『ソーシャル時代における働き方とライフデザイン』セミナーでの平野友康氏の語録

minako kambara @minako

#onbiz 平野「 いまソーシャルメディアと呼ばれているもので、僕がやってきたビジネスの成功／失敗の話などをしていきます。会社の社長をしているといっても、この数年は、ソーシャルメディア上の活動がほとんどです」

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#onbiz 平野「 これって、中継していないんですよね」と言われても（苦笑）。Twitter中継を #onbiz でしていますから！

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#onbiz 平野「人生の半分は仕事の時間。仕事のことを語るときに、人生の半分を仕事に奪われていると考えるのはどうなんだろうか。311以降、生きるということに関係ないことを話しても仕方ないと思うようになった」

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#onbiz 平野「 ソーシャルメディアは深夜ラジオ的深夜ラジオは“おれ”と“おまえ”。“みんな”じゃない。」

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#onbiz 平野「 坂本龍一さんはNYに住んでいて、ニュースで知る人から、いまは何を毎日食べているか知っている、クラスメートというような距離感。これが寄り添っている感じ」

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#onbiz 平野「 坂本龍一さんの中継をしているときに、糸井重里さんがいきなり声をかけてくれた。それが対談につながったときに、どうして僕に声をかけたのですかと聞いたら、糸井さんが一言“なんか、目が合ったんだよね”」

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#onbiz 平野「 資本主義やバーチャル経済に限界がきていると言われている。重要なことは、これらがほとんどの人にとって幸せになるプラットフォームではなくなっていること」

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#onbiz 平野「 新しい生き方、新しい働き方、新しいビジネスのモデルを作らなくちゃいけない。今の場所から脱出しなければいけない。それを“ラブ度”と言っている」

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#onbiz 平野「 マーケットの規模より、“ラブ度”が大事」

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#onbiz 平野「 最長でもツークリックでコンテンツにアクセスできるのがテレビ。でも、テレビはラブ度が低い。途中でCMが入ったり、多くの人を見せるためにコンテンツを作り、多くの人が見ているからCMがはいる。大勢が見ているから、それでいい。ラブ度は0.00数％なんです」

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#onbiz 平野「 NHKのニュースよりも、僕にとっては影響力のあるニュースサイトがある。もうパイの大きさでは計れなくなっている」

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#onbiz 平野「 サカモトソーシャルプロジェクトは、慶応大学の古川教授が一昨年の10月の終わりに北米ツアーを観にいくという内容をTwitterでみて“手伝いたいな”と思ったのがスタートです」

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#onbiz 平野「 とにかくやっちゃえ！で急に坂本龍一さんのインターネット中継をすることが決まった。いまや当たり前になったUst中継ですが、2010年当時にメジャーなアーチストが中継をするなんてことはほとんどなかったんです」

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#onbiz 平野「 坂本龍一さんの北米ツアーの押しかけ中継。全4公演で20万人の方が見てくれた」

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#onbiz 平野「 昨年の韓国での坂本龍一さんのコンサートの中継では、 “みんなで思い出を作る”をコンセプトにした。世界中どこでも中継していいですよ、とパブリックビューイングもやりましょうとみんなに声をかけた」

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#onbiz 平野「音楽で儲けるのはほんとうに難しい。100万枚売れる時代じゃなくなった。でも新しい可能性を見つけなければいけない。そこで課金ポイントをずらすことを考えた」

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#onbiz 平野「 あの時1500円でインターネット中継をしたら、おそらく300人くらいしか見なかったのではないか。ライブをみんなで盛り上げよう、フィルムコンサートも主催していい。そういうことで愛着がわく。そこで苦労したり、大変だったりすると、それが“思い出”になる」

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#onbiz 平野「音楽を買っているのではなくて、思い出を買っている。そこに価値がある」

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#onbiz 平野「 インターネット上に学校を作ろうということでスタートした“ウェブコンポーザー学校”。物置の中で、毎週水曜日夜9時から“みなさん、こんばんは！”とUstreamやTwitteを使いながら話をしていた」

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#onbiz 平野「始めた理由は自社ソフトのプロモーションが目的だった。ジャパネットとショップチャンネルが好きだったので（笑）」

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#onbiz 平野「 共通体験としての学校。それを作りたいという“夢”を語る。それの設立準備室ということで、物置のなかで喋った。こんな物置からの中継を1万人くらいの人がみてくれるようになって、それが“わらしべ長者”的に、ほんとうに学校でやるようになった」

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#onbiz 平野「 ウェブコンポーザー学校と同じことを10年前にやろうとしたら、月1億円かかった。それが普通のウェブカメラできるようになったということは、大きな会社には意味がないことかもしれない」

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#onbiz 平野「規模じゃない。自分、自分の会社、自分たちの仲間の人生が変わってしまうということができてしまうくらいソーシャルメディアはすごいんです」

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#onbiz 平野「 “ソーシャルメディアの夜明け”という本のタイトルについて、いろんな方やプロの編集者に“売れませんよ”とダメ出しされた。本の色も、黄色の方が目立つといわれたり、アンケートでも黄色が多かったが、“夜明け”は青だと僕は思った（笑）」

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#onbiz 平野「自分の本が入稿する1週間前に、なにか足りないと感じた。電子書籍の実験も兼ねている！と拳をあげたところ、実験として買ってくれる方がでた」