cf.
横浜国立大学はみどり豊かなキャンパスです。国大の森は30数年前に宮脇昭名誉教授らが、クスノキやタブなどの『ふるさとの木によるふるさとの森づくり』潜在自然植生の考え方で設計し、教職員らで植樹したもの。今の時期は常緑樹のクスノキの葉が新しく生えかわり、たくさんの落ち葉が舞っています。
2012-04-24 18:04:49市民環境フォーラム「東日本大震災の教訓を活かし共生社会の実現を目指して」
4月7日開催
#iwj_kanagawa1 宮脇昭氏「我々は地球上で一番いいところで幸福に暮らしている。素晴らしいものを有している。人類史上でも最高、でその時に必ず起きる大災害、大変な被害をもたらしてしまった。」
2012-04-07 14:43:03#iwj_kanagawa1 宮脇昭氏「例えば、津波が来るのであれば山の上に上がればいい、という声もあるが、あれほど急な山地である以上、時間が経てばまた平野で住まざるを得なくなるところもある。豊かということは逆に自然災害もあるという危険な状態でもある」
2012-04-07 14:43:59#iwj_kanagawa1 宮脇昭氏「人類文明で見ても、あらゆる都市は全て川沿いや沖積平野に分布している。つまり人類にとって最も便利なところであるが、災害も起きるところもある。日本では山ばかりだが、よく言われるように山に皆がすぐ、ずっと住むことはできないのも実情」
2012-04-07 14:45:53#iwj_kanagawa1 宮脇昭氏「大槌に残された瓦礫、これはほとんど土が混ざったものながら、生活の遺品でもあるが地球資源でもある。でもそれをなぜ、わざわざ多額の金銭で処理するというのは小手先の技術にすぎない。チップにするという話もあるが南北300km存在する大量のもの」
2012-04-07 14:52:49#iwj_kanagawa1 宮脇昭氏「例えばいのちの森、これは瓦礫や切土を盛土にしてその上に植林を行う。林野庁やマツに固執しているが、元々歴史的には常緑の樫などが大半だった」
2012-04-07 14:55:01#iwj_kanagawa1 宮脇昭氏「海岸線含めて、人間の植えた杉と同時にアカマツが増えていった。また松竹梅と言われるがこれらも元々は輸入品。例えば陸前高田の1本松、報道などでは美談になっているが、逆に言えば松はこの場では適さないということの証明」
2012-04-07 14:58:19#iwj_kanagawa1 宮脇昭氏「土地本来の植生などは実は津波が来て周りは全て流されても残っていたところが多い。これまでマツばかりを防潮林とした結果全てが流されてしまった。」
2012-04-07 15:00:30#iwj_kanagawa1 宮脇昭氏「我々の提案としては、衛生的な問題を解決した瓦礫については、地球資源とし、海岸線沿いに盛土として森を形成することで、仮に将来再度津波が来ても押し波を低減するだけでなく引き波で沖に流されることも防ぐことができる」
2012-04-07 15:01:51#iwj_kanagawa1 宮脇昭氏「阪神大震災でも土地本来の植生が残っていた地域だけはまわりの建物が殆ど倒壊しても何事も無く残っていた」
2012-04-07 15:34:23#iwj_kanagawa1 宮脇昭氏「関東大震災の例、避難先の場所で大きく犠牲者数が異なっていた。例えば岩崎邸、清澄の庭園の緑は実際には多数の命を救ったが、防災会議などでは全く考慮されてないのが実情」
2012-04-07 15:36:18