大井浩明・ピアノリサイタル2011 in 芦屋【第1回公演】
昨夜の大井浩明のピアノ演奏は3時間に及んだ。新作の初演もあり、楽譜を追いながら丁寧に演奏された。最後の《通俗歌曲と舞曲 第一集より》の途中で、あまりの熱演によりピアノの弦切れ、音がズレたことで、緊張も切れ、いっきにとてもリラックスした雰囲気に。楽しい3時間でした。
2011-06-19 08:35:48場内には未知の「山の作曲家」氏をはじめ、久保洋子門下の院生の若い作曲家もいて、先だっての大井浩明・柴田暦の「月に憑かれたピエロ」を絶賛されたベテランの龍野順義氏まで、あらゆる世代の「耳」があった。龍野さんが「おもしろかったよー」と。1934年生まれの言葉がうれしかった。
2011-06-19 05:50:56お目覚めなう。やはり体の芯が興奮冷めやらぬようで、昨夜の大井浩明リサイタルは沸点に達した祭典だったのだ。前半1時間30分、後半1時間10分。休憩を入れて3時間の「オペラ」のごとき長丁場。ガチの現代音楽に会場を満員にしたお客は退屈するどころか「おもしろさ」に魅入られるのみ。
2011-06-19 05:25:47芦屋の山村さんは現代のパトロン。現代音楽のコンサートで大勢お客を集めて成功している。委嘱初演も多い。知的で優雅で面倒見がよくて、人が集まってくるんだろうな。
2011-06-21 13:51:59ブーレーズのソナタ三曲。大井さんのピアノで聴いてきた。二番が古典的で綺麗。私の好みは三番。ペダル、どんな指示なのか。音響が形にみえる。だいたい、ブーレーズ三曲を並べて聴くなんてことが驚き。来月はシュトックハウゼンですと。
2011-06-20 15:35:28夏田《星々》は、確か初演は永野英樹氏(改訂版は私)、《壇ノ浦》はC.ティベルギアン、《ガムラフォニーII》は飯野明日香嬢。
2011-06-20 02:06:26知る限り夏田昌和には、《星々と生命の岸辺にて》(1992)と《壇ノ浦》(1997?)と《ガムラフォニーII》(2009)という3つのピアノ曲があるが、珍しく若書きより最近作の方が遥かに複雑で難しい。一人用の譜面を二人で連弾して再演しようとしたのも頷ける(昨年11月、キャンセル)。
2011-06-20 02:01:56クラスターをどのように口ずさんだのか知りたいです。「ギャ!」とか?RT @kiyoria: @XupoakuOu お疲れさまでした。昨日は「通俗的・・・」の第4曲目(たぶん?)を口ずさみながら帰途につきました。
2011-06-19 20:36:06有難うございます。大井君の演奏のお陰です。RT @ama2k46: @sushilab 昨晩芦屋で新曲を聴かせていただきました。とても素晴らしかったです!
2011-06-19 13:15:59夏田昌和氏はガムランを意識したわけだが、ガムラン的構造を意識したということで、私の場合は連弾の為の組曲「島」を書いたことがあるので、ガムランから何を彼が聴いたか、自分との違いを聴くのは面白かった。 私の「島」は、下記で聴けます。 http://t.co/6ownUNI
2011-06-19 08:48:53昨日の山路敦司さんの作品。もともとピアノでクラスターをやった、ヘンリー・カウエルが民俗音楽や自然の力を意識した作曲家であったことを思い出させた。山路さんは、現代音楽のコミュニティの外でもまれた作曲家であるから、「民俗音楽」資料ではなく、現代の巷の音楽のエネルギーを見ている。
2011-06-19 08:41:44小さなサロンをクラスターの洪水警報状態にした「通俗歌曲と~」を「はてなブックマーク」風に表現すると「『これはひどい』音楽」。でも憎めない曲(笑)。終演後観客の口元はみんな緩んでたから。
2011-06-19 08:41:25その点山路敦司「通俗歌曲と舞曲 第一集より」は、まさに大井くんのための曲。4曲目なんか普段使いのアンコールピースにしたらいいな、とすら思った。
2011-06-19 08:35:32田村文生「Ding Dong Ding きん こん かん」の、鐘をヒントにしたという音の重ね方のアイデアは面白かった。ただ一曲目の、あの響きの世界のままで最後まで行って欲しかったなあ。大井くんが弾く、ということで邪念が入ったか。
2011-06-19 08:30:37夏田昌和「Gamelaphony Ⅱ」は題名どおりガムランを想起させる箇所もあったけど、本場ガムランみたく快楽成分がもっと多いとよかったのだが。
2011-06-19 08:22:02構成といえばブーレーズの3曲を聞くの初めてなんだけど「第2番」が一番構成がしっかりしてる曲だと思った。4楽章で起承転結もあるし。その第2楽章を大井くんは端正に弾いていた。まるでベートーベンのソナタの緩徐楽章のように。
2011-06-19 08:14:39(承前)望月作品のハーモニクスの部分と強奏の対比が鮮やか。構成のしっかりした作品でわかりやすい。その明快さゆえに、彼女の作品は世界中で演奏されるのかなと思った。
2011-06-19 08:05:491968/69年生まれ(=大井くんと同世代)の4人の作品+ブーレーズのソナタ3曲という、結構盛り沢山のプログラム構成(休憩込みで丸々3時間)。一番最初の望月京「メビウス・リング」は食前酒程度にあっけなく終わるのかなと思ったらなかなか立派なピアノ作品でした。
2011-06-19 08:03:06ブーレーズ1番のなまめかしい音色が印象的だった。なんか弾き方変わったのかなと思うぐらい音が違っていたような。それにしてもあの第2ソナタをバッハ@チェンバロやベートーヴェン@フォルテピアノより弾きやすそうに弾くピアニストはほかにいないような。。。
2011-06-19 01:00:48同僚の山路敦司 @sushilab の新曲の初演が本日18時から山村サロン(芦屋)である。ノイズっぽい曲ということだけど、どんな曲なのか、タイトル《通俗歌曲と舞曲 第一集より》からはまったく想像がつかない。 http://t.co/nkm1Bra
2011-06-18 11:42:49