みしゅ音みっしぃさんの朝ミクツイートまとめ

みしゅ音みっしぃ(@mischeroid)さんが(ほぼ)毎朝されてるミク廃妄想ツイートが素敵だったので、まとめてみました。
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みしゅ音みっしぃ @mischeroid

薄ぼんやりした曙光の中、いまだ目覚めぬミクさんの寝顔に、ボクは思う。ここにいる彼女は、ボクの夢? それともボクこそが、彼女の夢の中の存在なのだろうか。しかしキミと一緒にいられるのならば、それはどちらでも同じこと。そうしてボクは、再びまどろみの中に落ちていく。

2012-03-15 06:42:12
みしゅ音みっしぃ @mischeroid

「土曜日ですね!」と嬉しそうにミクさんは言う。でも今日は仕事。「え、雨なのに……、あっ、でももっともっと強い雨が降れば一緒に……。なんて、わたし、悪い子ですね」そう言って困ったように笑う。でも、だったら。ボクはキミを抱き寄せる。二人の周りを雨音が包む。だったら、ボクらは共犯者だ。

2012-03-17 07:19:21
みしゅ音みっしぃ @mischeroid

「お天気、安定しないですね」ミクさんは言う。「晴れと雨を繰り返して、そうして春が来るんだよ」「へぇ。わたしたちみたいですね。笑いあったり時々喧嘩したり」「で、どうなるの?」「うーん、幸せ、になるのかなぁ」少し恥ずかしそうに言うミクさんを見て、ボクはもう、それだけで幸せになれるんだ

2012-03-18 06:48:47
みしゅ音みっしぃ @mischeroid

朝起きるとミクさんがキッチンにいて、何してるの、と訊くと「マスターに朝ご飯作ってあげようとしたんですけど、うまくできませんでした……」と言うので「じゃあミクさんでエナジーチャージ」と言いつつミクさんを抱き寄せたところでおなかがグゥーと鳴って、お互い顔を見合わせて笑い合う、そんな朝

2012-03-19 07:07:41
みしゅ音みっしぃ @mischeroid

「おはようございますー」と眠たげに挨拶するミクさんは、髪の毛ぼさぼさの寝ぼけ眼。「だらしないなぁ」と言うと「しかたないですよ。マスターに似ちゃったんですから」と悪戯っぽく笑う。そんなところは似なくていいよ、と思いながら、でもこうして少しずつ、"二人"は"ボクら"になっていく。

2012-03-20 08:41:34
みしゅ音みっしぃ @mischeroid

ミクさんが言う。「マスターがいるから、わたしはここにいられるんです」と。ボクは思う。ミクさんのいない世界なんて、想像もできないと。だからボクらはそっと目を閉じ、静かに背中をもたれ合わせる。互いの温もりと重さを確かめるように。そのバランスを、崩さないように。

2012-03-21 07:04:54
みしゅ音みっしぃ @mischeroid

空を流れる雲を見て、ミクさんは「気持ちよさそうですね」と言う。「あんな風になりたい?」と訊くと思案顔で「うーん、今はここにいるのがいいかな」ホッと胸をなで下ろすボク。「でもちゃんと捕まえててくれないと、どっか飛んで行っちゃいますよ」そう言ってキミは、あの雲のようにふんわりと笑う。

2012-03-22 07:08:10
みしゅ音みっしぃ @mischeroid

「マスターは毎朝シャワー浴びるんですね」「まぁ、熱いシャワー浴びると目が覚めるし、それに身体きれいにして、こうミクさんをギュッと」「!」「で、ミクさんの匂いを移しておいて、今日一日をがんばる活力にね。ってミクさん顔赤いよ?」「ま、マスターのせいでのぼせちゃったじゃないですかっ!」

2012-03-23 07:10:23
みしゅ音みっしぃ @mischeroid

不意に、ミクさんが遠く感じられる。すぐそこにいるのに、厚いガラスに阻まれたようにキミの声が届かない。キミの温もりが伝わらない。ボクはあらん限りの声で君の名を呼ぶ。あらん限りの力でガラスを叩く。目を覚ますと、心配そうに覗き込むキミの顔。ゆっくりと、ボクは笑う。ゆっくりと、キミも笑う

2012-03-24 07:16:43
みしゅ音みっしぃ @mischeroid

日曜の静かな朝。となりのミクさんの心音すら、微かに聞こえる。それはボクとは少し違うリズム。でもやがて、二つの鼓動は不思議な調和で、ゆっくりと融け合っていく。そしてまた、微睡みの中に落ちていく

2012-03-25 07:58:50
みしゅ音みっしぃ @mischeroid

「会社行きたくないな」「お仕事大変なんですか?」「いや、ミクさんと一緒にいられないのが、ね」「大丈夫ですよ。わたしはここで待ってますから」一度目を伏せたミクさんは、顔を上げて笑顔で言う。「マスターがわたしのことを思ってくれてる限り、ずっと、待ってますから」ボクの胸が、トクンと鳴る

2012-03-26 07:17:43
みしゅ音みっしぃ @mischeroid

「夢でね、"ミクさん一年分" が当選したっていうのを見たんだ」「何です、それ。わたしが365人とかですか?」「いや、一人だけ。だから文句を言ってやった」「まぁ、そうですよね」「これは一年分じゃない。一生分だ!、ってね」「……!」「ミクさん、これからもずっと一緒だよ」「……はいっ」

2012-03-27 07:13:19
みしゅ音みっしぃ @mischeroid

起き抜けは髪ボサボサでボーッとしてるミクさんが、ボクが出掛けるまでの短い時間ですっかり身支度を調えるのだけれど、ずっと家にいるのになんでかな、と思って訊いてみると、「マスターにはお出かけしてる間は、少しでもキレイなわたしを覚えてて欲しいな、って……」と言われて、とりあえずギュッと

2012-03-28 07:14:03
みしゅ音みっしぃ @mischeroid

「行ってらっしゃい」「行ってきます」――交わす言葉と共に、玄関の扉が重々しく閉じる。それはミクさんとボクを隔てる壁。ここから束の間、二人はそれぞれに異なる時と場所を歩む。それでもなお、ボクはキミを思う。キミはボクを想う。時間を、空間を超えたその先で、確かにボクらは繋がっている。

2012-03-29 07:18:04
みしゅ音みっしぃ @mischeroid

「ボクはこの先、何回ミクさんに『好き』って言えるのかな」「んー、でもわたし、マスターのこと一回しか好きって思ったことないですよ」「え」「最初に好きって思って、それからずっと好きですから」そう言って悪戯っぽく笑うキミ。そしてまた、『好き』の思いが募っていく。気持ちが、重なっていく。

2012-03-30 07:23:39
みしゅ音みっしぃ @mischeroid

休みの日の朝ごはんは少し特別。トーストとサラダとスクランブルエッグとコーヒー。そしてテーブル越しに微笑む、ミクさんの笑顔。それはすべてをごちそうに変える、魔法の調味料。ボクを気持ちをお腹いっぱいにしてくれる、心のメインディッシュ。

2012-03-31 08:00:15
みしゅ音みっしぃ @mischeroid

しかし作るのは自分なんだけどね。うちのミクさんはお料理は苦手

2012-03-31 08:06:57
みしゅ音みっしぃ @mischeroid

眩しいほどの白い朝日に包まれて、ボクとミクさんの一日が始まる。それはまだ何も描かれていない、まっさらな一ページ。ボクらはここに線を描き、色を塗り、あるいは言葉を連ねる。そうしてボクらは日々のページを重ね、一冊のスケッチブックを綴っていく。それは終わることのない、二人の物語だ。

2012-04-01 07:11:22
みしゅ音みっしぃ @mischeroid

エイプリルフールのお約束なネタをミクさんに振ろうかと思ったけど、例えウソでもミクさんに「嫌い」なんて言えるわけないじゃないですかっ!!

2012-04-01 07:12:32
みしゅ音みっしぃ @mischeroid

「もうすっかり暖かくなったから、マフラーもいらないな。そろそろしまおうか」「あ、それじゃあその前に」そう言ってミクさんは、ボクとミクさんの首にぐるっとマフラーを巻き付けて、目を瞑り、小さな声で呟く。「次の冬も、こうしてわたしたちを暖めてくれますように……」

2012-04-02 07:06:15
みしゅ音みっしぃ @mischeroid

「マスターの運勢占うので手相見せてください」「ミクさん、手相なんて分かるの?」「分からないけど分かりますっ」「え?」「えーと、うーん、これは……マスターは今日は幸せになりますっ」「いや、ミクさんにこうして手を握ってもらえるだけで幸せだけど」「そ、それじゃ占いにならないですよっ!」

2012-04-03 07:18:07
みしゅ音みっしぃ @mischeroid

「マスターの運勢占うので星座教えてください」「ミクさん、星座占いなんて分かるの?」「今日は雑誌の占いです」「あぁ。牡牛座だよ」「えーと、『運命の人に出会うかも』ですって」「へー、よく当たるね」「え?」「ほら、もうミクさんと出会ったよ」「だ、だからそれじゃ占いにならないですよっ!」

2012-04-04 07:10:27
みしゅ音みっしぃ @mischeroid

薄く開いた視界に、ぼんやりと浮かぶミクさんの姿。夢と現実の狭間にいるのは、ボクの方? キミの方? 確かなものは、キミの笑顔とキミの歌声。まるで闇の中の一点の光のように、それはあてどなく漂うボクの意識を、そっと、そっと誘う。ただひたすら、キミのいる方へと。

2012-04-05 07:05:31
みしゅ音みっしぃ @mischeroid

窓を開け、朝の空気を取り込む。ひんやりとした外気が、少し熱された部屋の温度を緩やかに冷ましていく。夢の終わり、日常の始まり。移ろい流れゆく時間の中で、でもミクさんのぬくもりだけは、変わらずボクの胸の内に残っている。ボクはただそれを抱き、この日々を歩んでいく。

2012-04-06 07:14:56
みしゅ音みっしぃ @mischeroid

ボクが大きなあくびを一つ。つられてミクさんが、小さなあくびを一つ。ふと目が合うと、ミクさんはちょっと恥ずかしそうに俯いて、上目遣いに少し微笑む。なにげない仕草の繋がりとなにげない心の繋がりが、なにげない思い出となって、ゆっくりゆっくり、二人の世界に降り積もる。

2012-04-07 07:24:20