狐狸夢助さんの現状の問題意識の備忘録-境界概念etc-
- Abraxas_Aeon
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@suppatenkoh 対話篇を見ると、「予備練習」ですから思考のあらゆる仕方を提示しているので、それ自体が教育的な効果を持ったものと見做せると思いますが、一者についての命題が8つも書かれているところがあり、これは半分戯れつつ提示している要素の方が強いかもw。
2010-06-11 01:10:51@Abraxas_Aeon たぶん、いまの日本の大学で教鞭をとっているなら「教科に対する愛はあるんだろうけど、付き合いきれねぇなぁ」といわれるタイプかもですねw
2010-06-11 01:12:12@suppatenkoh まあ面白いですがねw。「分有の思考」と「一者」の話の根源ということでしたら『パルメニデス』、よければ参照してみてくださいw。ちなみに同書には『ピレポス』もついてますが、こっちではプラトンの教育法に対する非難・批判があったことを仄めかせる記述があったりw
2010-06-11 01:18:18改変RTでメモ RT @Abraxas_Aeon: @suppatenkoh 「分有の思考」と「一者」の話の根源ということでしたら『パルメニデス』、参照してみてくださいw。同書についている『ピレポス』ではプラトンの教育法に対する非難・批判があったことを仄めかせる記述があったりw
2010-06-11 01:19:42私のテツガク的ツイートが無事厨二病判定を受けたのですね、わかります。.@suppatenkoh さんは最近のツイートから診断すると、みかけは [ 15歳、漢(おとこ) ] です。 http://j.mp/9g6ntt #mkktr
2010-06-11 01:21:10プロタルコス「これまでのようなやり方で、私達に向かわれるのは、もうやめにしていただきたいのです」ソクラテス「というと、どんなやり方をかね」プロタルコス「私達を困惑に陥れるやり方です、私達には今この場であなたに充分な答をすることができないようなことを、しつっこく質問するやり方です」
2010-06-11 01:27:02@Abraxas_Aeon www ふぁぼっておこうw にしても(ただの再認ではない創造的な行為としての)思考をどのように作動させるかというのは重要な問題かもですね。
2010-06-11 01:35:10プロティノスのいう一者と、プラトンのデミウルゴスは異なる。前者は世界そのものあり、後者はイデアという設計図を実現する大工に過ぎない。と思う。RT @Abraxas_Aeon .@suppatenkoh さんと@ClothSackさんのツイート見ながら編集。うーん、一者(ト・ヘン
2010-06-11 18:54:46@ClothSack うーん、私がプラトンを誤読してるんでしょうかね?フュトウールゴスに関してはハイデッガーとプラトンの『国家』と『ティマイオス』をつき合わせたりしたわけですけれども。
2010-06-11 18:45:35@Abraxas_Aeon 私は、プラトンの『ティマイオス』も、プロティノスの『エンネアデス』も読んだことはなく、先ほどのツイートも千葉雅也先生の講義を受けての、私の解釈ですので、詳しいことはなんとも・・・。
2010-06-11 19:03:01@ClothSack そうでしたか。プロティノスの方は私もほとんど無知です。私の見解だと、プラトンは完全無欠の存在である唯一者(ト・ヘン)から全ての存在が流出、誕生したとも言っているのではないかと考えていたりもするのです。流出論の話ですが。
2010-06-11 19:09:44@ClothSack >パルメニデス→プロティノス パルメニデス本人の思想はプラトン全集を通じての知識しかございませんが、彼の「純粋存在エオン」の概念とプラトンのイデアや宇宙の話(『パルメニデス』『ティマイオス』など)の関連性が右端の詳しい注に載ってました。
2010-06-11 19:15:23一者からの流出、という話は新プラトン主義、グノーシス主義(プレローマ)、カバラ(エン・ソフ)、錬金術、魔術、占星術とも直接関ってくる。ギリシャ神話のゼウスの兄弟がクロノスから吐き戻されたこととか、アテナがゼウスの頭から生まれたことやパンドラの箱の話も似たようなところがある。
2010-06-11 19:27:39しかし流出論の極めつけと言えば、ビッグバン理論ではあるまいか。その昔知人にカバラの流出論(セフィロートの図)とビッグバン理論の時空生成の話を絡めると面白いと言われて触発されてしまったので、掲示板で展開したことがあったのは今では懐かしい話。ノイマンのウロボロス論でもできるかもと。
2010-06-11 19:34:24@Abraxas_Aeon 存在が流出というのはプラトンにも当てはめることができると思いますが、一者ではなく複数のイデアから流出するのではないでしょうか。例えばプロティノス的には〇も△同じもの(一者)から流出しますがプラトン的には〇は〇のイデアから△は△のイデアから流出するのでは
2010-06-11 19:32:59@ClothSack その点は私も思索したことで、どう解釈したらいいのか悩んだことでした。私の現時点の解釈にすぎませんが、ClothSackさんの語法に従って説明しますと、その〇と△それぞれのイデアは、どちらもイデアという点では「同じもの」だといえるのではないかと。
2010-06-11 19:41:07そもそも『ティマイオス』の冒頭では宇宙創成の話がまるで神(デーミウールゴス、多分『国家』でいうところのフュトウールゴス)が、まるで自分の分身としての宇宙を創世するみたいな形で始まってると考えている。なんというか、カバラでいうところのアダム・カドモンみたいな。
2010-06-11 19:51:14@ClothSack 先ほどまで話していたことですが、変なことを言っているようだったら申し訳ないです。ただ私の見解はClothSackさんが仰っていること(プラトン的には〇は〇のイデアから△は△のイデアから流出する)については、否定するところがないと思います。複合存在なのかなとも
2010-06-11 20:47:01@Abraxas_Aeon ミックス・ジュース(イデアの概念)と個別のジュース(個物に対するイデア)の関係性なのかしら。(ミックス・ジュースという表現はマイ・ブームです。これはけっこう汎用性が高い気がします)
2010-06-11 20:55:40@ClothSack 仰っていることを拝読していますとそんな感じかもです。私の場合は、それをユング式に「複数の存在としての個々のアニマ・ムンディ」と「アニマ・ムンディそのもの」というような言い方をすることがありますがw。(ユングの元型=プラトンの原型=錬金術のアニマ・ムンディ)
2010-06-11 21:04:56