@tianlangxing的二次創作との付き合い方

とあるきっかけで語りモードにスイッチが入った@tianlangxingと周囲の愉快な仲間たちが繰り広げた、「二次創作」との付き合い方に関する会話の議事録。
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遊川恒星(ゆかわ こうせい) @kouseiy

@tianlangxing 絵で言うなら、タッチを細かく入れるけど、それを模倣→デフォルメした絵は描かない。音楽で言うなら編曲はするけどそれを元に同じような曲は書かないって感じかねえ

2010-06-01 23:30:06
天狼星 @tianlangxing

要するに「if」は嫌い。どんなに出来の良い二次創作であっても、所詮ifはifであってホンモノじゃないから、僕にとっては作品本編とは関わりのない別のもの、って思ってる。昨日の発言「別次元に追いやっている」はそんなニュアンス。

2010-06-01 23:28:08
天狼星 @tianlangxing

これについては妄想好きな人も同意してくれると思うけど、結局行き着くのはやっぱり自分のイメージと違うモノって嫌じゃん?ってところなんだけど。

2010-06-01 23:33:09
天狼星 @tianlangxing

健全な二次創作ストーリーも、男性向けエロ同人も、女性向けのBLも、そう言う「文化」としてマクロには認めるし興味深くはあるけど、本編ではあんな性格してるあのキャラが何故そんなことしてるっ?!っていう違和感がとてもヤだから、詳しく読む気にはならない。

2010-06-01 23:37:08
天狼星 @tianlangxing

極端な例では、知ってるマンガがアニメされたときに、アニメ見てグチグチ言ってたら↓と同じ現象が起きているんだと察してください(何)

2010-06-01 23:39:37
とりちほ @kulage3

@tianlangxing 中継ぎ1回投手の井上敏樹みたいなもんだな。

2010-06-01 23:41:27
そらっち @ryv21

妄想を思いっきり楽しんでる腐女子の立場からすれば、@tianlangxing の言ってることはとてもよく分かる。

2010-06-01 23:34:43
そらっち @ryv21

だからこそ、自分と同じイメージを作品に対して持っている人は、とても稀少で貴重で大事だ。二次創作でもそれは一緒。十人十色、百人百色の愛の形の中から、自分の持ってるものと同じ形を見つけることは至難の業なのです。

2010-06-01 23:40:54
むさ @musagoso

@tianlangxing こんにちはコミケ行き始めた頃のわし(何) しばらくすると「公式(本物)」の物語と「自分の好きな世界」の物語とを別物として楽しめるようになります。まあそれが重なるとそれはそれで楽しいんですが。

2010-06-01 23:35:55
むさ @musagoso

@tianlangxing その結果があのコミケに集まるサークルの群れでつ。どこかにいるかもしれない自分と同じ(は実は難しくて、よく似た)世界を共有する場がコミケなりの同人誌即売会と理解しとります。

2010-06-01 23:39:36
むさ @musagoso

考えながら書いてたらいろいろ言葉足らずなう。

2010-06-01 23:46:05
そらっち @ryv21

@musagoso 確かに「合同」は難しいね。「相似」とか「極似」を探して、そこで自分の中の形とすり合わせてる感じ。

2010-06-01 23:46:09
天狼星 @tianlangxing

あー、その言葉を借りて表すと、僕の場合は「自分の好きな世界の物語」=「公式に描かれている物語」ってなるんだろうか。多分そんな感じで間違ってない(何) QT @musagoso 「公式(本物)」の物語と「自分の好きな世界」の物語とを別物として楽しめるようになります。

2010-06-01 23:41:41
天狼星 @tianlangxing

というか「公式の物語」が「自分の好きな世界」であるときだけその作品に入れ込むのかな。でもそこから発展させようという考えは浮かばない・・・と書くとなんか自分が悪いみたいだが(何)

2010-06-01 23:44:29
天狼星 @tianlangxing

多分そう(何)アレンジはいらない。また悪い印象の言い方だけど「原作原理主義」ってな感じ? RT @kouseiy 絵で言うなら、タッチを細かく入れるけど、それを模倣→デフォルメした絵は描かない。音楽で言うなら編曲はするけどそれを元に同じような曲は書かないって感じかねえ

2010-06-01 23:47:44
そらっち @ryv21

@tianlangxing 「公式至上主義」(「原作至上主義」でも可)って言葉があるけど、ものすごく端的に言うならそんな感じだよね。それって悪いことじゃないよ。二次創作とか個人の妄想って、極端に言えば「嘘」だし。それを拒絶するのは当然の心理じゃない?

2010-06-01 23:49:38
天狼星 @tianlangxing

くそっ、頭ぐちゃぐちゃでまとまんねぇ・・・っ!!(←お約束ゼリフ)

2010-06-01 23:49:44
天狼星 @tianlangxing

まぁとにかく、10年以上のヲタク歴の中で確立してきた、これが僕の僕なりのアニメ・漫画との接し方なので、悪いとは微塵も思ってないし、否定されたくはないし、違う楽しみ方を無理に押しつけられたくもない、というのがとりあえずここまでのまとめですなう(何)

2010-06-01 23:53:41
とつ @to_tsu

@tianlangxing 興味深く読ませてもらいました。考えると奥が深そうです。私も同人誌ってそこまで興味ないんですよね。私も他人の妄想には違和感があるのかもしれません。

2010-06-01 23:52:29
遊川恒星(ゆかわ こうせい) @kouseiy

人類の社会と精神の歴史で言うと、もともとは人間は言葉を獲得した時代から神話と言う形で物語を持っていました。当時は人間の精神には大きな差は無かったので、同じ物語で多くの人が同じような感動を得ていました。この時点では個々人の間に受け取り方の違いはあまりありません。

2010-06-01 23:52:13
遊川恒星(ゆかわ こうせい) @kouseiy

ところが社会の発達につれ、階級の分化、職業の分化、世代の分化、地域の分化。色々な要因で人の心に差異というものが生じて来ます。近世近代になって文学と言うものが生じてきますが、これは、共同体の中で通じる物語では満足できないほどに頭の中の世界を発達させた人が生み出したものです。

2010-06-01 23:56:12
遊川恒星(ゆかわ こうせい) @kouseiy

昔はギリシャ神話やイソップ物語で満足できていた人類が、頭の中が発達してくるにつれ、「これ見たことある。」「似たような話ばっかりでつまらない。」「実際はもっとこんなもんだよ。」「こんなのが見たい。」という欲望が発達してくるわけですね。

2010-06-02 00:00:04
遊川恒星(ゆかわ こうせい) @kouseiy

さて、そういうことで人類は演劇、小説、映画、マンガ、などさまざまな形で自分の頭の中の物語を形にする方法を作り出してきたわけですが、ホンの2~30年前まで、その方法は非常に限られた、いわゆるクリエイターという人種がほぼ独占していたわけです。

2010-06-02 00:06:32
遊川恒星(ゆかわ こうせい) @kouseiy

ところが近年、いわゆる電子技術、IT技術の発展によって、創作と言うものに費やす労力、必要な情報が一気に個人の手に渡るようになってきた。それと軌を一にして、いわゆる同人市場、インディー市場というものが成立するようになってきた。

2010-06-02 00:10:46
遊川恒星(ゆかわ こうせい) @kouseiy

「創作の技術」と「市場」というものが揃った事で、この同人市場、インディー市場というものが一気に膨れ上がるわけですが、個人的に興味があるのは、この市場において、「創り手」と「買い手」が非常に重なり合っているわけですが、彼らは共に「私の見たいのはもっと別のものだ!」という強い欲望を

2010-06-02 00:14:50
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