為末さん【カルトから抜ける事】まとめ
- shigeo_0414
- 3968
- 0
- 1
- 1
南直哉さんが『カルトにはまった人は説得は不可能。もし救いたかったらひたすらに連絡を取り続ける事しか無い』と言っていた。全てを失って、その人が疲れきって、何かふとしたきっかけで止めたいと思った時に、そばに誰かがいる事が大事なんだと思う。
2012-02-21 00:08:34そもそも何かに依存しきってしまうという事は、よほど自分の中に空虚感があるのだと思う。虚しさに包まれていてそれを埋めてくれるものがそこにあった。理屈で納得しているようで、本当はぽっかり感を埋めてくれるから入る。だから理屈で説得するのは難しいんだと思う。
2012-02-21 00:12:29何かを信じている人は自分が妄信的になっているんじゃないかと思ってはいない。だから自分はカルトに入っていると思ってないし、むしろ世の中が真理に気付いていないと思っているんだと思う。思い込みは思い込んでいると気付いて、始めて思い込みとして意識される。
2012-02-21 00:14:38説得には限界がある。そもそもこちらが正しくてそちらが間違えているなんて理屈も無い。社会に害をなした時、法で罰する事はできるけど、それでもその人の心が変わる訳ではない。そしてそもそも相手にとってどちらが正しい事かなんて決めるような権限も此方に無い。だから勧善懲悪の説得は無理がある。
2012-02-21 00:16:50カルト側とこちらの違いは、たぶん本質的には無くて、あるとすればそれが何かを激しく傷つける方向に向かうとか、社会倫理を著しく傷つけるとかじゃないだろうか。だから、理屈で向き合った時に、向こうから見た風景とこちらかみた風景が、同じなんじゃないかと思う。君は気付いていないだけだ、と
2012-02-21 00:23:48自殺の説得についての本を読んでいると、いろんな理由はあれども、ひたすらな孤独感があると思った。なぜ死んではならないかと言われるより、僕には君が必要なんだと言われた方が響く時がある。そういう点で、カルトにはまる心理と自殺を思う心理は似ているのかもしれない。
2012-02-21 00:30:40【まとめ】幸せに見えていても、本質的な孤独っていうのはそれとは関係がなくて、ひたすらに自分につきまとう空虚感みたいなものなんだと思う。だからそれをわかってもらえたという思いは強烈な救いになる。うまく言えないけど、結局大事な事は包みこむようにその人と向き合うしかないんだと、僕は思う
2012-02-21 00:42:04