続き。中野剛志「だが、違うのだ。米韓FTAは、アメリカと韓国という主権国家の間で合意されたのではない。その国家を乗っ取った売国奴たちの間で合意されたのだ。そして、韓国の売り先もまたグローバル資本である」。
2012-02-29 00:49:12続き。中野剛志「TPPも同じ構図である。(中略)結局のところ、TPPで得をするのはアメリカという国家ではない。ワシントンを動かしているグローバル資本なのだ。グローバル化した時代には売国など流行らないというのは、根本的な間違いである」。
2012-02-29 00:49:52続き。中野剛志「むしろ、世界中で、グローバル資本に国を売り飛ばす大バーゲンセールが繰り広げられている。もっとはっきり言えば、グローバル化とは、国を売り買いすることなのだ。世界はまさに、売国奴の全盛時代を迎えているのである」。
2012-02-29 00:50:10続き。中野剛志「それでも『売国奴』と罵るのは、不適切だとおっしゃられるか?では、お伺いする。テレビで『日本は外圧がないと変わらないから、TPPを梃子にして改革をするしかない』などとほざいた評論家や元官僚、あるいは現役の国会議員を見て、何も感じないのか」。
2012-02-29 00:50:33続き。中野剛志「日本人を侮辱する発言だと思わないのか。こんな台詞を人前で平然と吐ける奴らは、売国奴でなければ何と呼べばいいのか。だから、何の躊躇もなく宣言させてもらう。『売国奴に告ぐ!神妙にお縄を頂戴しろぃ!』」。売国奴に告ぐ!251ページ。
2012-02-29 00:50:46中野剛志「いまの役所内では『TPPをやる』『緊縮財政をやる』ということが人事評価の軸になっていて、そこに絡まない限り官僚は出世できない」売国奴に告ぐ!130ページ。中野剛志「官僚がなにより気にしているのは人事です。出世できなくなったら、官僚は終わりです」同書108ページ。
2012-02-29 07:09:38中野剛志「アメリカモデルを目指した構造改革論者たちが破壊しようとしてきた日本型の資本主義が、これから世界が目指すべきモデルなんじゃないか。日本型の資本主義とは、株主ではなく従業員を大事にし、短期的な投機ではなく長期的な投資を重視し、金融ではなく産業を大切にするシステムです」。
2012-02-29 21:14:21@HEAT2009 ステークホルダー主義か株主至上主義かという議論に倒置できますが、日本の「管総体」にも問題が大ありです。日本型資本主義は、海外へ出た日本人から伝播して、海外の一部諸国で先行して開花するかも知れません。
2012-02-29 22:07:27