自死に関する覚書

自死について、私的な経験談を綴りました。
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@XmichiruX

「死ぬ死ぬ」言ってる人は死なない は誤り。構ってちゃんの場合もあるが「生きていたい。でも死にたい衝動を抑えられない」というSOSも多い。私自身がそうだった。◆自殺したいと言われたとき。自殺相談、自殺予防のために http://t.co/oznzIS73 @usuimafumi先生

2012-04-22 11:40:31
@XmichiruX

構ってちゃんなのか、SOSなのかを見極める・・経験のない人には難しいだろう。放っておいて構わないと思う。たとえその人が実際に自死を遂げても、誰も自責の念にかられる必要はない。死を選ぶのは当人なのだから。ただ、死にたいという衝動と生きたいという願いの葛藤の末に自殺する人も居るのだ。

2012-04-22 11:46:13
@XmichiruX

夕食どきに入る前に。今から暗~い自分語りを連投します。m(_ _)m

2012-04-22 17:09:27
@XmichiruX

浅い眠りから覚めた。眠りに入る直前に朦朧と考えていた事。自死。中途半端な事を書き、そのままにしておいたのが心に引っ掛かっていた。改めて自死について思うところをつらつらと書いてみる。これは私の経験談に過ぎない。2つあり、長くなる。そんな自分語りなぞ見たくない方はミュートして欲しい。

2012-04-22 17:10:03

覚書 1

@XmichiruX

<自死に関する覚書 1> 私が身近な人の自死に初めて遇ったのは中学2年の夏休み。大多数が優等生という進学校で、どこか異彩を放つ無口なクラスメートが一人居た。いつしか私達は言葉を交わすようになり、彼女が詩を愛する事、自作の詩をユリイカに投稿して数回掲載されたりしている事を知った。

2012-04-22 17:11:47
@XmichiruX

私達は休み時間に好きな文芸作品について語りあう、そんな仲になった。夏休みのある日、彼女から私に電話があった。初めての事。少し話をしたいから彼女の自宅に来て欲しいと言われて訪ねた。私達はいつものように小説や詩について語り、私は帰宅した。数日後、彼女が亡くなったという知らせがあった。

2012-04-22 17:12:13
@XmichiruX

投身自殺だった事・遺書はなかったいう話を聞いた。お葬式に行った。彼女の御母堂は腰が抜けて放心状態・御尊父は号泣して「なぜ気付いてやれなかったのか」と繰り返しておられた。私はご焼香をあげる事が出来ずにその場を去った。私の知る限り、学校で彼女と私以上に親しくしていた人はいなかった。

2012-04-22 17:12:43
@XmichiruX

なぜ彼女が自死を選んだのかは分からない。ただ、夏休み中に、しかも初めて私に電話してきて直接話がしたいと言った彼女の事を私は想い、あれは彼女なりに別れを告げてくれたのか・それとも暗に何かを私に伝えようとしていたのか・なぜ私は異変に気付く事が出来なかったのかと思い悩んだ。

2012-04-22 17:13:04
@XmichiruX

仮に彼女が暗にSOSを発し私が気付いていたとしても、彼女を救う事が出来たと思う程私は烏滸がましくない。彼女が逝ってしまってから漸く自覚した事がある。私は彼女の事が好きだった。掛け替えのない友だった。その事を彼女に伝えた事はなかった。四半世紀経った今でもそれが悔やまれる。(覚書1終

2012-04-22 17:14:05

覚書 2

@XmichiruX

<自死に関する覚書 2>私はNZに居た時に希死念慮を伴う鬱病に罹患した。再発だった為、すぐ自覚して親友に知らせた。再発から暫くして自死未遂をした。その日の早朝、眠れない夜を明かした私は「独りでいると自死をしそうで怖い。会って話がしたい」と親友に電話し、一緒にレストランに行った。

2012-04-22 17:15:35
@XmichiruX

お喋りする内に自分で「もう大丈夫」と感じ、友人にもそう伝えて帰宅した。しかし友人と別れた直後から数時間の記憶は全くない。覚えているのはいつの間にか日が暮れていて、「怖い、怖い」と呟きながら大量の薬を飲んでいた事。次に覚えているのは、白衣を着た人達に覗き込まれていた事。

2012-04-22 17:16:06
@XmichiruX

その時、朦朧としながらも最初に頭に浮かんだのは「死ねなかった」という言葉。この言葉はその後も頭から離れなかった。やがて車椅子での院構内移動を許され、親友に車椅子を押してもらって病院前を流れる川辺に行った。陽気でお喋りな彼女。病院でも私を元気付けるような楽しい話をしてくれていた。

2012-04-22 17:16:33
@XmichiruX

でもその川辺で、私達は黙って穏やかな水の流れを眺めていた。暫くして彼女は突如大粒の涙をこぼし、「I love you, so please do not go.」と私を見つめて言った。私は胸を衝かれ、二人抱き締めあって泣いた。彼女のお陰で私は今生きている。彼女だけではない。

2012-04-22 17:17:30
@XmichiruX

私を愛し、大切に思い、必要としてくれている人達が居る。私が逝ったら悲しんでくれる人達が居る。私が自死を遂げたら深く傷付け後悔させ、その傷と後悔を一生背負わせてしまう人達が居る。

2012-04-22 17:18:10
@XmichiruX

今でもいっそ消えてしまいたいと苦しむ事はある。でも決して自死は選ばない。生きて生きて生きて、与えられた生を全うする。(覚書2終)

2012-04-22 17:18:32
@XmichiruX

以上、ちょっと吐き出したい事があったのでドバーッっと書きました。お目汚しすみませんでした。

2012-04-22 17:19:57