アール・ブリュットを巡る トークシリーズ 視点7（ゲスト：高橋伸行氏）まとめ

アール・ブリュットを巡るトークシリーズ @artbrut_talk

その作家の場合はその記録を自分の作品にしてしまっているし、視覚障害の方の造形が面白いかどうか、など思うところもあるがアールブリュットの作品そのものでなく、その行為を捉えるようなアウトプットがあってもいいかも知れないしこれから増えていくかもしれない（保坂） #artbrut_t

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アートは癒しになるからそこで起きている現象をやんわりと包むからいいというだけでなく。例えば病院の中だから中間色があうよねとか言いたくないし、ホスピタルアートという言葉でくくれないような可能性を残していきたい。（高橋） #artbrut_t

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自分自身も絵を描いている。様々な問題を抱えた子ども達の施設で働いている。行為自体をアート捉えていいいのだろうなと改めて思った。僕は少しでもその子たちの抱えている重いものをアートを通じて何かいっこずつ降ろしていけないかと思っている。（観客） #artbrut_t

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例えばシュレッダーの時の子ども顔は本当に生き生きしていたが、ああいったことをするにあたって誰がどういう風にそのきっかけを選んでいっているのかを聞きたい。（観客） #artbrut_t

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施設側からも様々な素材の選択肢がある。子どもたちと関わる期間が3〜4年と結構長い。それでその都度、様々な提案をアート側からする時もあれば、職員さん側から提案してもらうこともある。（高橋） #artbrut_t

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多くはアート側の提案が多い。毎回毎回することが単発で切れているわけでなく、その積み重ねの中から次の提案が展開されていく。（高橋） #artbrut_t

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医療の現場にいるが、理科系の考え方だけでは、解決できない問題がある。そしてこのテーマ、医療福祉を地域に開くということは非常に大きなテーマ。医療の限界の中で、在宅での医療、そして対話を引き取ること。（観客） #artbrut_t

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療の限界の中で、在宅での医療、そして対話を引き取ること。僕の中のアートは、作品として感動を与えるものもあるかもしれないが、心、質の高い命をどう最期まで楽しむかということがアート。（観客） #artbrut_t

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10数年前から主に知的障害の方のアート活動を外から制作サポートをしてきた。ちょっと一段落して子どもが出来て幼稚園にいきだした。シュタイナー教育的なのびのびした場所。造形活動に対しての期待もあったが残念ながら違うかった。（観客） #artbrut_t

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塗り絵が置いてあって自由に塗って帰りなさいというようなことなんだろうが、先生がやっている見本通りに近いものになっていたり、微妙に完成度が高かったり。要は個性がでにくい。だから自分自身でそういう造形活動を外で用意をした。（観客） #artbrut_t

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でも外でやってしまっていることに少し疑問あって。できれば幼稚園と連携してこういったことをやった方がいいのかなど迷いがあるが高橋さんはどう思われるか？（観客） #artbrut_t

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受け入れる施設や病院などが完全に受け身の状態だとアート側との良好な関係は成り立たない。現場にいる人たちがどういった問題意識があるかということが重要。こちらから語りかけていきつつ、どう感じているかを読みよりつつ。まずはそれを幼稚園に確かめるべきでは。（高橋） #artbrut_t

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以上をもちまして終了いたします！次回は最終回2/18 美術コレクターから見たアールブリュット（ゲスト：美術コレクター 大阪教育大学名誉教授 田中恒子さん）http://t.co/VmTZrS8u　（司会） #artbrut_t