまいました。 引用等は控えますが、一言だけいわせてください。いままで多くの方があなたに向けてきた言葉です。「勇気を貰いました。ありがとう」
2012-01-28 07:49:09私、常日頃言ってますが本あまり読まないんです。その私が、完全に引き込まれて一晩で読了してしまいました。脱原発の活動だけでなく、”人間・山本太郎”を身近に感じることのできる一冊です。多くの人に愛され育まれてきた彼の不屈の精神は、今後も不屈であり続けるだろうと確信させてくれます。
2012-01-28 08:06:44と、あまりプレッシャー与えてもいけないんですが、でも本当です。「本当の勇者とは、人々に勇気を与えてくれるものなんだ」というある大好きな漫画の台詞があります。ヒーロー(英雄)という言葉がありますが、それは彼には当てはまりません。山本太郎は間違いなく人々を勇気づける「勇者」です。
2012-01-28 08:12:30やはりその人について一冊本読むとあれだね。理解に深みが増すね。 逆に彼を嘲っている小心者の人たちにも読んでもらいたいくらいだ。
2012-01-28 08:45:08ま、それを差し引いてもいまの人間・山本太郎は面白い。俳優・活動家どっちかいずれでもなく、ただ人間として生きるために、自分に正直に生きることを選び言葉通りに行動する人間は、他を惹きこむ。そして羨望は嫉妬も呼ぶだろう。それでも彼は前に進み続け、人々に勇気を与え続けるだろう。
2012-01-28 08:58:15閑話休題:誰もが「活動家」の視座を持てるのか―持てる
私自身、幾つかのNGOの意思決定機関に身を置く人間なので、イシュー毎の長所や全体的な短所など、そういった組織全体を評価するポイントは心得ているつもりだ。こうした見方は、市民社会の中という視座から物事を見つめるからこそできるのであって、一般の人に同じ視点を求めるのは酷かもしれない。
2012-01-29 03:16:52ここでの市民社会とは、単に市民が暮らす社会という意味ではなく、市民の力によって社会を変えようとする市民たちが集まったコミュニティを指す。社会を変えようとする意思のない人間は、このコミュニティの外の人間と見なされる。それが「一般の人」だ。だがM・シュナイダー氏はこの考えを一蹴した。
2012-01-29 03:19:53311後の私たちはもはや「一般市民」ではない
もはや一般市民(ordinary citizen)など存在しない。福島原発事故以降、自分や家族を守るために自ら情報を集め行動する市民はもはやordinaryではなくextraordinaryであると。「スーパー市民」とでもいうべきか。いまや関心ある人間は、全てスーパー市民なのだ。
2012-01-29 03:22:55(参考)M・シュナイダー氏に関する記事
なればこそ結束を、融和を
なればこそ、私は目覚めた「スーパー市民」らに結束と融和を求めたい。○団体はこの問題がある。○○はこの組織と関係がある。この人物は○○の人間だった…もう沢山だ。Frying Dutchman曰く「揚げ足を取り合いしてる場合じゃねーんだよ」http://t.co/D3qZBjmP
2012-01-29 03:27:54目的はただひとつ:よりよい明日を掴むため
ただひとつ、自分たちが、そして自分の子供たちが、その孫たちが、憂いなく安心して過ごせる未来の社会をつくるために、違いを乗り越えて結束できないだろうか?本当にもう、く「揚げ足」を取っている場合じゃない。既存の政財界は解決能力を持たないのだから、私たちが結束して動くしかない。(了)
2012-01-29 03:34:33以上。いかがでしたか。単なる観念論に聞こえましたか。
それとも何か、観念を越えた可能性を感じていただけましたか。
私は、それぞれが同じ目的を持って「ひとり舞台」に立つ時が来たのだと思います。
でもひとりでやる必要はないのです。繋がりましょう。