【5/9】テーマ:別【#同題ssTB】
- masahiruru
- 2497
- 0
- 0
- 0
【空虎空】「別にぃ~?」そう言いながら唇を尖らせる時はちっとも心穏やかじゃない。非難がましい目で見ていたら「何だよ」と見つめてくるから「別に…」とまねして返すと吹き出した。「お前可愛いな~!」全く。何の話をしていたか忘れたじゃないか。まあいいか。いいか、別に。<別>#同題ssTB
2012-05-09 08:10:35虎徹さんと別々に過ごしたあの一年、僕は寂しくてしょうがなかった。けど必要な時間だったと思う。あの一年おかげで僕には虎徹さんが必要だって分かったから... 〈別〉 #同題ssTB
2012-05-09 08:13:17「奥さんいたんでしょ!?そこでなんでBBJなのよ!」「カリーナ、落ち着きなさいよ、オレンジジュースじゃ酔えないわよぉ?」「受付嬢に素敵って言われてデレデレしてたくせに!男でも構わないの!?」「あ、ボク知ってるよ!そういうの別腹って言うんだよね!」「パオリン!」/別 #同題ssTB
2012-05-09 08:17:11「ホラ…フフフ…ガワ・ダークネス・ギャルソン・デマプチまで…ありとあらゆる虎徹さんとバニーちゃんを別々のケースに陳列しましたよ?」バディクラスタ「や、やめたげてよぉ!隣同志に並べてあげてよぉ!」<別> #同題ssTB
2012-05-09 08:20:50恋人に改まって連れて来られたのは、街が一望できる最上階の高級レストラン。「虎徹さん、まさか」「ああ、まさかだよ」「…僕別れたくない…」「だっ、なんでお前はそうなんだよ!別れるなんて考えらんねぇくらい幸せにすっから結婚しよう!」/別 #同題ssTB
2012-05-09 08:21:41哀しくはなかった。いや哀しかった。別離は哀しくて当たり前だから哀しみを忘れたふりをした。それがいつの間にか習慣化して自分が哀しいのだという事を忘れた。お前が横にいるのが当たり前になってすぐ近くの人の気配が馴染んだ頃に、自分が哀しくて淋しかったことを思い出した。/別 #同題ssTB
2012-05-09 08:22:28「ここらでもう別れたい」突然の宣言に動揺を隠しきれなかった。「そんな顔するなよバニー」そういう貴方だって随分と酷い顔してる。泣きそうな不貞腐れたような、なのに僕が愛しくて仕方ないという顔。どうしてそんな事言うんですか。ねえ。「頼むから…トイレは一人で入らして」<別>#同題ssTB
2012-05-09 08:25:00別れ際、「また明日な」と手を振る仕草が好きだった。明日が待ち遠しく幸せだった。明日まで待てなくてその手を捕まえる日がくるとは思わなかった。「どうした?」間近で見る彼の目に、みっともなく縋る僕が映っている。一緒にいたい気持ちが何なのか、やっと僕は気がついた。<別> #同題ssTB
2012-05-09 08:26:10「あのね、彼等はバディヒーローなの。別売りなんて間違ってもしません」ロイズさんの執務室から漏れ聞こえてきた声に、ふたりは顔を見合わせた。「変われば変わるもんだな~」感慨深げな台詞にバニーは笑った。「嫌なら辞めてもらっても、でしたもんね」そしてハイファイブ。 <別> #同題ssTB
2012-05-09 08:26:31今日店にBBJっぽい男と変な髭のおっさん(多分WT)が来た。まあ知らん顔して仕事したけど、あいつらマジヤバイ。メニュー上から下まで全部攻略してった。「とりあえず全部」ってとりあえずじゃねーよ!別腹っていうか胃袋がナチュラルハンドレッドパワーだろお前ら!<別>#同題ssTB
2012-05-09 08:26:41送別会もさせてもらえなかった。長い間入院していたと思ったら快気祝いという風習で退院を知る。既に彼は故郷にいて彼の中の自分の存在の小ささに少し泣いた。消えない恋心は胸に留まりそれは柔らかく痛い。ふいに浮かんだメロディー、カリーナは新しく生まれた歌を口ずさんだ〈別〉#同題ssTB
2012-05-09 08:26:59ぎゅう、とあなたの手が僕の腕を掴む。痛みさえ気持ちよくて、頭に血が昇る。熱くて溶けてしまいそうな、体。でも、と、思う。気づく。ねえ、どうしてひとつにはなれないんだろう。<別> #同題ssTB
2012-05-09 08:28:48恥ずかしさを通り越して涙目で誘いをかけてくる虎徹さんの愛らしさに僕は眼鏡の欠片を集めながら小さくつぶやいた。「夫婦別寝万歳」<別> #同題ssTB
2012-05-09 08:30:47べ、別に食べたかったわけではないんです、このままじゃ、溶けてしまうと思って<別> #同題sstb #カップアイス
2012-05-09 08:31:09確かに私の好きになった人は、可憐で、美しくて、守りたくなるような人ばかりだ…でも、それと今の恋は別だろう?たくましくて、カッコ良くて、一緒に戦い君が可愛く見えても不思議じゃない。それが恋なんだから /空牛「別」#同題ssTB
2012-05-09 08:32:23やつれた顔は食事も睡眠もとれていないのを如実に語っていた。可哀想に。自分に言えた台詞ではないが言わないのだから別にいいだろう。ウロボロスにTELをいれる。 「家を用意してくれ。それから…」 エミリーの得意料理はなんだったか。 「そうだ、ペスカトーレの材料を。」<別>#同題ssTB
2012-05-09 08:37:10記憶を操作されたからとはいえ、あなたを倒そうとしてしまったことを僕は今でも悔やんでいる。それなのに「あの時のお前…別人みたいに殺気立った顔もなかなかセクシーで、俺的にはアリだったけど?」なんて。どうしても僕を笑わせたいようですけどそんなこと言われたら僕は…<別> #同題ssTB
2012-05-09 08:37:11あなた以外に好きな人がいます。って言ったら、複雑そうな、でも可愛らしい表情をしたので、すぐに教えてあげた。一度も会ったことは無くて、でも、聡明で美しい人。あなたから聞かされたら、僕も好きになってしまいましたって。そうしたら、もっと複雑な顔をされてしまった/兎虎「別」#同題ssTB
2012-05-09 08:37:24別れ際の「また明日」が嬉しくなった。「また明日」が辛くなった。「また明日」に我慢できなくなった。明日をつながったまま迎えるようになった。すべてが昨日とは違う今日になって、明日という日が余計に怖くなった。 <別> #同題ssTB
2012-05-09 08:37:49カメラの前で爽やかに笑っているこいつが毎朝布団との別れを嘆いてぐずぐずしている姿を知っているのは俺だけ。そんなこいつをキスひとつで起こせるのも俺だけ。<別> #同題ssTB
2012-05-09 08:38:52