「窒息しそうな腐女子」を読んで、性的欲望を表現する事について

ひえま @hiebyou

「流通される『やさしさ』」窒息しそうな腐女子達 - Hopeless Homeless http://t.co/tC5kbU5 この記事をうけて。

ひえま @hiebyou

そうか…いわゆる「腐女子コミュニティ」に属する人の中では本当に性的欲求をキャラに託してる人って少数派なのかな…　というか、腐女子コミュの中では自分の「sex」を表に出すのは冷笑の対象だから　逆に過激な言葉をさらけ出すことで「ネタですよ」の身ぶりを大きくしているのか。

ひえま @hiebyou

ネタですよ、ではなく、その欲求を突き詰めた人は「sex」が「gender」を覆い隠す「男性向け」の世界へ行くことが多い。エロマンガがエロ特化の方向へ進化してきたから当然のこと。

ひえま @hiebyou

えっ　つまり今まで私が呟いてきた「靴の中敷き食べたい」とか「脇舐めたい耳舐めたい臍舐め啜りたい」とかって…　いや、多分前も言ったけど、確かに「ネタとして面白かろう」と思って呟いてる部分もあるよ。でも多分感覚的には「実感を元にしたネタ」のつもり。例えばTENGA公式の呟きに似てる。

ひえま @hiebyou

※TENGA垢の人はもちろんお仕事で公式に広報活動をされているわけですが、そこにはおそらく「狙う」意志もある（または、読み手がそう受け取る）　わけで。例えば「プライベードオナニー/仕事オナニー」という言葉。これが「実感（社員のオナニー）ベースのネタ」。

ひえま @hiebyou

逆に「ネタ」抜きの「欲望の吐露」に当たるものは、例えば、ナンネットの書き込みかな。あそこにいる「何度コメ欄を荒らされても同じパターンで書き込み続ける人」は、ネタとして楽しんでもらうことを目的とはしていない。ツイッターでそれをやると、初動こそあれ、時期を過ぎればリムられるだろう。

ひえま @hiebyou

※ナンネット、ググれば分かる性的妄想投稿のいわゆる「体験談」系掲示板群。出会い目的の書き込みや「妄想」を建前にした実体験（と思われるモノ）もあるが、何度も同じ妄想を書きこんだり、特定の人物への性欲をぶちまけるだけの書き込み、ときには実名？を出していたりとか

ひえま @hiebyou

"ある"コミュニティの中では（ほかならぬ自分自身の性、「sex」をコミュニケーションに使うことをよしとしない文化では）「欲望の吐露」は嫌悪され、冷笑される。「ネタのつもりかもしれないけど流石に引く」「正直キモい」という感想はつまり「本気の欲望」を晒していないことを前提としている。

ひえま @hiebyou

男性が比較的欲望の吐露や「『実感ベースの』ネタ」に寛容なのは、男の射精、オナニーがほぼ生理現象として…排泄行為や月経のように受容されるからだろう。女にとってオナニーは選択科目だ…

ひえま @hiebyou

…少なくとも、「世間一般にはそういうものだ」と私はずっと思ってたし、今も本当に世間の女性もオナニーをするのかと疑っているふしすらある。そういうのを会話する機会がないわけね。だからこそ、女性誌や性玩具の通信販売で「オナニーをした事がある女性○％」なんてアンケートがあるわけだ。

ひえま @hiebyou

男性ではまずない。「排泄をしたことがある人」なんて意味のない質問だから。

ひえま @hiebyou

【結婚＝セックス＝妊娠＝出産】という枷をもつ「女」のコミュニティでは、【好き＝結婚】という（今では）一般的な価値観をもって、【好き＝性的な欲望】と直結しやすい…のも一因かなと思う。

ひえま @hiebyou

だから「●●ちゃん（キャラ）が好き」→「●●ちゃんとセックスしたい」→「欲望をさらけ出すわけにはいかない」→「この【好き】はネタだという身ぶりをしておけば大丈夫」→「●●たんぺろぺろちゅっちゅっ」　となる・・・

ひえま @hiebyou

あるいは、『こうしないと「性的欲望を持っている」と思われ、嫌悪されてしまう』と【恐れる。】

ひえま @hiebyou

だからRT元の人の言葉を借りれば、「twitter上で、「やさしく」て「誰も傷つけない」、つまらない定型文のガハハオヤジのロールプレイを繰り広げ、一番好きだったはずの萌えている対象を汚し貶め続ける」ツイートが飛び交うんじゃないかと思う。

ひえま @hiebyou

んで、翻って私の発言に戻る訳だけれども・・・だめだね、やはり書けない。わたしも「同調圧力」に屈してしまうようだ。ここであけっぴろげに普段私が何を考え、なにを"しているか"、書くのは簡単だけれども、それに伴う自分の感情の動きを考えるととても難しい。

ひえま @hiebyou

せめて今は、その「ネタっぽさ」を隠れ蓑にして、少しでも本当の願望、欲望、性的欲求、性嗜好、愛憎、官能、その他名付けようのないどろどろしたものを、TLに固有名詞「●●●」の発言として流せていることに喜ぼうと思う。