底香上人のトゥギャッターで読む仏法対話その(3)
- peroperopero
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@peroperopero そのあと、35才のとき釈迦は悟る。ピカー。buddha・ブッダ・仏陀は、もともと「めざめた○○」という形容詞。名詞、それも固有名詞ではないというところがポイント。バラモン教における神々のような意味での「救い主」ではないのね。
2012-04-12 23:24:04@peroperopero 29才から35才までの間にどんなことがあったのだろう。いうまでもなく修行僧は既存宗教における、それ。圧縮していえば「世間」を超えるものではなかった。
2012-04-12 23:28:46@peroperopero マンガに「火の鳥」という傑作がある。「火の鳥」では死んでも生まれ変わり、人生(?)の苦しみを延々受け続ける描写がしばしば描かれる。これはバラモン教における輪廻転生をモチーフにしたもの。
2012-04-12 23:31:41@peroperopero バラモン教における救済とは、輪廻転生のくびきから解き放たれる(解脱)することだった。死への恐怖は、同時に「ちゃんと死ねない」恐怖でもあった。(想像が多くてごめん
2012-04-12 23:36:18@peroperopero それではどうやって解脱するか。それは生活態度によって決まる。平たくいえばいい生き方、カースト社会にフィットした都合のいい生き方。これにより転生後のカースト上昇をはかる。わるい生き方、カーストの秩序を乱せば、カースト低下の憂き目にあう。
2012-04-12 23:46:06@peroperopero バラモン教における死は、「人事異動」であるわけです。ほいで、バラモンとなって解脱して「あーがり、いち抜けた」となる。ほんとバカみたい。(暴言
2012-04-12 23:48:26@peroperopero この「生き方」を専門用語では「業」「宿業」と呼んでいる。宿という字には「生前からやどり、死後へやどる」って意味が込められている。われながらわかりやすい、満足w
2012-04-12 23:52:15@peroperopero 遍歴の旅の中で、修行僧たちはいろいろ言うわけ。あっちが立てばこっちが立たない的に(「六師外道」で探してね)。でも、釈迦は不満だった。腑に落ちない、解脱の実感なんて得られそうもない。
2012-04-13 00:01:12六師外道
http://www.otani.ac.jp/yomu_page/b_yougo/nab3mq0000000qhb.html
※六師外道は結構いろいろ情報があり、それぞれ掘っていくと大変なことになりそうな気がしたので諦めた(コラ
@peroperopero 苦行に身をやつし、おそらく精神的にもシンドくなった釈迦は、心配した村娘スジャータから乳粥を施される(これ社名にしたセンスは素晴らしい)。心身ともに回復した釈迦は、菩提樹の陰で瞑想している時に悟りへと至った。「ハッ!もはや後戻りはしない!」
2012-04-13 00:08:00@peroperopero …ってな具合で今日はおしまい。なにを悟ったか?は、延々抽象化して語りましたが(無我ね)、次回から釈迦の発言から具体的にみていくよ。発言(さらに発言を含む行動一般)、これこそ思想の成立を告げるものだよね。かくして「戒・律」または「仏教思想」の成立へ。
2012-04-13 00:14:31キリスト教と恐怖感が反対っぽいな RT @BottomLance: バラモン教における救済とは、輪廻転生のくびきから解き放たれる(解脱)することだった。死への恐怖は、同時に「ちゃんと死ねない」恐怖でもあった。(想像が多くてごめん
2012-04-13 00:13:02@peroperopero すこしネタばれするけど、「死後がある、ありえる」という点でほとんど変わらないね。こんなことばかり考えているぼくだから、反射的に、こう、思うんだろうけど。(「そんな想像を禁じえない」と書くところだったーーー)
2012-04-13 00:27:27それにしても不老不死が楽しいか?わからない。生きてること自体が陳腐化する気がする。仮定がすでに間違っているのでナンセンスですね、釈迦さんサーセン。
2012-04-13 00:31:27@peroperopero そうそう、明日以降の話に出てこないから今書く。中国の南北朝時代、菩提流支(ぼだいるし)さんが曇鸞(どんらん)さんへ浄土教典を授けた。こんな逸話がある。曇鸞は道教の経典を読んで不老不死になってから人々を救いたいと考えていた。
2012-04-13 00:43:08@peroperopero それを聞いた菩提流支は、唾を吐き捨てて曇鸞を批判した。目が覚めた彼は道教経典を焼き捨てて、浄土教に帰依したとのこと。この「唾を吐き捨てた」っところがワイルドだろ~?w
2012-04-13 00:50:38@BottomLance そうそう、仏陀が悟りを開くまでっていろいろな形で読んだり見たりすることが多いので知ってるんだけど、具体的にどんなことを悟ったのかまでは詳しく知らないのでこれは愉しみ。
2012-04-13 00:53:54なるほど、確かに両方とも死後の世界を前提に話しているから本質的には同じなんだな。それだけやはり人間は死を恐れているんだろうな。死んだら星になると信じていた太古からその辺りは変わらないのかもな。
2012-04-13 00:45:17@peroperopero そうかも。ほかの動物は来週の予定を立てられない。予定があるから、予定通りうまくいかない可能性が消えないことに恐怖を感じる。予定、来週、うまくいかない、全部言葉だ。でも言葉なしには、予定なしには暮らせない。
2012-04-13 00:54:10@peroperopero バカとハサミはつかいよう、というけど、用法を間違わなければこんなに便利なものは無い。財布を落としても「財布」が共有されてるから、一緒に探せる。その場合、財布の大きさや色形が「いいかげん」に約束されているから探せる。厳密すぎると「財布」を共有できない。
2012-04-13 01:01:29