しかも「あんな男は死ねばよかった!」と佳苗ファンの女が呟いたとか、傍聴席はブスファンクラブ状態、とかさ。なんか、あたしが見聞きしてるものと、全然違う。 こうやって、「事実」は「面白おかしく」創作されていくんだわねー。
2012-02-23 08:56:55週刊誌からコメント依頼。「頂いたコメントには、北原さんの名前は出さない方がいいんですよね?」と言われたので、「どういう意味ですか?」と聞くと、「週刊文春では匿名で話していらしたので」とのこと。だから、あれ、あたしじゃないからっ! あれは「私」をベースにした記者の想像上の人物です。
2012-02-23 15:20:15また別誌からも「週刊文春で読んだんですけど、法廷にブスの佳苗ファンが増えているとのことですが・・・その件でコメントを」との電話。私には、そういう事実は見えてません、と答えました。
2012-02-23 15:22:41法廷に来ている一般人のほとんどは男性です。1割くらいが女性です。私はその1割にはなるべく声をかけるようにしてて、「なぜ、佳苗に興味あるんですか?」「傍聴しててどう思いますか?」と聞いてます。多くは傍聴好きの方。一橋にも行きましたっ! 裁判好きっ! という人たち。
2012-02-23 15:25:28そして少しではあるが、「佳苗に会いたい」「会って、何かをわかりたい」という女性たちもいる。傍聴を続けていると、増えている、感じがする。でもそれは文春が書いているような「ブスで、男社会に憎しみをもった、佳苗万歳っ!」な女たちではない。そんなわかりやすい佳苗ファンはいない。
2012-02-23 15:26:45取材している実感としては、女たちの佳苗に対する感情は、二つにきっぱりわかれてる。強い憎しみを持つ人と、佳苗をおもしろがる人と。 容赦なく佳苗を、ブスババアデブ! と罵るような女も、傍聴には来ている。私は彼女たちがなぜ佳苗をそこまで憎むのか、については、あまり興味がない。
2012-02-23 15:32:14だからむしろ佳苗「おもしろがる」女たちの「おもしろがり」方を知りたい。その「おもしろがり」方は、文春のようなブスの喝采! というわかりやすさだけではない気がするのよね。
2012-02-23 15:39:16マスクつけたまま帽子かぶったまま雑誌名も名乗らず話聞かせてだなんて、おかしくないですか? とは言わずに、イヤです、と言ったら驚いて後ずさりしていた。 なんか、怖がらせて、ごめんなさい。
2012-02-24 09:11:28文春の記者見かけて詰め寄りたくなる気分抑えて、今日もこれから「出廷」。 文春記者に取材受けた女性たちに話し聞いてるけど(私もしつこい)「(創作激しく)びっくり」とのこと。
2012-02-24 09:38:08テレビや雑誌では、佳苗の服について大騒ぎしてる。コメント求められる時、「佳苗は女を売りにしてますね!」みたいな事には同意せずに、「同情を拒否してる」と言うようにしたりなど、用心はしてるけど。メディアの難しさを、感じつつ女の事件をきちんと書きたいと思うわ。
2012-02-21 13:02:10佳苗について週刊誌からコメント依頼の電話が、あまりに面白かったので。 「木嶋さまが、いま、裁判出ていらっしゃるじゃないですかぁ」
2012-02-19 13:56:01お祭り騒ぎの一端を、私も担っている。私は佳苗に関する取材は断らないって決めてるから。なぜかと言えば、マスコミの内側から、佳苗に向けられる欲望の空気を感じたいから。でもだからこそ、事実を他人の欲望に沿わせるように創作しないよう注意深くいたいのよ。 あー! やっぱ文春記者、頭くる!
2012-02-24 09:49:32