大井浩明・ピアノリサイタル2011 in 芦屋【第2回公演】
シュトックハウゼン《自然の持続時間》:初めの4曲目まではセリーと持続時間のコンセプトとをこれでもかと紹介する曲。約40分じっと耳をすまして音の減衰を聴き、次の動きを待ち続ける緊張感にとても疲れた。一日でいえば丑三つ時あたりなので、ぶっちゃけ寝てもいいのかと思った(汗 起きてたけど
2011-07-17 17:30:37シュトックハウゼン《自然の持続時間》:第5曲から第7曲は2005年の京都で書かれた曲。ここから曲に動きが出てくる。京都で書かれたせいか、なんとなく日本的な間合いや響きが聞こえるような。。。
2011-07-17 17:49:50シュトックハウゼン《自然の持続時間》:第8曲はもぞもぞと低音部が動くのから聞こえる。この部分は最後の第24曲で全曲回想時に第17曲との回想にうまくリンクするのです。第10曲では反対に高音部が補助楽器の鈴とともにキラキラと動くのと対比されているのだろうか。
2011-07-17 17:59:46シュトックハウゼン《自然の持続時間》:第9曲らへんはちょっと集中力が切れてきたころで、、、「Ora Terza(第3時間目)」っていつ言うのだろうかと油断していた終わりらへんに聞こえてきたのでちょっとビクッとしてしまった。
2011-07-17 21:31:27シュトックハウゼン《自然の持続時間》:第11曲はクラスターの出オチ。強烈で強固でかつ精錬された響きがだんだんと減衰していく。そのさまが見える感じだった。そのあとたぶんセリーの音をすばやくぱぱぱんと弾いておしまい。続く第12曲は演奏者の呼吸音とともに和音がたゆたう。
2011-07-17 21:36:01自分の師匠はリヒャルト・シュトラウスやブラームスの親しい知人だった、というスイス人音楽家複数が言いますには、リヒャルトもブラームスも、「もっとモーツァルトのように清明に弾かれるよう望んでいた」との事。きっとシュトックハウゼンも・・・ RT @kenhongou: これ、伴奏大変
2011-07-17 21:43:24シュトックハウゼン《自然の持続時間》:第12曲が終わって休憩になった時点で開始から約1時間40分経過。一般的な演奏会だったら全体の演奏時間に匹敵するような長さ。初めの4曲を聴いていたときはどうしようかと思っていたが、ここまで来るともう引き返せなくなってきた!
2011-07-17 21:43:35「すぽぽん」の終了とクラスターの終了が同期するように逆算して、すぽぽんを弾き出せ、と指定。 RT @polyobaqua: 《自然》第11曲はクラスターの出オチ。強烈で強固でかつ精錬された響きがだんだんと減衰していく。そのあとセリーの音をすばやくぱぱぱんと弾いておしまい。
2011-07-17 21:45:28シュトックハウゼン《自然の持続時間》:第11曲から第15曲までは一続きの大きなまとまりを形成しているように思ったり。 第15曲の「上昇」指向やグリッサンド、クラスターは第1曲の逆行セリーの高音部から低音部への下降や音の密度の薄さとの対比になっていてかつマイルストーン的な曲かな。
2011-07-17 21:58:3011から14はシンメトリー構造にもなってますよね。(24曲目の最後がここの引用で終わるのは極めて巧妙)全鍵盤を上昇する15曲は一気に全鍵盤を下降する17曲目との関連が強いです。1曲目は2曲目と全てにおいて対に RT @polyobaqua: シュトックハウゼン《自然の持続時間》
2011-07-18 00:19:58若干寝坊。起きてTLを見てびっくり。日本よかったな~そしてリアルタイムの興奮には耐えられなかったかも、と。そしてtogetterをのぞいたらシュトックハウゼンの音楽のリサイタルが日本であったと聞いてあーめっちゃいきたかった聞きたかったなーと。これから仕事。
2011-07-18 09:42:28反応遅くなりましたが、とても面白い演奏会でした。演奏前に演奏者本人が簡単な手がかりを話して下さったのがよかった。→ 7/16大井浩明ピアノリサイタル@芦屋・山村サロン <第2回公演>シュトックハウゼン:ピアノ独奏のための「自然の持続時間」http://t.co/wbGIe5g
2011-07-18 15:46:30シュトックハウゼン「自然の持続時間」の納涼我慢大会をクリア出来たので、いまやサティもケージも弾けてしまえるような気がしてきたzo.
2011-07-19 02:28:03シュトックハウゼン《自然の持続時間》:第16曲はあんまり覚えてない。。。弾き終わって、あたかもまた曲が続いているかのように第17曲が始まったという印象のほうが残っている。その17曲は高音部から一気に駆け下りてくる短い曲。こういうアイデアは必ずあると思ってた。
2011-07-19 02:31:11シュトックハウゼン《自然の持続時間》:第18曲はえ、え、えっ、シェーンベルク?みたいな感じで始まったのでちょっとビックリした。千鳥足で同じところぐるぐる回ってますという印象もあった。1曲目から遠くに来たものだ。。。しかし今思うとお茶目バージョンで書いた曲なのかも?
2011-07-19 02:36:31シュトックハウゼン《自然の持続時間》:第19曲は今まで聞いてきた曲の要素が短くひとまとまりになった感じの曲。最初の曲のように減衰するまでじっとしていたり、はたまた細かく音が動いたりと。早い時期に作曲されたみたいだが、構成上終わりのほうに置かれたのはネタばれ防止のため?←ヲイ
2011-07-19 02:43:28シュトックハウゼン《自然の持続時間》:第20曲はピンポンしてるみたいに音が行ったり来たり。同じ音に着地して、すぐに遠く離れた音に飛び出していく。第21曲は次のリンをつかう第22曲がwktk すぎて、これまたあんまり記憶に無いのだけど。。。(大汗
2011-07-19 02:53:31シュトックハウゼン《自然の持続時間》:第22曲は3+2音程のリンを補助楽器として使う曲。リンは同時には鳴らされない。各々の音程のリンがピアノと同期したり、もしくはうなりを生じさせたりと「持続時間」をいままでと違った視点から感じさせてくれる曲だった。響きの重なりもこれまた美しい。
2011-07-19 02:59:42リンは仏具なもんで、a 音程のやつが鳴らされたときにとうとう手を合わせてしまったのは秘密です。別に信仰心があるわけではないけれど、なんで思わずそんなことをしてしまったのかは、習慣的なものなのか、はたまた目の前の舞台には大仏様がいらっしゃったからなのか(汗
2011-07-19 03:15:26シュトックハウゼン《自然の持続時間》:第23曲はさすがにおしゃべりになったなぁという印象。第16曲から第23曲は前半のシンプルさに比べて音数も多いし、動きの幅も大きい。最後に来てこういう自由を手に入れましたよってなもんかな。
2011-07-19 03:23:33シュトックハウゼン《自然の持続時間》:第24曲は今までの曲すべてを回想して総括する曲。この曲だけ聴いても楽しめるだろうが、それはいきなりアニメの最終回だけを見ちゃうようなもの。頭から全部聴いた後だからこそ再び耳を傾け頭をひねりながら回想を楽しめる。
2011-07-19 03:34:42シュトックハウゼン《自然の持続時間》:第24曲の最後は奏者の呼吸音とともにピアノの音が消えていく。全部聴き終わったとき、なんというのかとても納得した気分になりました。名演で感動したというより、もっと静かに何かがストンと腹の底に収まるような感じだった。
2011-07-19 03:57:01シュトックハウゼン《自然の持続時間》:なんだろうなぁ。曲と演奏が分かちがたい感じなのかな。曲が如何なるものかを思い出すにはCDを聴いたり、スコアを読んだりすればいいのだろうけど、この演奏会で自分が聴いたものとはまったく別物が浮かび上がってきてしまうだろうという確信か。
2011-07-19 04:01:43ありがとうございます。初めて知りました。RT @takashi531 この件作曲者本人に聴いたところ、スケッチは来日前にできていたので「関係ない」との答え。 RT シュトックハウゼン《自然の持続時間》:第5曲から第7曲は2005年の京都で書かれた曲。なんとなく日本的?
2011-07-20 20:46:10