確定申告

玉井　史隆 @Fumitaka1977

賢い確定申告1 確定申告の時期が近づいてきましたね。「あれは自営業と金持ちの人がやるものでしょ？」と言ってやらない人は多いですが、意外に身近かなモノなんですよ。 僕は昨年確定申告をしたら、6万円が「還付金」として振り込まれました。ちょっとした臨時ボーナスですよね。

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賢い確定申告2 何が返ってきたのかというと、「医療費」です。 一年を通じて、家族で払った医療費(保険適用)が10万円を超えた場合は、お金が戻るんです。 例えば骨を折って12万円、風邪の通院で年間3万円、歯医者(保険適用)で年間3万円、合計18万円が去年の医療費だとします。

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賢い確定申告3 医療費控除の最低基準が10万円なので、去年の医療費が家族で合計して18万円になった場合、8万円が所得控除の対象となり、それに税率をかけた金額(2割〜3割くらい)が現金で戻ります。 18万のケースなら2万円くらいが戻る。

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賢い確定申告4 うちの場合は家族の入院があったのと、仕事中に風邪薬をもらったり歯医者に行ったりで、何だかんだで医療費が20万円になりました。 さらに薬局で買った薬代(胃薬、虫刺され薬など)や子供が夜中に熱出して救急に駆込んだ時のタクシー代なども合算したら30万円近くでした。

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賢い確定申告5 え？ 薬局の薬やタクシー代まで医療費控除に入れていいのかって？ いいんですよ！もちろん常識の範囲内※ですけどね。これが結構大きいんですよね。 ※レシート必須。申告時に提出するレシートの裏に「子ども救急：自宅→日大病院」「胃薬：600円」等書いとけば確実。

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賢い確定申告6 また、一度にたくさんの治療費がかかった場合などは「高額療養費制度」っていうのも使えます。 ひと月に保険適用で8万円以上かかった場合は、申請すればお金が戻ってきます。(2年前まで遡れる) これはタクシー代などは含まれないので、入院などが該当しますね。

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賢い確定申告7 確定申告に話を戻します。 今年は東日本大地震で、多くの方が被災しました。このために「少しでも助けになりたい」と寄付をした方もいると思います。 そんな方には「寄付金控除」があります。数千円規模の寄付では戻りませんが、数万円規模の寄付ならかなりの額が戻ります。

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賢い確定申告8 ふるさと納税も同じですね。これについては、ブログでも触れました。 寄付金控除は、税金の直接還付があるので、5万円の寄付で4万6000円が戻るなど、かなり帰ってきます。 「ふるさと納税」については、詳しくはブログで。 http://t.co/lrToqKwt

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賢い確定申告9 いろいろ良さげな確定申告。 でも「何だか面倒くさそう、レシートとかも捨てちゃったし。」と言ってやらない人も多いですよね。そういう人は、来年から始めてみましょう。 やる事は簡単、たった一つです。 「医療費レシート入れを作る」 これだけ！

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賢い確定申告10 ジップロックの袋か、銀行のATM横とかに置いてある大きめの封筒を用意します。そこにでっかく「医」と書いて、いつでも取り出せる所においておきます。 そして、薬局や病院に行くたびに、中に医療費関連のレシートを投げ込んで行く。 それだけです。

玉井　史隆 @Fumitaka1977

賢い確定申告11 タクシーや薬のレシートは、裏に「どの病院に行った」とか、「どの薬を買った」とか書いておきます。薬局で他のモノと薬を一緒に買った時は、薬の所だけ蛍光ペンで印をつけておきます(薬以外は対象外なので)。 とにかく関係するレシートを全部いれます。

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賢い確定申告12 そして、来年の今頃… レシートを合計して10万円を超えれば、あなたの勝ちです。 確定申告は、レシートさえ纏まっていれば1時間で出来ます。e-taxみたいな面倒な仕組みには目もくれず、WEB上で作って印刷して、レシートと一緒に税務署に郵送すればOKです。