2012.4.20オリンパス臨時株主総会

オリンパスの臨時株主総会に出席した。以下レポートしたい

2012-04-21 00:10:24

株主総会開始。議長を務める高山修一社長はガチガチに緊張。思わず同情してしまった。出席者からの怒号は期待してたほどではない

2012-04-21 00:11:52

一連の不祥事の詳細説明および議案説明の後、事前に提出された質問状への回答。ウッドフォード元社長からの質問「なぜ自分を解任したのか？」については公判に影響を与える、との理由で回答を拒絶

2012-04-21 00:12:15

参加者質疑に入り、株主動議でウッドフォード氏の取締役選任案が上程され会場中から拍手喝采。新取締役選任の修正案として採択される。ウッドフォード氏復帰の期待が高まる

2012-04-21 00:12:50

臨席したウッドフォード氏の質疑。経営陣が自分の質問状の回答を拒否したことは本総会そのものが無効であることの理由に相当する、と通訳を通して訴えた。さらに現取締役から執行役員に2名残る人事案に対し「恥を知れ」と激しく非難

2012-04-21 00:13:24

次々に株主からの厳しい叱責が続く。ここで議長（高山社長）への不信任決議案の株主動議。不服の社長だが「私の議長続行を信任する方は拍手をお願いします」＜会場から拍手＞「賛成過半数をもって議長を続けます」　おいおい信任じゃなくて不信任を問うんだろ。人数数えてないし

2012-04-21 00:14:30

採決に入る。おそらく会場の大半がウッドフォード氏の再任劇を期待してただろう。ところがここからがアンチドラマ。高山社長、最初に新取締役の原案の採決を提案した。会場から異論は出ず。ここで重要な点は、原案が承認されると修正案は自動的に否決されるのだが、そのことには全く事前説明がなかった

2012-04-21 00:22:15

「賛同過半数」（数えてない）をもって原案承認。自動的にウッドフォード氏の取締役選任を含む修正案は否決。会場はキツネにつままれたかのよう。さすが高山社長、ウッドフォード氏復帰の阻止に成功。開会直後のガチガチの緊張ぶりに同情した俺が甘かった

2012-04-21 00:23:13

ウッドフォード氏再任阻止は新旧取締役の既定事項だったのだろう。旧経営陣の体質はそのまま引き継がれると思ってよい。当局の一層の追及を期待したい

2012-04-21 00:23:44