「水あかりから学ぶ、地域振興と地域創造」石原靖也実行委員長の講演まとめ
石原「九年前の熊本は市民の特権は行政に不満を言うこと、という風潮があり、これをどうにかしたかったというのがソーシャルビジネスとしての水あかりに繋がりました」
2012-04-24 18:06:08石原「水あかり最大の約束事は行政に頼らない自立型の市民を作り、行政のパートナーになれるように成長させたいという思いがありました。市民力を上げるのが目的の一つで、今でも行政からお金もらってませんし人手も借りてません。許認可では手伝ってもらいますが見守っていて欲しいというスタンス」
2012-04-24 18:08:17石原「行政の中にも有志が出て来て、自主的なボランティアで市役所や県庁の職員が来てくれるようになりました。一市民としての参加が数年で二百人に増え、民間が進んだことで行政も手伝ってきれるようになりました」
2012-04-24 18:11:10石原「熊本を代表する資源の水と阿蘇を代表する火をどう表現するか。和蝋燭日本一という要素も取り入れました。これは江戸時代の宝暦の改革の名残です。杜の都と言いますが漱石時代から比べると三分の一です。花畑公園には大きな楠が神社の名残で残っているので鎮守の森を復活させる要素も入れました」
2012-04-24 18:15:17宝暦の改革(ほうれきのかいかく)
http://www.manyou-kumamoto.jp/contents.cfm?id=458
「産業も奨励され、「ハゼロウ」や「こうぞ」を専売とし、養蚕を奨励しました。」
石原「みずあかりの名前を決めて安永蕗子先生に題字をお願いして、みずあかりという言葉は元々古くからある言葉だと教えてもらいました。熊本をルルドに例えて生地は聖地、と書かれていたのに心を打たれました」
2012-04-24 18:20:55石原「偶然つけたみずあかりという言葉が結果的にすばらしいものになって故郷を大事にしようと言う意味に繋がりました。もうひとつのみずあかりは江戸時代の俳人、貞風の希望に満ちた作品にありました」 http://t.co/1115zv5j
2012-04-24 18:23:34石原「街への誇りと希望の灯りというコンセプトが見えてきました。仏教用語にある一隅を照らすという言葉にも出会い、これも含めて祭りのコンセプトにしました」
2012-04-24 18:25:24石原「いまだにみずあかりで観光資源を作ろうとは考えてません。官民の一体化と世代間交流を通じて市民力の向上を目指したいというのが今でも一貫した目標です。観光を目指していたら失敗したのでは。結果がそうなっても目的は違います」
2012-04-24 18:27:22全く同感です! RT @nobsat: 石原「いまだにみずあかりで観光資源を作ろうとは考えてません。官民の一体化と世代間交流を通じて市民力の向上を目指したいというのが今でも一貫した目標です。観光を目指していたら失敗したのでは。結果がそうなっても目的は違います」
2012-04-24 19:48:32石原「もうひとつ大事なのが平等主義。苦しくても一口二万円を三百社、四百社と集めてみなさんを平等に並べることができるので、大変ですが今でもやってます。終了後に参加したボランティアの名前を全部、肩書き抜きで五十音順で並べてポスターを作ったこともあります」
2012-04-24 18:30:09石原「循環型もテーマの一つで、里山を荒らす竹を伐採して灯篭にして、終わった後に竹を堆肥にして農業に使ってます。使ったものを無駄にしないということです」 http://t.co/id8NSdN3
2012-04-24 18:33:32石原「山が竹に覆われると地崩れにも繋がり山が死んでしまいますが、今は竹の需要が減って伸び放題になってるので、イベント以外でもどうにか需要を作っていかないといけませんね」
2012-04-24 18:37:46石原「まとめとして。みずあかりをソーシャルビジネスとした時に行政ができないことを民間がやり、はるかに高い効果を出すとそれに関わる暮らし人に自信が生まれ、行政頼りから自立し主役になれます」
2012-04-24 18:39:24石原「視察に来た電通の人に市役所に頼まれたらいくらでやりますかと聞いたら五千万と言われましたが、こっちは人件費がタダなので五百万でやってました。しかも電通がやるならそれは税金なので、市民のまちづくりに関わった充実感が出せるかといったらそれは難しいでしょう」
2012-04-24 18:41:37石原「311以降、絆を大事にするようになってきて行政に頼ろうという考えがなくなってきて、みんなで汗をかくことを感じてきたのでは。みずあかりが十万人以上のお客さんを集めている中で、去年から中国や韓国、関西地方から人を集めるようになっていますが市役所はお金を使ってません」
2012-04-24 18:45:49石原「女性のいないまちづくりはうまく行きません。みずあかりでも女性委員の一言がなければこうはならなかった。地域おこしの最大の資源は女性と若者、のぼせ者です。女性が入って一番成功したのは人吉の旅館の女将さんの取り組みではないでしょうか」
2012-04-24 18:51:04@nobsat 何を?! のぼせ枠を?!せめて「女性枠」か「若者枠」に入れてください! 笑。 でも、なんかしたいなぁ。熊本面白くしたいですよね。
2012-04-24 21:01:28@kokoro_hotto おじさんを女性枠に入れる秘策が(^0^;)というのは冗談ですが、みんなで盛り上げたい気持ち、今日のお話でさらに強まりました(^_^)ノ
2012-04-24 22:04:43石原「地域おこしは皆が平等で汗をかいたものが主役です。そして足を引っ張られてなんぼというところもあります。行政はあくまでパートナーで頼らず、仲間を力にして行こう」
2012-04-24 18:52:44石原「地域おこしは宴会の酒のつまみではない、というと引かれます(^_^;)そして政治と無関係にしましょう。自立した市民を育て、志を作って行くことで観光は結果でしかありません。」
2012-04-24 18:54:25石原「地域おこしは縦社会の枠を越えて連携の連続です。行政は観光を邪魔してるのでは?熊本市役所には阿蘇も天草もポスターがないですね。山都町は宮崎の人まで呼んで広域連携してる例外です」
2012-04-24 18:57:04