"音楽批評"論争がもたらしたあなたのわたしの音楽批評

高橋健太郎氏と微熱王子氏による音楽批評を巡る論争が先日起きました。取り巻くギャラリーの感想と共に「激論!音楽批評とは? -高橋健太郎 vs. 微熱王子-」(http://bit.ly/J3oeUZ)としてまとめました。 まとめ記事をアップしたのが11日深夜。同じネタを扱ったあぶさん氏(@absolute_empty)の「音楽批評についてのやりとり」(http://bit.ly/KOb0pE)は1日早く公開されています。過熱するふたりのツイートを目の当たりにしたり、2本のまとめ記事を読んだりした人たちが次々に自分の思う音楽批評について呟き始めました。 本記事はふたりの音楽批評観を改めて取り上げるのと同時に、そうした様々な音楽批評についての考えをまとめたものです。 続きを読む
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あしぶみいさみ @ashibumi68

(承前)また、心理学主義=社会学主義の時代だった90年代は、まさに心理学や社会学によって、カルチャー全体が、アイデンティティ・クライシスや「心の闇」が時代の焦点となった「社会現象」に還元され、(続)@sensualempire

2012-05-12 00:58:41
あしぶみいさみ @ashibumi68

(承前)そして、00年代になって初めて、オタク系コンテンツが市場やアーキテクチャとの関わりで分析されるようになって、サブカル批評にも経済学や工学が顔を出してくるになったという気がしてマス。つまりサブカル批評の文理融合化@sensualempire

2012-05-12 01:02:54
あしぶみいさみ @ashibumi68

多分10年代は、近隣諸国との関わりが政治的意味でも非政治的意味でも大きくなるから、コンテンツ批評では(というよりコンテンツ内容そのものでも――既にそうした動きも出てますが)、地政学的場所性がクローズアップされてくるかも知れないナと何となく感じてマス。@sennsualempire

2012-05-12 01:12:01
仲山ひふみ Hifumi NAKAYAMA @sensualempire

僕もゼロ年代系の民族(俗)学的語りといったとき、大塚英志をその起源とみなすような意識で書きました。彼は全くそう見えないかもしれないが日本のボードリヤールだったのかもしれない。ゼロ年代批評の文理融合というのもおおむねその通りだと思います。@ashibumi68

2012-05-12 01:20:33
あしぶみいさみ @ashibumi68

@sensualempire 一見高度消費社会を持ち上げてるように見えて、実はそれに対して一番批判的だった愚直な(古典的)近代主義者だったという点でも大塚とボードリヤールは似てますネ(とは言いつつも、確か文フリの起源となった大塚の文フリ論の内容は知らないままなのですが。オイ・・)

2012-05-12 01:25:42
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