柿沢未途衆院議員の気象庁連続追及シリーズ

柿沢未途 衆議院議員（江東区・東京15区） 自由民主党 @310kakizawa

津波警報6mを更新しないまま、それを上回る津波が来る可能性を付け加えて発表しなかったのは、やはり問題があったと考えているのか。気象庁長官「M8.0を超える巨大地震は、量的な推定の精度はともかく、巨大な津波、という言い方で注意を喚起する、数値は言える段階で発表する、そう改善したい」

柿沢未途 衆議院議員（江東区・東京15区） 自由民主党 @310kakizawa

この問題は、つまり気象庁は地震直後の時点で自分達が発令している警報よりもっと巨大な津波が発生している可能性を認識して、それを警報として発令できた可能性があるにもかかわらず、それをしていなかった、という事に繋がっていく。質問動画→http://t.co/2jHDySUZ

柿沢未途 衆議院議員（江東区・東京15区） 自由民主党 @310kakizawa

翌3月15日、災害特別委の大臣所信質疑、気象庁連続シリーズ第三弾。震災発生直後の津波警報6mよりはるかに大きな津波が来る事を、気象庁は分かっていながらその可能性を伝えなかった、それにより逃げずに流された人がいたのではないか、と前日の国交委で指摘したが、その続編を質問した。

柿沢未途 衆議院議員（江東区・東京15区） 自由民主党 @310kakizawa

「気象庁精密地震観測室で試算した平成23年東北地方太平洋沖地震のマグニチュードについて」という気象庁発表資料がある。長野県松代の精密地震観測室で地震10分後にM9.0の観測データを記録しながら、気象庁本庁に報告しなかった、と書いてある。M7.9の過小評価が修正されるのは2日後。

柿沢未途 衆議院議員（江東区・東京15区） 自由民主党 @310kakizawa

なぜこの精密地震観測室のM9.0は本庁に上がらなかったのか。気象庁長官「外国の地震の規模を計算するためのもの。同じ手法を国内地震に適用すると大きく算出される傾向があるので、これまでも本庁に報告してこなかった」。じゃあ本庁に報告しないで差し支えないと。「その通りでございます」。

柿沢未途 衆議院議員（江東区・東京15区） 自由民主党 @310kakizawa

同じ資料では「地震発生10分後にM9.0、13分後にM9.1だったが、振り切れたデータを用いており、正しい値ではない」とある。しかし、振りきれて正しい値ではないから報告しない、というのと、針が振り切れて尋常でない値が出ているので報告した、というのが、どちらが適切な判断なのか。

柿沢未途 衆議院議員（江東区・東京15区） 自由民主党 @310kakizawa

気象庁長官「これまでも大きく出る傾向があり、緊急時の判断としても報告がなされなかったのは適正と思ってございます」。M9.0級の地震の可能性が10分後に認識されていたのなら、津波警報6mの過小評価は時間を置かずに修正できたはずだ。「報告せず」を本当に適正と思うのか。

柿沢未途 衆議院議員（江東区・東京15区） 自由民主党 @310kakizawa

気象庁長官「当時の状況としては適正と思いますが、今回の経験を教訓に、津波警報を改善するために、巨大地震の可能性を早期に検知する手法を考えている。精密地震観測室の手法も改善に努める」。淡々と答弁。結果として津波から逃げ遅れて多くの人命が失われている、その事をどう思っているのかな。

柿沢未途 衆議院議員（江東区・東京15区） 自由民主党 @310kakizawa

水圧式津波計を津波警報に活用できず、モーメントマグニチュードが測定範囲を超えた事実も把握しながら活かせなかった、精密地震観測室のデータも本庁へは上がらなかった。度重なる看過があったと思える。気象庁長官「当時の現場としては十分な対応と考えるが、技術力が及ばなかった事は申し訳ない」

柿沢未途 衆議院議員（江東区・東京15区） 自由民主党 @310kakizawa

3月15日の災害特、気象庁連続追及シリーズ第三弾、長野県松代の精密地震観測室のM9.0の観測データが気象庁本庁に上がらなかった問題、質問動画はこちら→http://t.co/mvde8DQx

柿沢未途 衆議院議員（江東区・東京15区） 自由民主党 @310kakizawa

気象庁がGPS波浪計のデータを活かし、NHKが警告を発すれば、地震から30分以上後の大津波の襲来に間に合った、という点は、NHK予算審議で気象予報士出身の斎藤やすのり議員（きづな）@saitoyasunoriが取り上げた。同じような視点。→http://t.co/50mcfNiX