【戦国なりきり】#鹿ともみじ

筒井順慶(@tutui_hujimasa)による、ちょっとしたおはなし。
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筒井順慶 @tutui_hujimasa

@busyo_nari 突然なんだが、一つ語ってもいいか、変な時間なので隔離はする 聴くか聴かないかはどちらでもいい。 #鹿ともみじ

2012-02-14 20:27:19
筒井順慶 @tutui_hujimasa

@busyo_nari花札に十月花札、鹿ともみじと云う札があって、鹿ともみじの一見綺麗な札なのだ、が綺麗ではない別の意味があるそうだ。これは興福寺、春日大社共に関係のある噺で、ちなみに、我ら一族は代々興福寺衆徒だ。#鹿ともみじ

2012-02-14 20:28:22
筒井順慶 @tutui_hujimasa

@busyo_nari 花札に十月花札、鹿ともみじと云う札があって、鹿ともみじの一見綺麗な札なのだ、が綺麗ではない別の意味があるそうだ。これは興福寺、春日大社共に関係のある噺で、ちなみに、我ら一族は代々興福寺衆徒だ。#鹿ともみじ 

2012-02-14 20:29:46
筒井順慶 @tutui_hujimasa

@busyo_nari ここからが本題、興福寺の菩提院大御堂のそばに寺子屋があった、その寺子屋に三作という子供居て、ある日、三作が習字をしていたとき #鹿ともみじ

2012-02-14 20:35:27
筒井順慶 @tutui_hujimasa

@busyo_nari 一頭鹿がやってきて、廊下に置いてあった書物をくわえていこうとしたのだ 三作は怒り、文鎮のようなもの投げつけたのだ、当たらなくても驚いて逃げ出すと思ったのだろうな。#鹿ともみじ

2012-02-14 20:36:39
筒井順慶 @tutui_hujimasa

@busyo_nari  しかし、それは当たり、討ちどころ悪く鹿は、死んでしまった、結果として三作は鹿を殺してしまったのだ。#鹿ともみじ

2012-02-14 20:38:05
筒井順慶 @tutui_hujimasa

@busyo_nari  幼い子供とはいえど、罰をのがれることはできず三作は、石子詰の刑に処せられることになった #鹿ともみじ 

2012-02-14 20:39:16
筒井順慶 @tutui_hujimasa

@busyo_nari三作は鹿と共に生き埋めにされ る事になった、三作の母は気が狂わんばかりに嘆き悲しむが、どうすることもできなかった。 #鹿ともみじ

2012-02-14 20:40:59
筒井順慶 @tutui_hujimasa

@busyo_nari その後、三作の母は、供養のため紅葉の木を植えた、それが今に伝わり、鹿と紅葉の取り合わせの所以だといわれいるそうだ、興福寺の近く寺小屋があった菩提院大御堂では、午前4時と午後六時に鳴る鐘を鳴らす、鐘の音は、あわせて十三。 #鹿ともみじ

2012-02-14 20:42:09
筒井順慶 @tutui_hujimasa

@busyo_nari いつしか誰かが、それは三作の年齢が十三にちなんでいると言った、そこから十三鐘といわれるようになったのだそうだ。これで噺は終わりだ、長々とお目汚し失礼した、見てくれたものはありがとう。 #鹿ともみじ

2012-02-14 20:44:54
筒井順慶 @tutui_hujimasa

@busyo_nari余談だが花札を見るたびに鳥肌が立つのは内緒だ(´v−`;),、´` ,、´` #鹿ともみじ

2012-02-14 20:45:51