南三陸町ボランティア活動に参加して

taktcy @taktcy

では出発。

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3時頃、今日のボランティア活動を終えて、宿泊施設に戻ってゆっくりしている。確かに寒かった。寒かったが雪はほとんど積もっていない。お昼休憩中は結構吹雪いた。でも積もらず、午後は晴れた。作業はがれき拾い。疲れた。

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南三陸町は、テレビや記事で見るとおりの状況。住宅は基礎が残っているだけ。今日作業した場所は、野原のような場所。拾う物の中には、稀ではあるが保険証やら何かの検定の証明書などもあった。持ち主が特定できるものは返却されるようだが、写真のフィルムやCD、ビデオテープは処分する。

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最も、海水に浸かった挙げ句、泥まみれなので復元も不可能だろう。写真のフィルムはもう何がうつっているのかもわからない。ポケモンの下敷きや、おもちゃのかけら、カードゲームのカードなども出てきた。炊飯器や洗濯機も土の中に埋もれている。なるべくこれらを掘り起こす。

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私が作業していた200メートル先では、人骨のようなものが出てきたと、警察も来ていた。詳しい顛末は不明。

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コンビニはほとんどが仮設。その隣には、本来店があったであろう跡がのこっている。もちろん、地元の高校生たちも買いに来ていた。

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たまたまお世話になったボランティアに参加した人は、夏前から月に1回来ているという。八王子から、独りで車で来ていた。このような人がたくさんいることに驚いた。

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南三陸町防災センターに連れて行ってもらった。有名なので説明は省く。だいぶ片付いたのだろうが、見上げると複雑な心境にはなる。今一度、これに関する記事を読み返してもらいたい。 http://t.co/vZUWXOKq

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ボランティア活動に参加する人が激減していると、引率者が言っていた。というよりは、強く訴えていた。

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まだまだ復興には程遠いと感じた。まだとんでもないところに家や小さな船があったりする。電車も、高架ごと線路がなくなったままだ。そこらへんには高く積まれたがれきの山がある。重機でがれきをかたす作業を見たが、それでも根気のいる作業だと思った。

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ちなみに、作業中の撮影は禁止された。住民に配慮してのこと。これは事前に調べて知っていたが。また明日、余裕があれば書く。作業が終わったらそのまま仙台に向かい、東京に向かうので寝てるかも。

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ああ、そうだ。もういっこ写真を上げる。志津川中学校が高台にあり、そこにも連れて行ってもらった。そこから撮影した。画面中央に、道路が橋のようになっている部分がある。その左側が今日の作業場所。画面左上の海はとても静かだ。 http://t.co/uooRmCPD

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なぜボランティアに参加しようと思ったか。考えたが、いまだ答えはでていない。今思っているのは、参加しようと思ったのではなく、参加したくないと思わなかったのだ。今回は個人参加したくないととなっているが、会社から交通費と宿泊費が出ている。これで参加しないという選択肢はない。

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もしかしたら来年になってしまうかも知れんが、あたたかくなったらまたボランティア活動に参加したい。路地とねこかぶりをつかまえて。交代で運転すれば南三陸町まであっというまだろう。そうでもないか。でもね、本当に南三陸町は復興まで時間がかかるよ。せめて飲み食いだけでもお金を落としたいね。