絵本合法衢のニザ様にやられた(*´△`*)人たち
- von3791oremirak
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大学時代からの友人と去年チケットを買いながら地震で上演中止になった『通し狂言 絵本合法法辻』を国立劇場で見る。片岡仁左衛門二役の悪役ぶりに見惚れる。蛇の皮を剥いたり、毒を飲まされた女性が吐血したり、井戸に女が投げ込まれたり、ところどころ様式美を切り裂くような、リアルな演出。(続)
2012-04-23 19:27:30国立劇場の「絵本合邦辻」楽日に何とか滑り込みで見た。去年、チケットを取ってたけど地震で流れた公演。去年一緒に行くはずだった友人と行けたのは良かった。登場人物のほとんどが殺されるという凄い話なので、震災直後は出しにくいだろうなあ。歌舞伎の中でも1、2を争う悪人を仁左衛門が二役で演じ
2012-04-23 20:11:00絵本合邦辻、太平次が孫七夫妻を惨殺しながら言う、「夏の夜は、もう明けるそうな」がカッコいい。仁左衛門もやり過ぎず、軽く言ってて良かった。
2012-04-23 20:36:04昨日の歌舞伎は絵本合法衢(えほんがっぽうがつじ)。国立劇場の公演では、松竹主催の講演では手に入らない台本が手に入る。といってもこの台本、鶴屋南北が書いたもの、そのものではないらしい。通りで言葉が分かりやすいとおもった。原作を読んでみたい。そんなにちがわないのかな、、、。
2012-04-23 22:20:53通し狂言絵本合法衢、思いがけずでてきた高宮。旅の夫婦が悪い殿様に遭遇し、その後の不幸が始まる場面。庚申塔に松ヶ枝。背景は近江の田んぼ。けど原作では、殿様と夫婦が出会うのは多賀大社。上演時間短縮のため二場面を混ぜちゃった。旅の目的はお多賀詣りなんだろう。そんなところも落ちていく。
2012-04-23 22:41:59『絵本合法衢』、今日で2度目。2回とも気になったのは、「悪」「悪人」の扱い。TLでも「仁左衛門が悪人二役を見事に…」みたいな評価が多かったし、まあそうなんだろうけど、腑に落ちない。
2012-04-23 22:52:50『絵本合法衢』、仁左衛門があくどい仕打をし、あざとい台詞を言うたびに、ほぼ毎回客席が笑う。通ぶった客が笑うのではなく、普通に結構な人数が笑う。いかにもな展開、お約束な言動が受けている、という感じ。でも、それでいいの?
2012-04-23 22:56:33『絵本合法衢』、大学之助/太平次が悪役ぶりを発揮するたび客が笑うというのは、もともとそう意図されているのでしょうか?客はぎょっとしたり、息をのんだりしなくていいの?
2012-04-23 22:59:35『絵本合法衢』、南北の原典は読んでいないけれど、読んだら丁度圓朝の速記を読むときのように、人の業に言葉を失ったり息をのんだりするのではなかろうか、と言う気はする。これは見当はずれな考えでしょうか?読んでみれば分かる訳ですが。
2012-04-23 23:03:06『絵本合法衢』、昨今「人のうちにある底無しの闇」をのぞき込む機会は、額面からの絵空事に頼らずとも、報道と称する言説でいくらも味わえます。そういう時代に仁左衛門の大学之助/太平次は、いかにも観客の笑いを誘う悪人ぶり。私が知らなかっただけで、始めからそういう話なのか?
2012-04-23 23:08:16今月はあれこれ断念しましたが、「絵本合法衢」だけは観に行ったのであった。仁左衛門が悪の権化になるやつ。すごい寝不足で行ったのに、全然寝なかった。
2012-04-24 00:33:49「絵本合法衢」の最終日。仁左衛門が二人の悪役を見事に演じていて見応えがあった。やはりかっこいいって素敵だな。ただ想像していたより人間味のある演技だった。
2012-04-24 00:46:20『絵本合法衢』@国立劇場。この演目、いろいろ盛り込みすぎなのか、なんか薄っぺらい感じがあって、気持ちのいい話ではないし、何人も殺されるし、ぜんぜんお勧めできない&私の好みでもない芝居だったけど、仁左衛門丈の演技は堪能した!にざさんはやはり、芝居うまいですよね。(何から目線…)
2012-04-24 01:15:02日曜日は国立劇場で「絵本合法衢」。去年3月とほぼ一緒ですが筋が整理されたようで人間関係が分かりやすかったです。とにかく殺した後の仁左衛門さんの気持ちよさそうな顔が印象的w 愛之助さんの弱っぷりも健在(って何て日本語だ)で、梅枝高麗蔵カップルの非業っぷりもすばらしく。満足。
2012-04-24 14:26:00私は、歌舞伎はそのシーンそのシーンを楽しむものと思っているので、見所の多いこういう芝居はかなり好きです。国立劇場2階席実ははじめてでしたが見やすくて気に入ったし、今後の歌舞伎教室(毛抜!)や塩原多助も楽しみ。
2012-04-24 14:29:21ある人が「小笠原騒動」を「自決が多く、そのたびに介錯する話」と大雑把に概要説明するようなコメントを呟いていたが、そういう表現だと「絵本合法衢」は「乗っ取りを企む男と配下の2人の極悪人が人殺しを重ねていく話。勧善懲悪な日本人好みの結末が待っている」と言う風にまとめられそうと思った。
2012-04-24 14:49:54→結末の勧善懲悪にもってく為の切腹トリックは確かに「歌舞伎」ならではの趣向で面白いとは私も思うけど…。傑作とまでは言えないけど「小笠原騒動」も歌舞伎ならではの、何でもあり感がいいと思うのよね…。時間の制約の面で仕方ないのはわかるんだけど「絵本合法衢」での殺しの場は →続
2012-04-24 14:53:15→「悪の華」とあれほど宣伝してたのであれば、1つ1つ「絵」として見る面白さも演出して欲しかった。殺しの理由があっさりでも、元から極悪人だから私には無問題で、殺しという残忍な行為の細かな描写を見たかったの。そこが残念で仕方なくて。本当に仁左衛門さんだから再演できたとしか言えない。
2012-04-24 14:55:45