ツイ旅行記

1月の福岡旅行に際してメモ代わりに記した旅行記です。内容ぶつ切り注意。
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杏寺 素朴 @Angela_Soboku

どうも! 今回はせっかくの旅行なので、時間見つけて気ままに思い付いた旅行記でも呟いていこうと思います。…酔いそうだけど。 #ツイ旅行記

2012-01-14 08:09:10
杏寺 素朴 @Angela_Soboku

#ツイ旅行記 日本は首都東京を頂点とした大きな山だ。故に我々辺境の民が彼の地のある方角へと足を向けようものならば、「お登りさん」の愛称で以て迎えられる。それが九州南端の片田舎から同圏内北部の大都市への移動であっても、それは変わりない。以下は我々「お登りさん一家」の道中記である。

2012-01-14 12:37:19
杏寺 素朴 @Angela_Soboku

#ツイ旅行記 県境の長いトンネルを抜けたところで、一向に雪国は見えてこなかった。散々「福岡は寒い」と脅してきた友人に対する遺恨を抱えつつ、しかしまぁこの程度で良かったと安心もする。ただでさえ長いトンネルが連続するこの高速道路、重ねて雪など降られては無事にたどり着く自信はない。

2012-01-14 14:32:43
杏寺 素朴 @Angela_Soboku

#ツイ旅行記 昼。駅で件の友人と落ち合った私と妹は、彼女の案内のもと福岡の街を歩いた。街は人通りも多く騒がしい。しかも見る人見る人が皆、目元や足元を強調した刺激的な格好をしているものだから、ついつい田舎者根性で視線が向かう。華やかだねぇ、と呟けば、友は「濃いけど薄い」と返事した。

2012-01-15 00:11:17
杏寺 素朴 @Angela_Soboku

#ツイ旅行記 夜。暗い夜の帳を被った街はそれでも街灯で煌々と照らされて明るく、また昼とは違った騒がしさを持つ。街を彩る老若男女釜鍋黄白黒。まさに人種の坩堝とでも表現すべき混沌! 地元の繁華街の三倍の密度で五倍は広いこの街のど真ん中、家を出て一日も経たずして郷愁の念に襲われた。

2012-01-15 00:21:58
杏寺 素朴 @Angela_Soboku

#ツイ旅行記 おお、神よ! ニーチェ的無神論を信条とする私も思わず天を仰ぐ。…確かに私は浮かれていた。「お登りさん」だという身分も忘れ舞い上がっていたのだ! でも、だからといって…「腹を下す」なんて罰を下さなくっても! …先程から、脳裏には走馬灯のように「心当たり」が走っている。

2012-01-15 00:31:10
杏寺 素朴 @Angela_Soboku

#ツイ旅行記 出達の朝は早い。早朝、まだ日も登らぬうちから朝風呂へ向かう妹の支度準備に起こされた私は、朝食までの何時間かを二度寝に費やすわけにもいかず、ぼんやりした葛藤を抱えて過ごした。確かに故郷の地は恋しいが、しかし去るとなればこの地に沸いたささやかな愛着も首をもたげるのだ。

2012-01-15 10:29:39