資本主義だとかうんたらかんたら

MonoCarky @MonoCarky

あー、資本主義ってアレなんだな、「末代まで皆仲よくくよりよく暮らしていこう」じゃなくて「末代まで一族だけがよりよく暮らしていこう」なんだわ。車で遠出してでも売れれば売りに行く、なんてのは、資源的に考えればただの浪費だもん。将来の資源を食ってでも、自分たちだけは儲けよう、ってね。

MonoCarky @MonoCarky

たとえば農家で米を作ったとして、最低量の資源（ガソリンとか）で生産・輸送できるなら、それに越したことはない。でも今はどこの国も資源の消費量なんて知ったこっちゃねえ、売れて儲けられればいいじゃねえか精神なんだよな。刹那主義で、「今の自分たちさえよければ後は野となれ山となれ」なんだ。

MonoCarky @MonoCarky

物を生産するコストや輸送するコストは、力学的な”仕事”に対する”摩擦”と似てる。いくら摩擦が大きくても、結果的に仕事も大きければイイじゃんか、が今の資本主義。大きな幸福は大きな不幸をもたらす。作用には反作用。いつかこの摩擦のしっぺ返しが来るんだろうなあ、ってかもう来てるか。

MonoCarky @MonoCarky

増え続ける人口にも世界はなにも対策できず（せず）にいるし、大局的なもののみかたができない人間ばっかりが世界のトップにいるんじゃなかろうか。

MonoCarky @MonoCarky

たとえば鹿を狩猟で捕ることができたとしよう。日本からアメリカへ送れば、良質の肉として高値で売れる。でも輸送費はそれなりに高く、多大といえるほどの利益とはいえない。だが大量に狩猟して売れば、大金になりそうではある。

MonoCarky @MonoCarky

だったら大量に狩猟して摩擦が大きくても輸送して儲けよう、というのが今の資本主義。でも、待てよ…と。そうする重商主義的な考えをする人間ばかりじゃない。捕った鹿を、自分と家族たちだけで効率よく食べていく方法でもいいじゃないか。

MonoCarky @MonoCarky

むしろそうすれば、輸送するだけの費用はかからないし、その分の燃料を節約できる。この節約は個人の範囲ともとらえられるが、日本という国のもの、ひいては地球という世界的な節約とも考えられる。

MonoCarky @MonoCarky

だとすれば、摩擦が大きくても儲けようとする今の資本主義は、個人・国・世界という、どの観点から見ても節約を怠ってる。資源の枯渇はもうずっと叫ばれてることなのに。エコだなんていってる世のなかだけど、それって見えるとこだけやって自己満足に浸ってないか？

MonoCarky @MonoCarky

俺がとくに疑問に感じてるのが、投機と保険なんだよね。投機は投資にみせかけただけの守銭奴に見える、保険は不安という感情に寄生したパラサイトに見える。どっちも否定はしないけど。

MonoCarky @MonoCarky

投機で失敗しそうになると、なんだかんだとその不安に乗じた保険という金融商品が現れるのを見ると、「余分じゃね？」と感じる。木についたサナギみたいに、ちょんと乗っかってるだけで。

MonoCarky @MonoCarky

欧米・アジアを俺のザルみたいな目で見ても、市場を拡大しようと努力してるように見える。でもそれが国民の幸福になるといえるか？　「健康な乞食は病める国王よりも幸福である」ならば、「健康な貧困者は病める金持ちより幸福」ともいえるんじゃないだろうか。

MonoCarky @MonoCarky

ここはもう根本的に、ずっと叫ばれてることだろうけどさ。富＝幸福なのかっていう。もちろん俺は違うと思ってるが。