御池山クレーターは、本当にインパクトクレーターなのか?
8月末の講座いってみたいなあ…。>隕石クレーター:きょう飯田でシンポ 発見者ら、わかりやすく解説 /長野 - 毎日jp(毎日新聞) http://bit.ly/9Qssru
2010-06-06 00:42:28論文は読んでませんが、以前新聞報道を目にしたときこれは町おこしだと判断しました。RT @ubitw: 8月末の講座いってみたいなあ…。>隕石クレーター:きょう飯田でシンポ 発見者ら、わかりやすく解説 /長野 - 毎日jp(毎日新聞) http://bit.ly/9Qssru
2010-06-06 05:15:59@HayakawaYukio おはようございます。ワタシも最新の該当の論文は読んでいませんが、高松と違って衝撃鉱物や地層の変質が根拠となっていて、かなり本格的なように感じました。国際クレーターの番号付加準備段階です。
2010-06-06 10:33:59@ubitw へー、国際クレーターの番号付加準備段階なんですか。変質は根拠にならないだろうが、高温石英がみつかれば根拠になる。ただし私が以前読んだ新聞にはシャッターコーンとあった気がする。シャッターコーンの認定は恣意が入る余地大。ところで、隕石落下は何年前か知っていますか?
2010-06-07 15:23:32@HayakawaYukio おまたせしました。調べてきました。当初シャッターコーンを隕石孔の根拠として探していたが、2003年に衝撃高温石英が発見されてるそうです。御池山山頂付近、直径900mで円弧は一部残して侵食、推定2~3万年前、約45mの隕石だそうです。
2010-06-07 17:38:53@HayakawaYukio 根羽火山・御池山クレーター http://bit.ly/9A5rpA / 403. 赤石山脈,御池山円形構造周辺に分布するガラス質物質 http://bit.ly/9yScBx
2010-06-07 17:41:40検索しましたが今のところ、御池山 X線回析 のキーワードで記事は見つかりません。興味深いご指摘だと感じました。もう少し調べてみます。 @HayakawaYukio ubitw 高温型石英を顕微鏡下で認定したのなら奇妙です。普通は粉末X線解析で確かめます。
2010-06-07 18:14:07@HayakawaYukio 論文の1ページ目は読めました。 X線回析と明記はありませんが電子顕微鏡での観察ですね。町おこし以上のものは感じます。 http://bit.ly/a03SBc
2010-06-07 18:33:58@HayakawaYukio @ubitw 衝撃変成石英が証拠だそうです。カソードルミネッセンスとラマン分光法で衝撃波による石英の結晶の微細構造を確認とのこと。 http://ht.ly/1V3C7
2010-06-07 23:06:44.@ubitw よく考えたら、高温型石英と私が書いたのは誤りでした。SiO2の高圧型鉱物であるコーサイトあるいはスティショバイトがみつかるべき。
2010-06-08 06:13:41読みました。論証としては弱いと感じます。使った試料は地表で採取したとして深いところではどうか。赤石山脈の他の場所ではどうか。RT @mhtwata: @ubitw 衝撃変成石英が証拠だそうです。
2010-06-08 06:46:01「この微細構造は衝撃変成に特徴的なPDFs」だというが、その下で「CL によるPDFs の観察例は、ドイツ・リ-スクレ-タ-産スェ-バイト中の石英に次ぐものである」と書いている。手法としての完成度・認知度がまだ高くないようだ。 @mhtwata @ubitw
2010-06-08 06:50:18ありがとうございます。御池山クレーターの件で専門的な検証に関わる意見を聞けたにははじめてだったのでとても面白い。読んでみます。@mhtwata @HayakawaYukio
2010-06-08 07:10:11御池山の東斜面の地形を見ました。衝突クレーターを思わせる特別な地形は私にはみえません。同様の(半)円形地形はこの地域にたくさんあります。グーグルマップ。Earth、航空写真、地形でご覧ください。 http://ht.ly/1VlVi
2010-06-08 08:04:59他人のこういう主張にどう向き合うか。ニセ科学批判のひとたちのなかには、相手を徹底的に叩き潰そうとしているようにみえるひとがいるが、それはどうかなあ。とんでも学会のように笑い飛ばすのがよさそう。
2010-06-08 09:05:48@HayakawaYukio 御池山も思っていたほど強い確証がなくまだ反論の余地が大きいので勉強になりました。ただ隕石の落ちる場所は地形によって左右される確率ではないと思います。尾根だろうと屋根だろうと落ちるとこに落ちる。問題はむしろ尾根みたいなとこに円形クレーターができるのか?
2010-06-08 09:20:13きのうのツイートの中にあったもうひとつの間違いを訂正します。×X線解析、×X線回析、○X線回折。「かいせき」でなく「かいせつ」でした。八ヶ岳から帰ってきたばかりで頭がボーとしていた。
2010-06-08 09:27:48ニセ科学批判の矛先は、科学を装ったニセモノだけに向けるべきである。結論が間違っているという理由で批判を集中するのはよくない。結論が間違っていても、科学の体裁をとっていれば、その存在価値を認めるべきだ。
2010-06-08 10:07:08@HayakawaYukio 尾池山の稜線の西側には,稜線とほぼ平行な凹地があり,地層の走向にほぼそった方向に山体が変形しています.このような場所では,崩壊が発生しやすく,円弧状の稜線はしばしば作られます.赤石山脈では一般的な地形です.地形からは隕石衝突の証拠は読みとれません.
2010-06-08 12:38:42RT @kmokudai: 尾池山の稜線の西側には,稜線とほぼ平行な凹地があり,地層の走向にほぼそった方向に山体が変形しています.このような場所では,崩壊が発生しやすく,円弧状の稜線はしばしば作られます.赤石山脈では一般的な地形です.地形からは隕石衝突の証拠は読みとれません.
2010-06-08 13:24:07