【スキップ　完全版】ソコノロニコ　ブリングル　宮尾節子　tweet連詩pw3p

ブリングル（仮） @buringuru

もしかしてわたしは大変唐突ですが今日いまからぴったり始まる覚束ないわたしの歩行に惑わされて縄跳びの縄が飛べません。貴方の音符の鮮度には敬意を表します。だってわたしはミミズクで資源ゴミの音階も聞き分けられないほどざらついたまま甘えたの耳をかかえているからです。（スキップ）#pw3p

ソコノロニコ @sokonoroniko

ウイスキーボンボンボン。一杯は私のおごりで。千の足を持つ鳥が我を凌駕する。行こう行こう、耳の向くまま、手のなる方へ。そこは水戸駅、ホーリーの街。（スキップ２）#pw3p

宮尾節子＊11/11文フリ東京「宮尾節子とまあ姉の店」V-42（第一会場）出店します。来て下さいね！ @sechanco

こっちはフリマで青い切子風の水差しゲット。もうすぐ川岸で咲くヒメウツギの白い花が似合うはず。花を召しませらんららん。ビワの若葉も艶を増します祝い島。女漁師の民ちゃんの原付の音がよみがえる。春を求めて島駆け巡る羽音ぶぶ。目の前で夜が砕けてオタマジャクション！（スキップ３）#pw3p

ブリングル（仮） @buringuru

赤い蛍に魅入られて新月の夜を泳ぎ、ながら、沼はくふっ、と、泡立ち、サイゴの息を止めたので、手折った言葉は結び目からこぼれ落ちて、帰り道を汚します、ああ、羽音が肌を撫で、逆立つ鱗にも一枚、いちまい、と、ママの目が灯るので、（スキップ４）＃pw3p

ソコノロニコ @sokonoroniko

お饅頭を食べました。今だけは忘れたい。足の動かし方も、首の回し方も。働かざるものーーという言葉に、素直にショックをうけた私たちは分け合った、あぁあのお饅頭はまぁまぁ美味しかった。カウガールが失踪した初夏。雨あがり、水たまりの反射の中。（スキップ５）#pw3p

宮尾節子＊11/11文フリ東京「宮尾節子とまあ姉の店」V-42（第一会場）出店します。来て下さいね！ @sechanco

いっぽ、にほ、たんぽぽ。ちきゅうの傷口に花するきみは、目がきれい。垂乳根のおかんの話はとめどなく「麦こうせん、二袋くださいな」オンブお化けの武甲山。あちら書いたらこちらが書けずだ。ベンチで一服しませんか。鹿肉メンチも食べましょう。でも仮設トイレで大は無理。（スキップ６）#pw3p

ブリングル（仮） @buringuru

ソフトクリームの食べ歩き。白い山肌を楽しむ指少し震えて泣き出しました点々零れた合図がそのまま砂時計の砂となりわたしはお母さんにしがみつきましたいつかのあの帰り道のようですほら苦い根を噛んでしまったあの時思い出すと奥歯は涙が嬉しくてわたしはワルツの猫でした。（スキップ７）#pw3p

ソコノロニコ @sokonoroniko

青空が背景の駅前の金の猫の像の前で待ち合わせ。緑色の男の子と青色の女の子が、いそいそと橋の向こうの広場へ向かう。ずこー、とか、しゃー、とか言いながら、こどもたちはしっかりしていた。お祭りにはそれ用のステップがある。（スキップ８）#pw3p

宮尾節子＊11/11文フリ東京「宮尾節子とまあ姉の店」V-42（第一会場）出店します。来て下さいね！ @sechanco

それ用のスーパーマンはあらわれないが夜空にスーパームーンはあらわれて人々はいっせいに空をあおいだ。近い。いっぽう泊３号機は５日午後５時ごろから原子炉に制御棒を挿入して出力を下げ始め、６日午前２時ごろに原子炉停止。満の月にゼロの日だ。拍手かと思ったら柏餅か。（スキップ９）#pw3p

ブリングル（仮） @buringuru

さて、そうして、歩くことをやめないままの心音が、夜をそぞろ歩き、息継ぎは1歩ごとに零れ落ち、けんぱあのリズムで思考はとっちらかって、今日なんていう日は産声を上げる間もなく、明日の、明後日の、明明後日のと、飛び去るワタシを跨いでは、先を急ぐのでありました。（スキップ１０）#pw3p

ソコノロニコ @sokonoroniko

@sechanco @buringuru この一ヶ月、ただただヒッシでした。その日その時の状況に大きく左右されたような気がします。お二人の言葉に触れ、私はもっともっと読み書きが必要だと思わされました。充実した日々でした、ありがとうございました！

ブリングル（仮） @buringuru

@sechanco @sokonoroniko 遅くなりました、ステップ１０、仕上げました。自分とは全く違う言葉を辿って、自分の言葉をつなげるのは、とても難しかったです。不思議な体験の1ヶ月間でした。ありがとうございます☆

宮尾節子＊11/11文フリ東京「宮尾節子とまあ姉の店」V-42（第一会場）出店します。来て下さいね！ @sechanco

@buringuru @sokonoroniko おつかれさまでした。方言と方言がぶつかりあうようなもんだもんね♪お二人の言葉の風にあたれて刺激を受けました。楽しかった。ありがとうございました☆