2012/01/29 公開シンポ “食の放射能汚染と健康影響について科学する”
オーバーヴィユー 13:00
局博一 東京大学大学院農学生命科学研究科 食の安全研究センター 教授
低線量放射線の健康リスク 13:10
甲斐倫明氏
甲斐倫明 大分県立看護科学大学 教授 環境保健学研究室 専門:医療、環境学、内科系臨床医学(放射線保健、放射線リスク) http://t.co/9JaAvsw6 http://t.co/UyYupU2U
2012-01-30 14:42:07甲斐倫明氏(大分県立看護科学大学)「最も」「科学的に」「世界的に」と、“広島・長崎の原爆被ばく生存者データ Pierre 2000”を紹介中
2012-01-29 13:34:51甲斐倫明「テチャ川流域、進行中だが、広島・長崎データと一致。対してインド・ケララ住民には、200mGy以上でみても有意な影響がみられない」
2012-01-29 13:40:39甲斐倫明「“低線量・低線量率の生物影響 Tanaka Radiat Res 2003”、いまの福島と近い量であっても影響見られない…ネズミ」
2012-01-29 13:42:25甲斐倫明「チェルノブイリ事故でわかっているのは、甲状腺癌の増加。原爆事故の場合、放射性ヨウ素の核種が拡散しやすいため、非常に重要と昔からわかっている。それがどうして注意されなかったのか、ソ連の社会状況もあったろう。牧草からの放射性ヨウ素が牛乳を介して子どもが高い被曝をした」
2012-01-29 13:44:24甲斐倫明「では、どれくらい被曝したのか。甲状腺の線量として、1000mSv以上の子どもたちが数千人規模で出てしまった。幸いなことにこのような被曝、福島ではおこらなかった。福島の子どもたちは100mを超えていないと考えられている」
2012-01-29 13:47:01甲斐倫明「“内部被ばくのリスクは同じ線量の外部被ばくと同じ”、“細胞への損傷の数 x 損傷細胞の数 = リスク”、線室と線量が同じであれば、リスクは同じといえる」 http://t.co/W0UBHEP2
2012-01-30 11:27:17甲斐倫明「“I-131とX線被ばくの甲状腺リスク比較 - ラット実験 1982”、外部被ばくと内部被ばく同じとデータが出ている。線量が同じであればリスクは同じという原則は、線量評価モデルが科学的に検証されている。呼吸気道モデル、胃腸管モデルなど含めて」
2012-01-29 13:51:18甲斐倫明「“喫煙習慣は放射線肺癌リスクを増加させる Furukawa2010”(同じ被ばく量の人を喫煙習慣の有無で比較)、原発被爆者の喫煙影響について相乗的な影響見受けられるが、ヘビースモーカーには有意な影響見受けられなくなる、これは強くなるとかでなく、高いリスクの中で埋もれる」
2012-01-29 14:04:55(質疑:テチャ川住民とケララ住民の被ばくに差があるのか) 甲斐倫明「テチャ川は初期に多かったと類推、ケララ住民は低線量を長期に被ばく、その辺りまだ研究中。テチャ川流域住民のデータには測定に不確かもあると言われている。歯からの測定などしているがまだまだ未解明」
2012-01-29 14:09:19福島原発事故による農水畜産物の放射能汚染に関する研究プロジェクトの進捗について 14:00
中西友子氏