佐藤秀峰先生の「今まで見てきた漫画家になれない人たちの言い訳」
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tyuudoku777
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その3 「そもそも漫画を描けるというこということ自体、特殊能力なんですよ。映画で言えば、監督と脚本と役者と美術と照明とか、いろいろ全部一人でやるようなもんじゃないですか。だから、描けないのが普通なんです」
2012-05-04 16:57:11
その5 「漫画はいっぱい読んでるし、見る目は結構あるんですよ。目は肥えてるんで、つまんないって分かってる漫画は描けないって言うか、傑作が思いつけばすぐ描くんですけど」
2012-05-04 17:03:10
その9 「漫画はただ描いても意味なんかないんですよ。雑誌に掲載される物しか描きたくないので、雑誌の傾向とか編集者の好みとかをよく調べないと」
2012-05-04 17:12:52
本日23時頃よりニコ生で「第3回 ネーム大賞」の一次審査会議Vol.2 Aチーム(佐藤秀峰、青木優)を放送いたします。 優しく審査しますよ〜。 http://t.co/a3PNsUg9
2012-05-04 17:23:15
漫画家志望者を名乗る方に「どうすれば漫画家になれますか?」と相談を受けたので、「とりあえず今まで描いた作品を見せてほしい」と言った所、すごい量の言い訳が返ってきて、結局、作品は見せてもらえず、恐らく漫画を描いたことがないであろうことが推測されたので、あんな事をつぶやきました。
2012-05-05 15:18:55(´・ω・`)では逆に漫画家に成れる人とは?(12/05/05 20:25追記)

逆に漫画家になれる人に共通することってなんだろう? 僕の職場は今働いているスタッフ4名を除くと、過去13年間に19名のスタッフを雇い、内15名はデビューしている。 14名は一応連載までいってる。 現在も連載中は5名。
2012-05-05 15:36:45
あ、違うか。もう漫画家15年目か。 んで、スタッフのデビュー率は80%で、連載率は70%くらいで、現役で生き残ってるのは50%くらい。 僕自身は今の連載が後1年ちょっと続いて、その後の連載も決まってるから、後3年は仕事が決まってる。
2012-05-05 15:45:59
昨日、福本伸行師匠とご飯を食べたら、先月は8本原稿を描いたと言っていた。 今年の分のアカギは描き終わったそうだ。 なぜそれ程描くかと言えば、時間を作ってさらに描きたい物があるからだそう。 僕は次回作の取材と並行しながら、月産40ページ。 師匠の1/4しか描いていない。
2012-05-05 15:52:42
今も生き残ってる人に共通するのは、漫画を描いているということ。 当たり前だけど、描いていない人の漫画が雑誌に掲載されることはない。 消えていった人は漫画を描いていない。 描いているのに消えてしまった人もいないみたい。 少なくとも、僕の周りではそう。
2012-05-05 16:01:14
漫画家になれる人に求められるのは、1日中、黙々と机に向かって描き続けられる能力くらいだと思う。 絵なんてひたすら描いてればうまくなるし、才能だとかいう物はまったく必要ない。 僕は絵が下手で才能もないけど、描き続けてるから漫画家。 それだけだと思う。
2012-05-05 16:09:02