4月14日「明日の教室」

明日の教室 星幸宏先生「学校の危機管理 ~教師はどこまで責任をとるべきか~ 」
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池田 修 @ikedaosamu

「訴えてやる!」と言った親で訴えた親は、私のところに相談してきた先生にはいない。熱く言ってくる親は、御しやすい。乗り込んでくるから親が先手だが、どこかで逆転しなければならない。#asukyo

2012-04-14 14:27:26
池田 修 @ikedaosamu

先生は、私利私欲でやっているわけではない。だから、一番強いのです。そこを前面に出してやるべきである。#asukyo

2012-04-14 14:28:23
池田 修 @ikedaosamu

先生方は、裁判について勉強が不足していると思われる。学校現場が裁判で負けるのはなぜか? 理由は一つ。裁判で勝つ為の準備をしていないから。#asukyo

2012-04-14 14:29:15
池田 修 @ikedaosamu

学校側に不手際があって、負けるべきして負ける裁判もある。これは体罰裁判。しかし、ほんのちょっとの準備をしていなかったが為に負けた裁判も珍しくはない。#asukyo

2012-04-14 14:30:27
池田 修 @ikedaosamu

最近は、事件事故の責任が、上にいかないで下に行くようになってきている。平成20年の最高裁判決。落雷の事故の責任が一人の教員にも背負わされている。賠償金額は1億以上。#asukyo

2012-04-14 14:34:44
池田 修 @ikedaosamu

昔も、事故があって裁判になっていたと思われる。しかし、和解で解決していた。ところが、今は親側からの要求金額が上がり、学校が払える金額は変わらない。だから、本裁判になっているのだと思われる。#asukyo

2012-04-14 14:36:33
池田 修 @ikedaosamu

2010年度は、110万件の学校事故。一日3000件。20年間で114人亡くなっている。275人は植物人間になっている。ほとんどが柔道の事故。良い悪いではなく武道が必修となるが。北海道でも須賀川でも民事訴訟。1〜2億ぐらいの損害賠償が命令されている。#asukyo

2012-04-14 14:39:57
池田 修 @ikedaosamu

今までは、武道の経験者が指導していて、この状態である。これからは、稽古着を着れたかどうかの先生が指導するというのは、とても不安である。私も柔道をやっていたし、事故にあった仲間もいたので、やめた。#asukyo

2012-04-14 14:41:28
池田 修 @ikedaosamu

全国では64%が柔道を導入する。これは剣道は防具が高いから。#asukyo

2012-04-14 14:42:20
池田 修 @ikedaosamu

剣道なんて、年間10回だったら、防具をつける前で終わる。防具の「ぼ」までいかない。剣道の指導もしているので、良くわかる。もし怪我したときにどうするまでのセットで考えないと、大変。指導した先生、校長が苦しむ。現場で苦しむ。弾が飛んでこない人は簡単に言うが。#asukyo

2012-04-14 14:44:08
池田 修 @ikedaosamu

◆柔道、剣道、相撲と三つとも経験し、剣道師範六段の星先生の言葉は重い。#asukyo

2012-04-14 14:44:50
池田 修 @ikedaosamu

教師としての前に人間としての尊厳を傷つけられてた場合は、しっかりと許さずに戦う。法治国家に生きているのですから。やるべき事はやる。ニコニコしていていい。でも、ペコペコする必要は無い。そういうものを腹に持っていれば、そういうオーラが出る。それでと親は何も言わなくなる。#asukyo

2012-04-14 14:48:44
池田 修 @ikedaosamu

学校の「守備範囲」と教師の責任 〜 "やるべきこと””やらなければいけないこと""やれる限界”の認識 〜 について話が始まります。#asukyo

2012-04-14 15:21:05
池田 修 @ikedaosamu

◆ 星先生は、NPO法人 ちば危機管理研究支援センターの理事長もされています。http://t.co/5ysYvVd8 困っている先生方の強い味方です。#asukyo

2012-04-14 15:21:28
池田 修 @ikedaosamu

「去年選ばれたリレーの選手が、今年選ばれない。担任はその理由を文書で回答せよ」という親がいた。そして差し替えたら、差し替えられた親が文句を言っていた。担任の信念の無い対応が問題を悪化させた。ブレた対応がダメ。信念を持って指導すべきである。#asukyo

2012-04-14 15:23:59
池田 修 @ikedaosamu

親同士が仲が悪いから、あの子どもと同じにしないでくれ、いや、するなという親がいる。決定権は親にはない。拝聴するのは良い、参考にするのは良いが、決定権は学校にある。これを冒頭に説明すべきである。#asukyo

2012-04-14 15:25:44
池田 修 @ikedaosamu

自分たちがやるべきこと、やらなければならないこと、出来る限界はなんだ。これを説明する。そして、余力があればサービス業務としてやるということもやる。良かれと思ってやったことが、いつの間にか前例になっていつもとなる。#asukyo

2012-04-14 15:27:31
池田 修 @ikedaosamu

「今回だけですよ、他には言わないで下さい」と親に言うとそれは、必ず他に伝わる。誰にでも言える事だけを言う。大事な事は伝わらず、大事でない事が伝わる。#asukyo

2012-04-14 15:28:47
池田 修 @ikedaosamu

「相談して検討します」という言い方は、可能性があると思わせてしまう。担任がこういいながら、校長に言えないでいる件が詰まって行くと、学校に来れなくなる。そのときに解決するのが大事。言うべき事を言わなければならない。最初は軽い荷物でも持ち続けるとずっしり来る。#asukyo

2012-04-14 15:31:07
池田 修 @ikedaosamu

先延ばしと言うのは、相手を有利にして自分を不利にするという対応の方法なのだ。ダメなものはダメなのだと言うべきなのである。#asukyo

2012-04-14 15:32:04
池田 修 @ikedaosamu

親を恐れるあまり、親の実像を見てないのが先生である。モンスターペアレンツにしている、思い込んでいるのが今の先生ではないか。腰を伸ばして親の実像を見て欲しい。誠心誠意やれば伝わる。#asukyo

2012-04-14 15:38:16
池田 修 @ikedaosamu

180人の幼稚園の園長もしているが、親にはっきりと言った。「少ない先生が子どもたちを見ている。いじめられているかもしれないが、自分の子どももやっていることがある。泣いて返ったからと言っていじめと言わないで欲しい。トコトンまで教師を信じてほしい」と。#asukyo

2012-04-14 15:40:35
池田 修 @ikedaosamu

煮ても焼いても食えないという親は、あまりいません。ま、います(^^)。でも、そのときは戦って下さい。法治国家ですから。良い事をしている人が守られるのが法治国家です。自身をもってやってください。#asukyo

2012-04-14 15:41:41
池田 修 @ikedaosamu

自分たちの守備範囲は、文科省も教育委員会も決めていない。自分たちで決める。教師と保護者との間で決める。広げればどこまでも広がるのが、守備範囲。#asukyo

2012-04-14 15:44:08
池田 修 @ikedaosamu

「自宅に無事に子どもを送り届けられなくて済みません」と事件のあとに言った校長。しかし、全員を送り届けるのは、不可能である。保険が適応する場所と、学校の責任の及ぶ範囲は違う。#asukyo

2012-04-14 15:45:38