HEAT2009さんのつぶやきより。 『売国奴に告ぐ!』三橋貴明・中野剛志(著)より。

まだまだ、あきらめないぞ~! 三橋と中野の対談方式な著書より^^
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HEAT @HEAT2009

『売国奴に告ぐ!』三橋貴明・中野剛志(著)。買った⇒http://t.co/wcM2KJH5

2012-02-28 21:51:16
HEAT @HEAT2009

中野剛志「今回のTPP問題では、僕は思ったより善戦できたと思っています。結局、野田総理は2011年APECにおいてTPPの交渉参加を表明してしまいましたが、我々も国内の反TPP機運を高め、国民にその危険性を知らせることができた。郵政民営化の頃だったら、大敗北していたことでしょう」

2012-02-28 21:51:57
HEAT @HEAT2009

三橋貴明「TPPにしても、農産物以外にも海外の安い製品やサービスが日本国内に流れ込む、つまり供給能力が上がるわけですから、デフレを促進させる効果しかない。何しろ『TPPに入ると牛丼が値下がりしますよ』などと煽っている連中がいるわけですから、TPPで物価が下落することは間違いない」

2012-02-28 21:53:24
HEAT @HEAT2009

中野剛志「日本人は、竹中小泉改革的な『改革なくして成長なし』『痛みに耐えろ』式の構造改革か、旧社会党あるいは鳩山マニフェストのような、理論的積み上げもないまま『弱者への思いやりや優しさ』を主張する“馬鹿げたお花畑サヨク”の2種類しか知りません。これではどうにもならない」。

2012-02-28 21:57:17
HEAT @HEAT2009

続き。中野剛志「構造改革が失敗したらお花畑に行って、お花畑ではダメだとなったら、また構造改革に戻る。この2つの選択肢は、最悪の両極端です」。売国奴に告ぐ!28ページ。

2012-02-28 21:57:33
HEAT @HEAT2009

中野剛志「日本の政党で怖いと思うのが『みんなの党』です。みんなの党は、どれだけ議論が矛盾していようが、大衆受けするポピュリズム的なことを必ず言うのです。TPP賛成、デフレ脱却、日銀法改正、あるいは官僚解体、電力自由化。本当は相反するはずの政策を、ずらりと並べて見せる」。

2012-02-28 21:59:06
HEAT @HEAT2009

中野剛志「この前講演で『みんな間違い党』と言ったら、すごく受けました」。

2012-02-28 22:00:09
HEAT @HEAT2009

中野剛志「要は、こういうこと。構造改革が叫ばれた頃からずっと言われている言葉に、『閉塞感がある』というものがあります。その閉塞感を打破するためには、思い切った政策が必要だというのが構造改革論者やグローバル化推進論者の言い分なのです」。

2012-02-28 22:02:09
HEAT @HEAT2009

中野剛志「TPP賛成論者が『農業をTPPで全部自由化して農業改革するんだ』と言っても、彼らが責任を取るわけではありません。とにかく自由化して勝ち負けが決まったら、どういう結果であれ、それが最善だと言い張る連中ですから、農業改革といっても、要は単に放置するだけで、何もしないのです」

2012-02-28 22:04:39
HEAT @HEAT2009

続き。中野剛志「これに対してTPP反対論者、つまり『農業を守れ』と言っている人たちは、日本の農業を立て直すことがいかに大変かがかわっています。具体的な策を説明するだけでも骨が折れますし、実行するとなると何十年もかかるでしょうね。だからTPP反対論者は忍耐力がありますよ」。

2012-02-28 22:04:57
HEAT @HEAT2009

続き。中野剛志「その忍耐力がない人間たちが『農業なんて自由化してしまえ』と言ってるだけなのです。TPP反対論者に対して、賛成論者は口癖のように『では日本の農業はこのままでいいのか。対案を出せ』と言ってきます」。

2012-02-28 22:05:21
HEAT @HEAT2009

続き。中野剛志「対案はあります。しかしその対案は、TPP賛成論者の忍耐を超える時間をかけないと説明できないほど複雑なものです。だから対案が出てきたとしても、TPP賛成論者たちは『わかりにくい!』『それじゃあ、遅すぎる!』『対案にならない!』と耳をふさいでしまう」。

2012-02-28 22:07:26
HEAT @HEAT2009

続き。中野剛志「彼らは、自由化すれば簡単に大規模で効率的で競争力のある農業がすぐにできると思っているんでしょう。だからTPP賛成論者は、いつまでたってもTPP反対論者と真剣に議論し、考えることができない」。売国奴に告ぐ!32ページ。

2012-02-28 22:10:15
HEAT @HEAT2009

いったん、ここまで。続きは後で。

2012-02-28 22:11:24
HEAT @HEAT2009

三橋と中野の対談方式になっていて、読みやすいです。『売国奴に告ぐ!』 RT @nyantomah: ん~相変わらずぢゃのぉ…ワシも明日買って来ようクポ(*^^) @HEAT2009

2012-02-28 22:13:03
にゃんとま~ @nyantomah

対談でなくても中野剛志は読みやすいクポ。才能あるクポ(*^^)クポッ RT @HEAT2009: 三橋と中野の対談方式になっていて、読みやすいです。『売国奴に告ぐ!』 RT nyantomah: ん~相変わらずぢゃのぉ…ワシも明日買って来ようクポ(*^^) HEAT2009

2012-02-28 22:16:11
miyuki @miyu_0921

@HEAT2009 これは、橋下氏率いる維新の会のマニフェストにも感じます。 RT 本当は相反するはずの政策を、ずらりと並べて見せる」。

2012-02-28 22:26:18
HEAT @HEAT2009

反TPP本の第一陣的な『TPPが日本を壊す』の著者(廣宮孝信)も、本の中で橋下で批判的です。TPPと大阪都構想は一卵性双生児、だと。RT @miyu_0921: これは、橋下氏率いる維新の会のマニフェストにも感じます。RT 本当は相反するはずの政策を、ずらりと並べて見せる」。

2012-02-29 00:40:12
HEAT @HEAT2009

中野剛志「『グローバル化や構造改革などするとアメリカみたいにおかしくなる』と私が言うと、『いや日本は平等すぎるんだよ』とか『いや、内向きすぎるからもっとグローバル化しないといけないんだよ』とか『構造改革が足りないからダメなんだよ』とか言うバカが、山ほどいる」。売国奴に告ぐ!より。

2012-02-29 00:41:58
HEAT @HEAT2009

中野剛志「2001年に日本政府が民間有識者の意見を政策作成に反映させることを目的に経済財政諮問会議が作られますが、企業側の思惑とこの会議の目的が、ピタッと一致しました」。

2012-02-29 00:45:34
HEAT @HEAT2009

続き。中野剛志「経済財政諮問会議というのは言い換えると、民主的な手続きを“すっ飛ばして”、直接、財界の意向を政府に伝えて制度をいじくるためのトランスミッションベルトです。こうして日本は『大企業からのロビイングで動く政治家』をつくるところまで、アメリカを真似てしまったのです」。

2012-02-29 00:45:51
HEAT @HEAT2009

中野剛志「『売国奴』というのは、確かに古めかしい言葉ではある。しかし、いつの時代にも、売国奴というのは存在するのである。ただ、昔と違うのは、国の売り先だけなのだ。かつて、売国奴は、自分の国を外国に売った。では、平成の売国奴たちは、日本をどこに売ろうとしているのか」。

2012-02-29 00:47:28
HEAT @HEAT2009

続き。中野剛志「アメリカか?中国か?違う。彼らの売り先は、アメリカとか中国とかいった『国家』ではない。グローバル化した資本なのだ。つまり、グローバル資本がしこたま儲けられるように、日本を『構造改革』する」。

2012-02-29 00:47:53
HEAT @HEAT2009

続き。中野剛志「国を安値で売り飛ばすには、デフレのほうが都合がいい。これが、現代の売国奴たちの手口なのである。実は、日本だけではない。アメリカという国家もまた、売国奴たちに乗っ取られ、グローバル資本に切り売りされてきた」。

2012-02-29 00:48:30
HEAT @HEAT2009

続き。中野剛志「あの『ウォール街を占拠せよ』という運動は、売国奴に対する抗議に他ならない。お隣の韓国でも売国は行われている。米韓FTAが締結されたとき、日本では『主権国家同士が合意したのだから、韓国が一方的に損をするはずがない』などと言う者が後を絶たなかった」。

2012-02-29 00:48:54