平成24年度 地方自治経営学会 春の研究大会 5/16第一部

■第52回 平成24年度 地方自治経営学会 春の研究大会 《テーマ》「地方議会の改革、こう進める(具体例)その苦心、苦労、成功例(改革の前進)、反省点今後どうするか」
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佐藤まさたか @sato_masataka

犬山市議会では年1回の議会報告会を開催している。第1部で記念講演、2部で委員会ごとに報告。毎週月曜日の2時からオープン議長室を試行的に実施中。来る人が固定化するという課題には、youtube使って議会報告番組「どんでん動画」を議員有志でつくって発信中。ぜひ検索を、と議長。

2012-05-16 15:44:38
佐藤まさたか @sato_masataka

目黒議長「会津若松市議会は議会報告会、政策討論会に加え、広報広聴委員会を議会として設けている。自分で報告会をしているから、という議員もいるが、主語が「議会」であることが極めて重要」「96条2項の議決権の拡大は、栗山町も自分たちも検討中。条例は徐々に深化できればいい」。

2012-05-16 15:51:05
佐藤まさたか @sato_masataka

目黒議長:東京財団では、「議会報告会(市民との意見交換会)の義務化」「議員間討議」「陳情・請願者の発言機会」が3点が揃ってない条例は偽物だとしているが、自分もそう考える。

2012-05-16 15:52:19
佐藤まさたか @sato_masataka

奈良県の村議会の方から質問。「16年前から議長選は完全立候補制で、任期は4年間。なぜ他の議会でできないのか?」と。4年は本来の姿だが珍しい。これに答えて「任期1年は単なるたらい回しであり、議会自ら議長は飾り物だと言っているのに等しい」と目黒議長。でもうちも含めて4年ではない。

2012-05-16 15:58:31
たかぎあきなり @akinari1975

@sato_masataka 小金井市議会は原則2年交代ですが、毎回、議長の引き受け手が無くて空転します。

2012-05-16 16:02:23
佐藤まさたか @sato_masataka

廣瀬克哉法政大学教授から講評。「全国的な議会基本条例制定済みの議会は250、議会報告会(意見交換会)含め市民との直接対話の機会のある議会は350、一問一答は6割以上が採用。それぞれ標準装備になってきている。続いて議場での議論の仕方について…

2012-05-16 16:13:34
佐藤まさたか @sato_masataka

(続き)従来は議員間討議がなかったか、議事録に残っていなかったものが、議事録に残る形で論点がわかる形で行うようになってきている。議会としての案を固めて議員提案の条例づくりも進んでいる。議会基本条例制定はもちろん議員間で行われているが、首長提案の条例についてどう議員間を行うのか…。

2012-05-16 16:14:36
佐藤まさたか @sato_masataka

(続き)議案への質疑は判断材料を獲得するためのものであり、答弁を受けてどれくらい納得し、漏れている問題点はないのか。そこに議会としての調査を加えたり、専門家の知見が踏まえられたかどうかが大事。何が論点で賛否が分かれるかが確認出来るかが重要。議事録をみれば、議決の裏付けがわかる。

2012-05-16 16:16:58
佐藤まさたか @sato_masataka

(続き)通年議会は公聴会などを開催するためには有効。公聴人の公募、公聴、議決のプロセスを考えると、現行の会期では継続審議が前提となるので難しい面がある。一年中議会としての意思決定ができるためには有効な手立てとなる。次は住民との関係の改革…

2012-05-16 16:18:57
佐藤まさたか @sato_masataka

(続き)議会報告会という名称が、市民との対話の場であり、市民が議会に対して一般質問できる場というイメージが浮かんでこない面がある。実態を示した名称を含めて市民に示すことが必要になってきているのでは。市民と議会双方の学習機会。それぞれが自分たちの責務、権限について確認する場になる。

2012-05-16 16:21:16
佐藤まさたか @sato_masataka

(続き)これまで機関としての議会の職責について、共通の認識があったのか?なかっただろう。それが議会改革を持続していくための原動力として重要。最後に議会としての政策作りについて。会津若松市議会では、広報広聴委員会としてテーマを絞り込んでいる。

2012-05-16 16:23:40
佐藤まさたか @sato_masataka

(続き)テーマは政局的な配慮ではなく、議会として取り組むべき問題として絞り込むことが重要。政治的駆け引きとして、では、議会としての議論が実を結ばない面があるのではないか。問題意識を共有、広げ、各地での実践が展開されることに期待したい。

2012-05-16 16:27:04
小牧市情報Tweet(市長レイプ告発、不正な小牧駅前図書館・こども未来館建設、役所パワハラ自殺問題) @komaki_shi

こまき無答塾: 犬山市に関する3つの話題:  今日は隣接する犬山市に関する3つの話題を記述いたします。1.犬山市議会の山田拓郎議長がパネラーに 「地方自治経営学会」(会長:片山 善博慶応義塾大学教授・前総務大臣/鳥取県知事)... http://t.co/DaVQcpCt

2012-05-16 16:36:32
たぐち俊介 境港市議会議員 @taguchi_shun

本日のセミナーのまとめを少し。 地方議会改革についての討論会には、三重県議会、会津若松市議会、犬山市議会、佐賀市議会、岡崎市議会、多摩市議会という、議会改革先進地の各議長さんがパネリストとして登壇。テーマ毎に設けた質問に答える形での進行でした。

2012-05-16 20:32:35
たぐち俊介 境港市議会議員 @taguchi_shun

まず、一問一答方式の導入について、時期や契機、プラス面など。 きっかけは、傍聴者からの議論の流れが分かりづらいとの声。プラス面はやはり、議論が分かりやすくなった事。そして、質問の内容も表面的なことから、より中身に踏み込んだものになっているとのこと。

2012-05-16 20:40:35
たぐち俊介 境港市議会議員 @taguchi_shun

続いては、議員間の自由討論。 その目的は、議案審査における争点、論点を明確にすることで、議決に至るプロセスに議会としての意思を示す事。 よって、会派・党派の主義主張を述べ合うだけにならないよう、事前の論点整理が必要。各議会とも、実施の仕方に差はあるが、議論は活性化しているよう。

2012-05-16 20:58:00
たぐち俊介 境港市議会議員 @taguchi_shun

続き。議会報告会の開催については、報告会、意見交換会など、スタイルはあるが、一回の会合の中で、議会報告と意見交換会を行なっているところ、分野別の諸団体との意見交換会を行なっているところ、常任委員会毎にテーマを設定して開催しているところなど、様々に工夫をしている。

2012-05-16 22:09:12
たぐち俊介 境港市議会議員 @taguchi_shun

どちらにしても、議会報告と意見交換会、両方の要素を持たなければならない。 また、市民に対し、最初は執行部と、議会の成り立ちや、役割の違いというところから説明を始めなければ真に議論が噛み合うようにはならない。

2012-05-16 22:15:03