ＱＡＢ琉球朝日放送　復帰40年報道特別番組「枯れ葉剤を浴びた島～ベトナムと沖縄・元米軍人の証言～」

mai @jrmmnisi

【枯れ葉剤を浴びた島20】1975年牧港補給基地で、段ボールから漏れ出した薬物が海に。死んだ魚が大量に浮いていた。米軍は「毒性の低い殺虫剤」と説明したが、枯れ葉剤だったのではないかとの疑惑。 http://t.co/nXZVK06q

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【枯れ葉剤を浴びた島21】枯れ葉剤の存在を裏付ける証拠か、と注目される写真。1970年キャンプ・シュワブで働いていた男性が偶然撮影したものを、ミッチェルさんが入手。後ろに写るドラム缶(右から二番目)が、枯れ葉剤だという。 http://t.co/3dzUenef

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【枯れ葉剤を浴びた島22】名護市辺野古区の住民達の声。女性「キャンプシュワブで大きなハマグリを採って食べようと調理したら、鍋に真っ黒の油みたいなものが出てきた」男性「1970年代、キャンプシュワブの先から海に入り、辺野古に向けて歩くと岩や砂が漂白されて真っ白だった」

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【枯れ葉剤を浴びた島23】同じく辺野古区の住民、ご年配の女性の声「今から生まれてくる子どもたちはどうしたら健康管理ができるか。沖縄全体で枯れ葉剤のことを考えていかないといけないんじゃないか」

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【枯れ葉剤を浴びた島24】沖縄タイムス元記者、国吉さん：フェンス周り、兵士はみんなベトナムに行っていてからっぽなのに、人がいない割に（草が）中が見えるほどに刈られている。誰がやるんですかと聞いたら、定期的に（除草剤を）散布しているからと…。

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【枯れ葉剤を浴びた島25】1961年米軍はゲリラ訓練学校を開校、ベトナムの村を再現した場所で実践に備えた。そこに枯れ葉剤が運びこまれたという。北部訓練場に枯れ葉剤を撒いたという男性が補償を認められた事例も。「沖縄でダイオキシンを浴びたことは信じるに足る事実」と米国政府退役軍人省

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【枯れ葉剤を浴びた島26】1969年、座礁した貨物船から枯れ葉剤を運びだし埋めるのを見たという元軍人「ハンビー地区に穴を掘ってたくさんのドラム缶を埋めるのを見た。」別の元軍人証言「座礁船には枯れ葉剤がたくさん載っていた。ドラム缶はかなりひどい状態で、いくつかは完全に空っぽだった」

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【枯れ葉剤を浴びた島27】2002年、北谷町で返還された土地から187本のドラム缶発見。県の調査、環境に影響ないと発表。日米地位協定では「土地を汚してもアメリカには元通りにする責任はない」とされている。その場合、日本政府が代わりに処理することになっている。しかし、そこにも課題が。

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【枯れ葉剤を浴びた島28】2002年のドラム缶事件、米軍は当初自分達がドラム缶を埋めたとは認めず、日本政府も対応を見合わせた。その為北谷町は町の予算でドラム缶を回収しなければならなかった。後に米軍のものと判明、日本政府にかかった費用を返してもらったが、それは見舞金という名目だった

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番組より～＜日米地位協定第4条＞施設を返還するにあたって、合衆国軍隊に提供された時の状態に回復、又は回復の代わりに日本国に保証する義務を負わない（土地を汚しても、アメリカには元通りにする責任はない。汚染があった場合、日本政府が代わりに処理することになっている）

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【枯れ葉剤を浴びた島29】枯れ葉剤問題での日本政府の見解「アメリカに問い合わせた結果、枯れ葉剤を保管、持ち込んだことを示す資料は確認できなかった」日本政府はこう述べ、具体的な調査に乗り出していない。北谷町野国町長「国レベルで証言している元軍人と接触して、不安を無くしていくべき」

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画像:枯れ葉剤の証言が出た施設(返還された場所含む) http://t.co/nPuDOQwJ

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【枯れ葉剤を浴びた島30】元軍人たちから枯れ葉剤が保管、使用されたと証言の得られた米軍施設は、県内で15か所にのぼっている。しかしミッチェルさんによると、これはほんの一部だという。画像:枯れ葉剤の証言が出た施設(返還された場所含む) http://t.co/nPuDOQwJ

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【枯れ葉剤を浴びた島31】ミッチェルさん「枯れ葉剤、シュワブだけでなくやんばるの北部訓練場から嘉手納や普天間に行き、那覇軍港にまで持って行かれた。」私たちが知らないうちに沖縄が枯れ葉剤の貯蔵基地として使用され、さらに私たちのすぐそばで猛毒が日常的に撒かれていたことを示している。

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【枯れ葉剤を浴びた島32】被害を受けたのは人間だけではない。獣医だったドン・シュナイダーさん「沖縄とベトナムから帰ってきた犬の血液の病気が蔓延していた。共通点は沖縄とベトナムで枯れ葉剤をあびていたこと。犬たちは鼻や口、耳のまわりから出血し体重が減少して悲惨な状況だった」

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【枯れ葉剤を浴びた島33】ミッチェルさんが訪問したラリー・カールソンさんは、アメリカ政府から沖縄での枯れ葉剤被害が認められ、2010年から補償を受けいている。彼がアメリカ政府に提出した文書には、枯れ葉剤を浴びた場所が「沖縄」だとはっきり書かれている。

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【枯れ葉剤を浴びた島34】カールソンさんのように補償を認められた人は、3人しかわかっていない。しかし2012年5月、米国は補償を打ち切ると突然通告。「彼らは沖縄で被害に遭った誰に対しても補償したくないのです。私のような存在は氷山の一角、どれだけ被害者がいるかわからない」

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【枯れ葉剤を浴びた島35】（以降、最後まで全文書き起こし）1971年、沖縄の本土復帰を前に大量の毒ガスや化学兵器が、アメリカのジョンストン島に移されました。元軍人からは、この積荷に枯れ葉剤も含まれていた、という証言もあります。そして1972年5月15日、沖縄が日本に復帰しました。

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【枯れ葉剤を浴びた島36】しかし、あれから40年経った今も、米軍基地は沖縄に残っています。そこでどんな兵器が、どのように使われているのか、沖縄の人には知らされないのです。

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【枯れ葉剤を浴びた島37】ベトナムで、そしてその前線基地だったと沖縄で使われたという枯れ葉剤。しかし、沖縄の人にどんな健康被害が及んでいるのか一度も調査は行われていません。（ミッチェル氏）「枯れ葉剤の調査はまだスタート地点です。」

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【枯れ葉剤を浴びた島38】ミッチェル氏「彼らの家を訪ねたり、家族や友人に会う中で、私は今後もこの問題を追いかけていこうと決意しました。米政府はいつの日か恐ろしい枯れ葉剤が沖縄で使われたことを認めるでしょう」元米軍人スペンサーさん「私は沖縄に枯れ葉剤があったことを知っているんです」

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【枯れ葉剤を浴びた島38】スペンサーさん「政府でも誰でも、沖縄に枯れ葉剤がなかったと言うならば、それを証明して下さい」元米軍人シパラさん「いまだに汚染があると思います。沖縄は土地が返還される前に、その土地で何がされたか調べておく必要があるでしょう。何がされたか聞いておくべきです」

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【枯れ葉剤を浴びた島39】（ナレーション）枯れ葉剤の問題は、沖縄と戦争の深いかかわりを象徴的に物語っています。そして、私たちが知らないうちに、危険にさらされていたこと。これからもその可能性があることを、示しているのです。（終）

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（テレビ朝日）2012.5．20（日）午後2時～「ザ・スクープスベシャル」沖縄返還40年特別企画　米軍は沖縄で枯れ葉剤を使用した！？　http://t.co/IK7YAU8i　 　

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【動画】環境総合研究所副所長、池田こみちさんの見解：ベトナム戦争時の枯れ葉剤が沖縄本土に　E-wave Tokyo 　http://t.co/vBR35eU1

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