客員経済学者ジョン・フォン・ノイマン

ストーリーにはなっていませんが調べたことをとりあえず時間順に並べています 内容的には最後に挙げた評伝 "The World As a Mathematical Game: John Von Neumann and Twentieth Century Science" に書かれていないようなことはないと思います(本文未読のため)
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コンドルセが気づいていたように、現実の人間の価値判断は、特に多人数で決める場合にはコンシステントかどうか怪しいものだったし、英国の連中が気づいていたように、各人の尺度は市場で出会うまでは比較できないのだが、だからといって社会科学屋から順序理論を提案することは遂になかった

2011-10-01 15:17:54
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順序理論の言語は関数解析畑の距離空間が環論のイデアル論と出会って初めて現れ、そしてアローの仕事は適切な言葉を与えられるのを待っていたかのようになされた

2011-10-01 15:20:31
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「ゲームというのは集合のメンバーを選ぶ方法で、特にその集合が簡単な式の解集合としては特徴付けられないような場合に有用だ。もちろん、普通の簡単な式もゲームに書き直せる」

2011-10-09 11:35:15
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「縮小写像を繰り返してある1点を求める、というのがワルラスの「模索過程」らしいが、これはある条件を満たす実数を1個求めることだから、当然ゲームと見ることができる」

2011-10-09 11:37:27
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区間縮小法が位相ゲームなのはいいとして 反復法はどういう風に区間縮小法に帰着させたらいいんだろ

2011-10-09 21:12:06
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あんまりまだよくわかってないんだけど、とりあえず「定和ゲームは利得を全員からオフセットしてやればゼロサムゲームと同じ」「n人プラスサムゲームには対応するn+1人ゼロサムゲームがあって、元のプラスサムゲームの解集合は後者のゼロサムゲームの解集合の部分集合になる」らしい

2011-10-12 11:41:51
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この「ゼロサム拡大」がどういうことかというと、たとえば人間と人間の取引で皆が豊かになるなら、一方的に収奪されてる地球さん太陽さんがいる、みたいな話

2011-10-12 11:43:00
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もちろん地球さん太陽さんには主体性がないから戦略は皆無、なので、もしも地球さん太陽さんに心があったら当然考えなきゃいけない「人間が自然に復讐される解」は人間同士のプラスサムゲームの解ではない。

2011-10-12 11:45:03
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あ、コンスタントサムのゲームはゼロサムゲームと同一視できるので、ここでプラスサムと言ってるのはストラテジの組合せで全体のパイの大きさが変わるゲーム

2011-10-12 11:47:05
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@TuvianNavy 「人間が自然に復讐される解」もそうなんだけど「一部の人間が自然さんと結託して他の人間を迫害する解」ももちろんあり

2011-10-12 11:48:58
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ちょっとまちがい、「たとえば人間と人間の取引で皆が豊かになるなら、一方的に収奪されてる地球さん太陽さんがいる、みたいな話」必ずそういう人が居る、シナジーなんてない、ということではなくて、そういう「はぶられてむしられてる存在」を追加のプレイヤーとして想定するということ

2011-10-12 11:51:13
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さていままでの話からも明らかなよーにゲーム理論の一般的枠組みは非合理的なストラテジ(一方的な収奪に甘んじてリベートも求めないとか)を許す。これは単にゼロサムゲームと言われたときにみんな「アレ」を想像するのは本質的な仮定が1個暗黙にあるということ

2011-10-12 12:01:45
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あと1回限りのゲームでの制約が再交渉とか繰り返し取引とかが許されると緩んでくのは積分したら系のエントロピーは増えてくという風に見える

2011-10-12 12:04:47
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ノイマンさんエルゴ—ド理論とかやってたからなんかそこらへんはそういう関連があるんだろうけど物理とかわからない

2011-10-12 12:05:24
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ノイマンのオビチュアリーはウラムが書いてた http://t.co/XdwcU1sI

2011-10-16 13:32:45

obituary:学者の死去に際してその業績を回顧する記事。
John von Neumann 1903-1957 (Ulam 1958)
http://www.ams.org/journals/bull/1958-64-03/S0002-9904-1958-10189-5/home.html

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サミュエルソンは『基礎』を通じて均衡からの乖離の一般論をやろうとしていて、非線形1階差分方程式の解の安定性を論じたが(『基礎』初版邦訳pp.316-320)、これはノイマンにいわせると「あたまわるい考え」(murky ideas about stability)だった。

2011-11-22 07:02:47
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査読拒絶のいいぐさが one would think the book about contemporary with the time of Newton て…

2011-05-18 18:03:39

サミュエルソン『経済分析の基礎』に対するノイマンの有名な侮蔑的低評価を伝えているのはモルゲンシュテルンの日記(1947年10月8日)で、「この本はニュートンの時代だったら古くないと思う人もいただろうね」「安定性について愚かな考え方をしている」「彼は30年かけてもゲーム理論を理解しないだろうよ」とまあボロクソです
ここらへんにもしかすると当該日記はあるかもしれませんが探せていません
http://library.duke.edu/rubenstein/findingaids/morgenst/

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室田先生はノイモルの仕事をどう見てるんだろ 自分には経済学のアイディアが数学を変えたほとんど唯一の例に見えてるんだけど

2012-02-12 16:14:53
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というのは、ペイオフマトリックスの先駆者はベーム=バヴェルクだから

2012-02-12 16:18:35
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あと{0,1}^2={00,01,10,11}の上のファンクションのコンテュイニティとかネイバーフッドとかを理解しないとJvNが会ってくれません

2012-03-06 10:51:44
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2-戦略空間上の連続(欠損値がない)関数の偏微分の存在定理と偏微分が弱い意味で凸(凹)であること

2012-03-06 12:08:21
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最終的には按点定理ってのを証明するんだと思う

2012-03-06 12:10:07
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Edgeworth hypercube言ってる人はあまりいないみたいだけどpayoff tensorsは結構あるなー cf. http://t.co/ITMiidR6

2012-03-15 09:47:21
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