戦争・戦闘に於いては攻撃や防御ではなく何よりも撤退・退却というオプションの行使を制限されることが最も厄介である。しかしそれでもまだ目的がそこを圧倒的なパワーで征服・支配、そして統治し尚且つそれが可能であれば構わないのかもしれない。しかしそれであっても相当のリスクとコストが伴うが。
2012-02-01 18:11:31だが目的がそうではなくしかも戦力が精々駐留軍程度しかないのであればそれは極めて危険なことでしかない。例えそれによって幾許かの恩恵と利益があったとしてもだ。戦争や戦闘の最終目標が征服・支配、そして統治でないのなら撤退と退却という出口戦略・戦術を準備しておくのは至極当然のことである。
2012-02-01 18:18:48ましてや撤退と退却は戦争・戦闘に於いて攻撃することや防御することよりも遥かに難しいことである。確かに事前準備のない偶発的な戦争或いは遭遇による戦闘というのは如何なる場合に於いても発生するものではあるがだからと言って最初から撤退・退却に制限が加わる物事に戦力を投入するのは頂けない。
2012-02-01 18:25:21私にとって撤退・退却とはいつ如何なるときに於いても即時それが可能であることが必須条件。もっともその方法は状況に応じて即時的なものよりも段階的なものの方が相応しいことがあるのは理解しているつもり。ただ何れにしても最大限のフリーハンドが求められるオプションに制限が掛かるのは実に困る。
2012-02-01 18:33:52戦力の逐次投入は禁忌だがそれ以上に暫時回収はもっと不味い。しかもそれに加えて制限が追加され撤退・退却が一定期間不可能なんてのは以ての外。ただこの条件化でしか作戦が継続できないのならそれでやるしかない。如何に戦力の損耗を最小限に抑えるかという回避戦略と一部進攻による資源の確保戦術。
2012-02-01 18:47:02要するに自軍の体制の建て直しを計るのが当面の最大目標になる訳だがやはり逃げつつも攻めるというのは高度なオペレーション。その次が守りつつも攻めるで攻めるだけ攻めるは非常に楽だが同時に最も面白くない戦いではある。やはり体制建て直しは多少のダメージが出ても一気にやるのがその要諦だろう。
2012-02-01 18:55:59もっとも俺はに一挙に全てを素早く片付けてしまうよりもノンベンダラリとやる方が性に合っているから案外と今回の条件下での撤退と退却、体制の建て直しには向いているのかもしれんな。彼のキスカ島での木村昌福とはいかないまでもせめてのんびりと釣りを楽しみつつ好機を窺うぐらいはやらせて貰おう。
2012-02-01 19:04:32