研究者を志望する人とそうでない人に求めるものはどうしても違ってきますね。僕のいた大学院は5年一貫のコースで中間評価論文を書くことになっていて、それが不出来だと研究者コースを諦めろという建前になっていたと思います。 @ttya70: @kankimura 修士で終わる場合は、
2010-05-28 06:13:36@ttya70 @kankimura もっともそれが十分に機能していたのかどうかよくわかりませんでしたが。まだ大学院生の定員を各大学があんなに増やす前のことでしたしね。
2010-05-28 06:15:16@ttya70 @kankimura もともと中間評価論文でしかなかったものを、学士のまま社会に出すのはということで、それに修士号をだすようになったと聴いていました。
2010-05-28 06:18:07僕や@kankimuraさんが大学に入った頃って、まだまだ大学が政府や民間組織と連携することに対する警戒心が強かったのに、今やそんな空気は雲散霧消してしまいましたね。
2010-05-28 06:34:20そういう意味で大学はもはや象牙の塔ではないのかも。象牙の塔以外のなにものになりえたかはよくわからないけれど。
2010-05-28 06:35:58もっとも世間様からはまだまだ「大学が何をやっているか見えない」とのお言葉をいただくことは多うございますが。
2010-05-28 06:36:36「社会そのもの」にわれわれがふれられることはあるのかな?我々が触れられるのは常に社会の一部でしかないと思うのだけれど。社会そのものに対する認識はいかにして可能か。QT @kankimura: しかし、それがどこまで行っても社会そのものではないこともまた事実。
2010-05-28 06:48:11我が師匠が先のようにおっしゃったのは,「将来(彼女を)養わなあかんと思うと責任感がつくから」との理由からでした。もっとも,「この世界,嫁が(稼いでくれる)女医とか教師が多い」とも。 RT @myamadakg 「カミサンに扶養されてた時期のある研究者は多い」 @txpolisci
2010-05-28 11:03:36勿論、そんなことはありません。言いたかったのは、二昔前(私の世代)なら韓国や中国への留学は貴重だったけど、今はありふれたものになってしまったので、その経験を誇るのは、どうかな、ということでした。RT @myamadakg: 「社会そのもの」にわれわれがふれられることはあるのかな?
2010-05-28 13:08:18なんかすごいタイトルの本が出てきた(アマゾンのページです)→ http://j.mp/cgWSIn 中身は知りません。念のため。
2010-05-29 11:15:49RT @enodon: 大学院部会 人社系ワーキンググループ(第5回) 議事録 http://bit.ly/9CwVeF 中間的な領域の仕事を増やすことは、長期的なキャリアで見ると矛盾を生み出し、アメリカでも問題になっている。特に、生物系ではそういう人たちが多くて困っていると聞いている #phdjp
2010-05-29 13:40:32@odg1967 いえいえ.昨日読んだ橘木俊詔『早稲田と慶応』に,教育に特化する教員の増加は自然みたいなことが書かれてあり,心にひっかかっているものですから.週○コマは教育だけしてろみたいな雰囲気になったらやだな,と.
2010-05-29 14:26:48@myamadakg 東北地方の某大学だったか(結構有名なところです)の学長は、確か「本校は教育のための大学なので、原則として研究は教育業務の空き時間でやるように」的なことを明言したはずです。あと、教育専門教員と研究専門教員(?)を区別すべきだという議論はあちこちで耳にします。
2010-05-29 14:36:11これについてはうちの職場でも少し議論がありました.ステイタスとして完全分離ではなく,教育,研究,行政に比重を置く時期を制度化して可視化するという発想でした. QT @odg1967:教育専門教員と研究専門教員(?)を区別すべきだという議論はあちこちで耳にします。
2010-05-29 14:39:32ぼくが嫌なのは、大学の教育の質を向上し、学生を鍛え上げるために、教員の授業そのものの密度を上げるという話ではなく、担当コマ数(つまりは開講科目数)を増やせばいいだろうみたいな発想が先行していることです。なんというか、開講科目数日本一とか目指して何になるんだと。
2010-05-29 14:40:15そりゃぜんぜんだめですね.QT @odg1967: ぼくが嫌なのは、大学の教育の質を向上し、学生を鍛え上げるために、教員の授業そのものの密度を上げるという話ではなく、担当コマ数(つまりは開講科目数)を増やせばいいだろうみたいな発想が先行していることです。
2010-05-29 14:42:38@odg1967 僕がミシガン大学でみた先生方は持ちコマは少ないけれど(だいたい学部1,院1),高密度にやってらしたと思います.もちろんTAもつきます.よその大学から来た先生の話を聞いた時もほぼ同様だったと記憶しています.自分の日本でのコマ数を言ったら呆れられました.
2010-05-29 14:45:32行政は行政で素人では回りきらなくなってきている部分があるようで,行政プロパー的な人間をどう調達するかが重要なテーマになってますね.
2010-05-29 14:47:26@myamadakg @odg1967 授業コマ数については、(しばしばMEXTとの関係で)「新しいこと」をやらざるを得なくなり→その分の授業が増え→しかしこれまでのものをなくすわけにもいかない・・・という流れもあると思います。
2010-05-29 14:59:20しかも、往々にして授業への思い入れは「これまでのもの」へのものが最も強かったりするので、新しい授業は一部の人を除いて「やらされている」感が強くなってしまう。
2010-05-29 15:00:08