冷戦時代の、真ん中に
話の発端。核攻撃の目的は?
冷戦時代、ソ連軍はどの程度、戦略核による都市攻撃を真剣に考えていたんだろう……真正面から縦深攻撃ドクトリンで西ドイツに殴りかかる場合、戦略核で焼き尽くされた都市は邪魔でしかない気が。だいたい、都市は交通の要衝だし。でも、ソ連だったら先に都市に撃っちゃっただろうなぁとも思えるし。
2012-02-11 18:19:04開戦直後に戦術核125発をぶちこんでライン川まで突破するのが既定の作戦計画だったと聞いております。 RT @uchidahiroki 冷戦時代、ソ連軍はどの程度、戦略核による都市攻撃を真剣に考えていたんだろう……
2012-02-11 18:23:43@tsukasafumio 戦術核なら、戦術レベルで使用されるべきで、ということは都市には使わないはずだったんですかね・・・。
2012-02-11 18:28:30人口稠密な現代ヨーロッパで、NATO軍のC3Iに打撃を与えるということは、交通の要衝や備蓄拠点ですから... RT @uchidahiroki 戦術核なら、戦術レベルで使用されるべきで、ということは都市には使わないはずだったんですかね・・・。
2012-02-11 18:35:14基本的に現代戦は対テロ戦争を除いて短期決戦だから、都市に核を放り込んでも一般市民の大量殺戮と経済の崩壊、戦意の喪失しか効果がないような……いや、それが大事なのか。しかしそんな戦争に利益はあるのか。あ、首都とかだと指揮機能のマヒが生じるから最優先目標になるかも。
2012-02-11 18:31:06といいつつ、大量の戦略核を保有して、やるぞやるぞといいつつ政治的利益を得るのが核戦略なのだから、実際に都市に戦略核を放り込むかどうかは「その場」しだいでいいのか。むぅ。
2012-02-11 18:32:50「パイ投げ」は誰が始めるか?
ソ連をして核戦争なんかできねぇと気づかせたのがチェルノブイリの惨事だったわけで、逆に言えばそれまでは、いったん始まったら使うのに躊躇は無かったかと。
2012-02-11 18:26:47@tsukasafumio 「いったん始まったら」ですが、通常兵器で有利なソ連側は、自分から先制核攻撃しかける誘惑には乏しかったんじゃないでしょうか
2012-02-11 18:28:42おっしゃる通りで、事前計画はともあれソ連側から開戦する意欲は乏しかったのが、冷戦が平和裏に終結した理由の一つと思います。 RT @seibihei 「いったん始まったら」ですが、通常兵器で有利なソ連側は、自分から先制核攻撃しかける誘惑には乏しかったんじゃないでしょうか
2012-02-11 18:39:08@tsukasafumio その一方で、自国が戦場になっているわけでもないアメリカが、ヨーロッパの戦場を飛び越えて、ソ連の都市にいきなり核攻撃をするのも躊躇したでしょうし。米ソともに「実はやりたくなかった」のかも
2012-02-11 18:41:24でしょうねえ。そして人民戦争論ふりかざして核戦争恐れるに足らずと主張する毛沢東が、クレムリンにとってどんな存在だっかかも想像されます。 RT @seibihei 米ソともに「実はやりたくなかった」のかも
2012-02-11 18:46:22ソ連視点で見ると、建国以来ずっと周囲を包囲された状態に怯えてて、獲得した同盟者も東欧除けばまともに意思疎通できないし。RT @seibihei 「何てめぇ後ろから撃ってやがんだ」みたいなw しかもころっとアメリカと手を組むしw
2012-02-11 18:55:44@tsukasafumio 爆撃機やロケットでハッタリ効かせて安全を確保しようとしたら、ビビったアメリカがそれ以上のモノ作り出すし。WW2で発揮されたアメリカの工業力の記憶もまだ新しいのに。
2012-02-11 18:58:47米軍撤退後のインドシナ情勢は、北京と自民党政府がポルポトを支援してベトナムと敵対し、ポルポトの後に担いだシアヌークはしょっちゅう平壌に滞在してた。ソ連崩壊後に生まれた世代には、何が何だか理解できないだろうな。
2012-02-11 19:01:49冷戦が熱戦にならなかったバランスとは
フルシチョフ時代までは計画経済にはそれなりに夢があった。その頃までは米ソともに自分の経済システムの優越を信じられたので、ヘゲモニーを固定化して分断を続けてれば、いずれ相手のシステムのほうが潰れると考えたのでしょう。
2012-02-11 18:49:33@tsukasafumio フルシチョフ時代までは明らかにソ連の共産主義は勢いはありますし、犠牲は多くても発展してましたからね
2012-02-11 18:58:31@seibihei 1960年ぐらいまでは、科学力と工業力がぎりぎりのとこでせめぎあっていたのではないかと。MIG-25みたいに優れたコンセプトと設計技術による傑作ができたように、基礎科学にそれなりのものがあったソ連がなんとか張り合えると期待できたのではないかと。
2012-02-11 19:10:35@tsukasafumio はい、それ以後は、ソ連側は「先端技術では勝てない、アメリカの技術と中国の人海にやられる」と戦々恐々。その一方で米側は「ソ連って謎の超技術持ってるかも?米本土はともかく、欧州の同盟国は通常戦力だけではヤバい」とこれも戦々恐々
2012-02-11 19:14:31イメージに過ぎないかもしれませんが、60年代くらいまでは「お互いの自信の均衡」、70年代後半くらいからは「お互いの自信喪失の均衡」みたいな感じが
2012-02-11 19:15:47納得です。そしてアフガンが「ソ連のベトナム」となった意味の大きさも。 RT @seibihei イメージに過ぎないかもしれませんが、60年代くらいまでは「お互いの自信の均衡」、70年代後半くらいからは「お互いの自信喪失の均衡」みたいな感じが
2012-02-11 19:17:32