教員プレゼンバトル【3/29デモンストレーション】

2012年度新規開講の大学院共通科目「第一線研究者 教員プレゼンバトル(英名: What's My University of Tsukuba?)」は,大学院生にとって今後ますます重要となる,異分野・一般の人向けの研究プレゼンテーション能力を実践的に鍛えることを目的とした科目です。 実際の授業を想定したデモンストレーションを2012年3月29日 に行いました。 その際のTwitterによるつぶやきをまとめたものです。 主にはハッシュタグ #presenbattle を付したものになっております。 続きを読む
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min2fly @min2fly

#presenbattle 「私自身がどうかということと研究とは別。カルチュラルスタディーズの守備範囲は私達が自然にとらえていることがどういうことを起こすか、例えばこの襲撃事件のように。その後の結婚制度をどうすべきかは共同体の中で議論するもので学問的な立場からはやらない」

2012-03-29 17:00:39
min2fly @min2fly

#presenbattle 種明かしタイム。「種がないので私の悩みを話して議論に替えたい。日曜日に学会で話したのだが、そのときはスライドは使わない。A4で15ページの原稿を読むだけ、あとはレジュメの配布」

2012-03-29 17:02:00
min2fly @min2fly

#presenbattle 「理由はいくつかある。短時間であればスライドは時間をロスするし、オーディエンスの意識がスライドにいくので情報量の多い発表はかえってできなくなる。一方でレジュメは経験上、配るべき。細かい情報のあとからのフォローや全体の流れのため」

2012-03-29 17:02:49
min2fly @min2fly

#presenbattle 「講義でもそう。1年生向けや異分野向けにはスライドも使うが、自分の研究科・学生にはスライドは使わないのがポリシー」

2012-03-29 17:03:22
min2fly @min2fly

#presenbattle 「プレゼンテーションとは何か。いつも考えさせられる。今のポリシーに理系の人はびっくりするだろう。アメリカの文系の学会ではハンドアウトすら配られない、スライドは1,000以上の中でほぼいない」

2012-03-29 17:04:06
min2fly @min2fly

#presenbattle 「スライドを使うか否かにはいろいろな文化的な相違がある。今日はあえて作ったが。"なら作るなよ!"という批判もあるだろうが、私はそれが期待されるときには作ってもいいと思っている。高校生向けの模擬授業とかでは作る。やや日和見」

2012-03-29 17:04:59
min2fly @min2fly

#presenbattle 「スライドを使うのが良いプレゼンになるか否かは考える余地がある。"プレゼン"というとスライドを使ったものが想定されてしまうが、それがいいのかは分野・アプローチによって違う」

2012-03-29 17:05:37
min2fly @min2fly

#presenbattle 「スライドを使うと話者ではなくスクリーンに注意がいく。場合によっては話者もスクリーンを見る。話者もオーディエンスもいない奇妙な世界。これは注意したい」

2012-03-29 17:06:24
min2fly @min2fly

#presenbattle 「75分の授業でだいたいA4で4ページのレジュメを普段では配っている。理由としては、とにかく質問が出なければ意味がない、というのが一貫したポリシー。質問を受けるためには、ノートを取らせるとそっちに集中が行ってしまうことがデメリットになるのでレジュメ配布

2012-03-29 17:07:19
min2fly @min2fly

#presenbattle 「メモを取ることを考えずに何を質問するかだけ聞いて欲しい。必ず15分で話を一段落させるので、質問を考えながら聞いてくれ、と言っている。そのためにはレジュメは悪くない。ただデメリットして、聞く能力を低下させる」

2012-03-29 17:07:58
min2fly @min2fly

#presenbattle 「今月はじめにカリフォルニア大学バークレー校の授業を視察してきたが、特に文系の講義はおそろしくレトロ。ハンドアウトもスライドも、黒板も使わない。ひたすら喋る。文学なら詩の暗唱の伝統に則ったような授業もやる」

2012-03-29 17:08:46
min2fly @min2fly

#presenbattle 「そこで鍛えられたアメリカの学生・研究者は20分間、視覚的な手助けのない授業を聞いても整理できる。それは私でもできない」

2012-03-29 17:09:14
min2fly @min2fly

#presenbattle 「そうだとすると、レジュメを使い、スライドを使い・・・というのが、授業というものを良いものとするのか。この4年間で100コマ以上の授業を見てきた。黒板を使う授業もスライドを使う授業もどれも色んな意味があった。プレゼンは決して一つではない」

2012-03-29 17:10:30
min2fly @min2fly

#presenbattle 「プレゼンには多様性があって、コンピュータ機器を使うものだけではない。(バークレーを視察したときの資料を出しつつ)バークレーではTAをGSIと呼び、研修センターがある。米国で最も進んだところ」

2012-03-29 17:11:29
min2fly @min2fly

#presenbattle 「GSIセンターにはティーチング方法のマニュアルが20数項目について用意されていて、いつでも持っていけるようになっている。アメリカであれ日本であれ、新しいティーチングの理にかなった方法が入ってくるとき、出発点になるのはTAでありTFである」

2012-03-29 17:12:50
min2fly @min2fly

#presenbattle 「アメリカでは教員による教授法改善ははなから期待されていない。若いTA等の間から広まっていく。教員が新しい方法を取り入れるということはあまりない。そこは日本とはぜんぜん違う」

2012-03-29 17:13:42
psyvox.z @PsyvoxZEMPO

GSI(日本で言うTA, TF)センターなるものがあるんだ。それはスゴイ。#presenbattle

2012-03-29 17:14:08
min2fly @min2fly

#presenbattle 「PPTを使うことの良し悪し、という資料もある。見ると基本、"悪し"の話。スライドを追うことに意識がいっちゃうとか、一定枚数のスライドに収まるようなのはいい講義ではないとか、ものごとを単純化しすぎるとか。要は"使うなよ"という話に」

2012-03-29 17:14:38
min2fly @min2fly

#presenbattle 「メディアに意味があれば使っていい、プロセスがわかりやすい、あとから提供できる、学生が使うのはクリエイティブ・・・というふうな整理がされている」

2012-03-29 17:15:11
min2fly @min2fly

#presenbattle 「授業でスライドを使うときの注意点。必ずオーディエンスを見よ、スクリーンを見るな。アウトラインの代わりにはするな、照明に注意せよ、話者に注目させるときにはBあるいはWキーで画面を消せ・・・など」

2012-03-29 17:17:16
みつまめ @_3mame

#presenbattle 目から鱗だなぁ…(´・ω・`)

2012-03-29 17:17:37
min2fly @min2fly

#presenbattle 「どちらかといえばネガティブな内容だった。書いた奴は文系だろう」「私自身がスライドを使うときには、アウトラインの印刷と同じで全体の構成を見やすくすること」

2012-03-29 17:18:31
min2fly @min2fly

#presenbattle 「また、分野の宿命として、どんな発表でもIntroductionで問題意識を聞き手に持ってもらわないといけない。最初の5分で問題意識を設定することを心がけている。うまくできているかは評価票に書いてもらうとして」

2012-03-29 17:19:15
min2fly @min2fly

#presenbattle 「画面の切り替え方法(トランジッション時のアニメーション)にも工夫を入れている。今、手探りでやっているところで、効果があるのかはどうか・・・」

2012-03-29 17:20:41
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