佐高信氏松山講演会 2012年4月21日
- ichigekistk
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佐高信氏「それが日本の現状。高木仁三郎亡き後、広瀬隆はメジャーのテレビには未だに出ていない。上映禁止物体と言われている。私は準上映禁止物体。ビートたけしは、原子力委員会委員長の近藤駿介と、3月11日以前に対談。『地震が起きても大丈夫なように原発は作られてるんでしょ』と」
2012-04-21 14:11:52@shbttsy74 上映禁止物体とは広瀬隆氏が自分自身で自虐的にいった言葉。そのほかに100円ライターの広瀬隆と言うのもある。原発の闇を暴く (集英社新書) 参照。
2012-04-21 14:16:18佐高信氏「たけし『もし何かおきたら原発の中に逃げ込むつもりだよ』と。今行け!たけしの顔見るたびに、チャンネル変えるか石ぶつけるかしてる。大前研一なんか、原発推進してたのに、事故起こったらパッと変わった。橋下徹なんて、クルクル意見を変える。権力握ったら原発反対やめると思う」
2012-04-21 14:13:34佐高信氏「武田邦彦、原発危険ですというが、アイツだってずっと推進してきた。9億円くらい金をもらってきた。見るからに信用できない顔してる。時流を見るというか。ああいう人の本だけ売れるっていうのがね…読者ってバカなんですかね。ここにいる人以外は」
2012-04-21 14:16:10@shbttsy74 そんな武田邦彦さんのコメントを週刊金曜日の伊田浩之企画委員さんはNHK「追跡真相ファイル」低線量被爆 揺らぐ国際基準」に対して原発推進側が反論してきたときの反批判のコメンターとして採用しました。伊田浩之さんを馬鹿にした発言としてみて良いでしょうか。
2012-04-21 14:22:40佐高信氏「松山に来るのは楽しみ。伊丹万作が大好き。息子の十三よりは10倍エラい人。伊丹万作記念館にしてほしい。実行委員会のレベルも高いと思う。聴衆のレベルも高いけど。パンフレット、私の著作から見事に言葉を抽出してくれて。伊丹万作は、この『だまされることの責任』と書いた人」
2012-04-21 14:17:50佐高信氏「1億人が騙されていた、といったら、2〜3人の人間が全部を騙していたことになる。本当にそうなのか?と伊丹万作は言う。騙しの連鎖。騙されたことは正義なのか。いい人が騙されるというが、端的にいえば騙される人はアホ。騙されることは悪いこと」
2012-04-21 14:19:45佐高信氏「『だまされたといって平気でいられる国民なら、これから何度でもだまされるであろう』と伊丹万作は言う。騙されないほどの知恵を磨かなきゃならない。日本国民がかかっている『軽信』という病気。もっともっと疑うことをしなきゃならない」
2012-04-21 14:20:45佐高信氏「数日前は、自民党代議士の奥さん方の会で話した。幹事は、加藤紘一夫人。『佐高さん、何を喋ってもいい』と。自民党ももう破れかぶれになってる(笑)その時に言ったのは『日本の教育は、文部省と日教組が一緒に間違ってきたことがある。それは…」
2012-04-21 14:23:03佐高信氏「まず先生の言うことを信じなさいと。疑われると家庭も困るから。でも、その疑いが何かを生み出す。信じることを即いいことだとしちゃいけない。つかなきゃならないウソもある。ウソをついてはいけないというと、ウソがないものだと思ってしまう。権力者のウソを見破れなくなる」
2012-04-21 14:25:30佐高信氏「だから教師は『ウソをついてはいけない』と教えてはいけない。そう言うと教師は困る。『どうしたらいいんでしょう?』と。自分で考えなさい。先生、よく言うでしょ?『自分で考えなさい』って」
2012-04-21 14:26:40佐高信氏「道徳教育は、上の人間が下の人間を武装解除するためい押し付けるもの。上はメチャクチャ。橋下徹、府知事選に出る前に『20000%出ません!』って。それが今は『日の丸君が代守れ』って。ムチャクチャでしょ。慎太郎と一緒のヤツがいいわけないでしょ」
2012-04-21 14:34:32佐高信氏「疑ってはいけない、ウソをついてはいけない、逃げるのは卑怯だ、この流れの中で教育をしてきた。物事を徹底して疑うことがない。そうすると、あれだけのことをやったんだから東京電力も反省している『だろう』と思うわけだ、いい人たちは(皮肉で言ってますよ、わかるでしょ?)」
2012-04-21 14:36:27佐高信氏「東京電力の株主総会を新聞記者と一緒に見てきた。会場に入ろうとしたら、東京電力よりのお知らせ。録音録画配信はご遠慮願いますと。何だこれ?と。あれだけの事故を起こして、何を上から目線でモノ言ってるんだ、ふざけんな!また腹が立ったのは、記者が誰も文句を言わないこと」
2012-04-21 14:37:51佐高信氏「おかしいでしょ?おかしいと思わない人たちが書いた記事を、みなさんがたは見せられている。だから『週刊金曜日』の意味が出てくるんですよ!…と、時々言わないと(笑)」
2012-04-21 14:38:32佐高信氏「私はパソコンをやらない。やれないんじゃなくて、やらないの。能力もあるけど。みんな株主総会の間中、パソコンをカタカタ叩いている。みんな機械になっちゃったのかなあ?と。勝俣会長がどういう顔をしたかなんて覗けないでしょ。機械に使われている。新聞記者じゃねえだろと思う」
2012-04-21 14:40:00佐高信氏「株主総会、その日のうちに終わらないと、またやらなきゃいけない。10時から4時まで6時間。『サンデーモーニング』の2時間だけでもきついのに。東電の人間、紙オムツはいてまでやろうとしていた。彼らなりの決意。倒す方もそれなりの決意じゃないといけないのに」
2012-04-21 14:41:41佐高信氏「いい人が100人束になってかかったって、紙オムツ1人にかなわない。自民党の夫人会で『佐高さんはどうしてそういうふうになっちゃったんですか?』と…不意をつかれて、ふと思い出した。姉なんかは、自分が泣かせた弟が辛口評論家なんて、不思議でしょうがないらしい」
2012-04-21 14:43:33佐高信氏「佐川急便事件の時に選挙があった。自民党と公明党が躍進。躍進したとこを叩くのが批評の常道。自民からは加藤六月、公明からは二見伸明が来た。加藤六月に向かって『佐川急便事件という汚職は、自民一党支配が生んだ宿便のようなものだ』と言った。そしたら怒ったね加藤六月が」
2012-04-21 14:45:19佐高信氏「『それは侮辱だ、謝れ』と言われたが、私も若かったのでツンと。公明『変わったのではない、成長したのだ』と言ったが、『コウモリも成長するだろう、しかし成長してもコウモリはコウモリだ』と。二見伸明も怒った。番組が終わったら、加藤六月が満面の笑みで私の手を無断で握って」
2012-04-21 14:46:48佐高信氏「『やあやあ佐高先生、きょうはお世話になりました』オメーのことなんて世話してねーよ。『これからまたお会いしましたらよろしく』腹の中と違うことを顔で言える。ああオレはこういう人間とこれから戦っていかなきゃならないんだ、と思ってから、自分の溢れる上品さを捨てた(笑)」
2012-04-21 14:48:22