茂木健一郎

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茂木健一郎 @kenichiromogi

ロック(2)ロックンロールというのは、音楽のジャンルに留まらず、一つの生き方である。世間の常識にとらわれないこと。予定調和ではないこと。傍観者ではないこと。身体を張ること。言い訳をしないこと。ロックンロールな生き方を貫くのはしんどいが、きっと楽しい。

2011-05-11 07:26:18
茂木健一郎 @kenichiromogi

トオ(5)何かができるようになるということは、できないことのときめきを失うことである。手に入れることは、あこがれが消えることである。この世は、すべてトレード・オフなのであって、得ることと失うことは必ず交錯する。

2011-05-24 06:46:45
茂木健一郎 @kenichiromogi

景気(6)「ホーム」と「アウェー」をいったりきたりする。自分が得意で、慣れしたしんだ「ホーム」のことだけでなく、慣れずにとまどう「アウェー」のこともやる。「ホーム」&「アウェー」で生きるリズムができる。熟練した自分と、未熟な自分。その寒暖の差が、自分の糧となる。

2011-06-19 08:24:04
茂木健一郎 @kenichiromogi

集切(2)筋肉と同じように、回路も使えばそれだけ強くなる。オススメなのは、「一秒集中法」。さあやろう、と思って座ったら、間髪を入れずに始めていきなりトップスピードに入る。そのようなことを繰り返していれば、自然に集中回路の機能が高まる。

2011-06-21 09:23:17
茂木健一郎 @kenichiromogi

感性(2)感性とは何か。ある作品を前にして、良いと思う、凄い、惹き付けられる、それが全て。その作品が有名だとか、大作家によるものだとか、値段が高いとか、そういうことはどうでもいい。ただ、自分の心が動かされてしまうこと。その理由は、決してわからない!

2011-06-25 07:07:57
茂木健一郎 @kenichiromogi

感性(7)誰かがお墨付きしてくれるとか、画商が号いくらと値付けしてくれるとか、そういう世界でいる限り、自分の感性は動き始めない。とにかく信じるしかないんだよ。託す。間違うかもしれないが、信じる。これができると、自分というコマがぐるぐるまわり始める。回ってナンボだ。

2011-06-25 07:15:29
茂木健一郎 @kenichiromogi

こあ(9)言挙げしようよ。そのためには、猛勉強。ピッチの上を、全力疾走。感性を開いて、いろいろな人に会ってさ。テレビや新聞の、花鳥風月なダラダラした調子に付き合うな! 目の前で大臣が放言したら、即座に「ふざけるな」と言えるような、感性と反射神経を持ち続けよう。

2011-07-05 06:13:40
茂木健一郎 @kenichiromogi

創造(4)「yesterday」「あの素晴らしい愛をもう一度」「タイガー&ドラゴン」。これらの曲に共通なのは、あたかももともと存在したかのように作曲者の頭の中から出てきたということ。脳の創造性は、木の中に最初から埋まっているフィギュアを掘り出す彫刻師のようなもの。

2011-07-11 13:20:15
茂木健一郎 @kenichiromogi

あく(6)予定調和はつまらん。強い逆風の中、がんばって立っている人の姿が好きだ。だから、天の邪鬼のように見えるけれど、社会からバッシングされる人が友だちだと思えるのだろう。批判されたナンボ。自分を安全圏に置いて人を批判する人ほど、つまらんものはない。

2011-07-15 16:48:10
茂木健一郎 @kenichiromogi

とら(9)「楽しさ」を基準にすること。それで、人間は大抵間違うことがない。インターネットが切り開いた新しい文明の中を、たくさんの「透明ランナー」が走っている。私たちは、日々、楽しく出会い、向き合うためのルールを工夫している。仲間たちと、夢中で走り回り続けている。

2011-08-05 06:58:52
茂木健一郎 @kenichiromogi

かそ(3)不導体の中に導体を混ぜていくと、ある密度のところで「相転移」が起こって突然電気が通るように(パーコレーション転移)、何かを成し遂げようとして努力している時に、うまくいかない時にも脳の中では徐々に必要なことが揃い始めているかもしれないのだ。

2011-08-06 09:47:04
茂木健一郎 @kenichiromogi

かそ(7)一人の人間にせよ、国家にせよ、なかなかうまくいかない時に、私たちは「もうダメだ」などと絶望してしまいがちである。しかし、実際には、努力を続けている限り、少しずつカードは揃い始めている。やがて、ある日、カードが揃って「ロイヤルストレートフラッシュ」になる。

2011-08-06 09:52:17
茂木健一郎 @kenichiromogi

きん(3) 天才とは超人的な努力をする人のことである。秀才とは中途半端な努力をする人のことである。

2011-08-08 07:09:40
茂木健一郎 @kenichiromogi

きん(7) 魂の危機は自己創造の最大のチャンスである。

2011-08-08 07:18:30
茂木健一郎 @kenichiromogi

きん(9) 忘れることが最高のアンチエイジング。

2011-08-08 07:21:21
茂木健一郎 @kenichiromogi

ぐん!(9)勉強でも、仕事でも、スポーツでも、今までと違った感覚をつかむこと。それは、言葉にはできない。そのぐん! の飛躍の前には、長くて苦しい暗闇がある。真に凄いのは、そのような成長曲線が経験則として予想できるということ。人生、決して諦めずに続けていくのがよい。

2011-08-11 06:07:49
茂木健一郎 @kenichiromogi

かみ(7)かけ流しの源泉の方へ。未編集の、意識の流れの方へ。そこには、言葉にしようもない、不思議な魚たちが泳いでいる。印象という色とりどりの鳥たちが飛んでいる。耳を澄ませば、黄金の時を切り裂いて、見たこともない昆虫たちの羽音さえ聞こえる。

2011-09-13 05:23:50
茂木健一郎 @kenichiromogi

てと(6)普通、一人のひとが経験しないような「点」と「点」を持っている人が、常識では思いつかない「創造性」を発揮できる。そのためには、好奇心にあふれていて、おっちょこちょいで、やたらと動き回る、そんな人になるしかない。世界の中に散らばっている「点」の間を疾走するのだ。

2011-10-10 10:11:25
茂木健一郎 @kenichiromogi

くほ(2)Insanely Great(狂っているほど凄い)というのは、 Macintosh開発中に、ジョブズ氏が口癖のように言っていたこと。少々良い、というのではない。ワーって狂っているほど凄い、そんなものを作ろうぜとジョブズ氏は周囲にハッパをかけていたのである。

2011-10-11 07:01:19
茂木健一郎 @kenichiromogi

就活、したくないやつはしなくていいんじゃないか。それで、フリーターだ、ニートだとばかにされて、それでも勝手にやって、つながって、世界に直接出た方が、きっと日本のためにもなるし、何よりも自分たちが楽しいよ。

2011-10-22 11:12:33
茂木健一郎 @kenichiromogi

じぴ(5)生きていると、いろいろと細かいことがたまってくる。ヘタな知識が増えて、処世術も学び、事情通になって、したり顔であれこれと言うようになる。Think Differentって、文法的にアレらしいぜ。そんな人たちは、Steve Jobsがなぜ号泣するのか、理由を知らない。

2011-11-14 07:41:04
茂木健一郎 @kenichiromogi

とし、早っ! お前ものびるなあ。 @toshihiro36 「茂木健一郎(@kenichiromogi)さんの「のびるやつ、のびないやつ」」をトゥギャりました。 http://t.co/qcSqtxAS

2011-12-06 07:55:34
茂木健一郎 @kenichiromogi

健太、ありがとう! @kentasinjyou 「茂木健一郎さん @kenichiromogi「テレビが終わっているのは、メジャーだからである」の連続ツイート」をトゥギャりました。 http://t.co/SbwrLGDb

2011-12-08 08:59:26
茂木健一郎 @kenichiromogi

ほめ(7)変人は大切だが、「私は変人です」と言う人はニセモノである。本当の変人は、自分がやっていることが、ごく自然の、当たり前のことだと思っている。同様に、名言も、本人には意識がないことが多い。その人のごく当たり前の生き方がにじみ出て、聴く者に感銘を与えるのだ。

2011-12-17 07:36:00
茂木健一郎 @kenichiromogi

健太、ありがとう! @Poyo_F 恐れ多いです。どうもすみません。 @kentasinjyou@Poyo_F さん「ぽよさんによる原発の話」」をトゥギャりました。http://t.co/1RMQb7RX

2011-12-23 15:28:06