バルサーレバークーゼン戦の、局面を打開したシャビの判断力
- Inter_kentaro
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http://t.co/3CXY4qiR まず、最終ラインから、バルサ独特のCBが鬼開きでのビルドアップのシーン。Vバルデスから、大きく開いたピケにボールが出される
2012-03-10 01:43:42http://t.co/jirMqrBf この時、ピケの判断が遅く、相手に寄せられて非常に危険なシーンを招いてしまう。こういう最終ラインでの繋ぎの際は、ビルドアップの判断の質、特に早さってのは、非常に正確なものが要求されるよね
2012-03-10 01:45:55http://t.co/sJ2tsX0H ここでレバークーゼンの選手は一気に追い込みを掛け、かなり高い位置でボールの奪取に成功する。一気に細かく繋ぎ、フィニッシュまで行きたいところ。この場合、→で示したルートの判断をすれば、非常に可能性は高い選択となった
2012-03-10 01:48:20http://t.co/fXAUcpFT ところが、レバークーゼンの選手の判断が悪く、狭いコースに追いやられ、パスコースも突破のコースもなくなる選択肢を選んでしまう。千載一遇のチャンスだったため、確実に繋ぎ、フィニッシュまで行きたかったシーン
2012-03-10 01:55:20http://t.co/frjRaoi8 さて、こっからは、シャビの判断力を褒めるシーン。ボールを奪い返したアウベスだが、高い位置でゾーンを敷くことにレバークーゼンは成功しており、ここで奪い返せばまたチャンスのシーン。シャビが奥に、パスコースを空けて立っている
2012-03-10 01:58:19http://t.co/GtUquaRy アウベスから速いパスがシャビに。ただ、ここでもレバークーゼンの選手はシャビの包囲に成功しており、ディレイだけはさせたいシーン。シャビのコースもここでは限定されている
2012-03-10 02:01:21http://t.co/g894OYGm ここでシャビが取った「選択」は、右足のアウトサイドでボールを止めて、右にいるペドロに出そうと身体を動かす。レバークーゼンも、ここでボールを奪えればチャンスなので、当然そのコースに奪いにくる
2012-03-10 02:04:54http://t.co/g894OYGm つまり、このシーンにおいては、シャビはカウンターのスピードを一度止めてしまい、相手に「囲まれるような判断」を取ってしまったと言えるシーン。レバークーゼンはとにかくディレイ、あるいはできればボールを奪取したい
2012-03-10 02:06:25http://t.co/vpj7nJwa しかし、ここでシャビの「本当に取りたかった狙い」というのは、青い→で示したように、「相手DFを動かして、メッシへのパスコースを空けるための予備動作」だったということが、この直後に分かるわけだ
2012-03-10 02:08:20http://t.co/qUExPbPa 結果的にシャビは、その前のトラップ、進む方向によって「相手DFを動かして」元々狭かったメッシへのパスコースを空けたという状況を導き出すことに成功するわけだ
2012-03-10 02:11:41http://t.co/qUExPbPa 加えて、ダニアウベスからボールを引き出す動き、その後の右のスペースへの右足アウトサイドでのトラップの意味、ペドロを囮に使ったことによるパスコースの確保、これによって、「元々の狙いは左サイドに広大に拡がるスペースだった」
2012-03-10 02:12:55ここからバルサは、左サイドを駆け上がって、非常に惜しいカウンターに移行するのだが、このシャビの状況判断力、スペース察知力、時間の使い方、相手の動かし方、味方を使って最終的にどこのスペースを使いたいか?などが集約された、典型的なシーンだったように思う。恐るべし
2012-03-10 02:14:16このシーンの場合、着目したいのが「シャビは高度なプレーは一切行っていない」ということだ。状況の「難易度」は非常に高いけれど、「やってるプレー自体」は、アウトで止めて、右に少しズラして、インサイドでパス出すってだけのこと
2012-03-10 02:20:34あとは、フェイクの動きだよね、トラップや視線含め、「ペドロに出しちゃいますよ〜」という動きが、相手を「動かす」ことになり、結果、メッシへの「狭き門が空いた」って状況になってるからね。イニエスタとかも、本当にこういうフェイクのプレーが肝になってることが多い
2012-03-10 02:24:01