危機とジャーナリズム 2012/05/18

石橋湛山記念ジャーナリズム大賞 5/18開催『危機とジャーナリズム 「危機」の時代にどう向き合うのか』 佐野眞一氏、後藤謙次氏、江川紹子氏による講演とパネルディスカッション
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切り取り線 @kiri_tori

✄------------ 5/18(金) -----------✄

2012-05-18 00:00:00
早稲田大学 Waseda University @waseda_univ

Events: パネルディスカッション『危機とジャーナリズム 「危機」の時代にどう向き合うのか』開催 佐野眞一氏・後藤謙次氏・江川紹子氏による講演とディスカッション (本日16:30開場) http://t.co/2zW6FOdy #waseda

2012-05-18 11:34:19

「危機とジャーナリズム ──「危機」の時代にどう向き合うのか──」

東日本大震災とそれに伴う原発事故をはじめ、政治の混迷や世界的な金融危機、切迫する国際情勢など、多様な「危機」に直面する時代において、ジャーナリズムやジャーナリストの役割を改めて問い直すとともに、本賞の果たすべき使命を探ります。

パネリスト
後藤謙次氏(ジャーナリスト、元共同通信編集局長、本賞選考委員)
江川紹子氏(ジャーナリスト、元本賞選考委員)
佐野眞一氏(ノンフィクション作家、本賞選考委員)

モデレーター: 深川由起子 本学広報室長 (政治経済学術院教授、本賞選考委員)

2012年5月18日(金)17時~19時 (16時30分開場)
早稲田大学 国際会議場 井深大記念ホール

チラシ PDF http://www.waseda.jp/jp/global/guide/award/event/20120518symposium.pdf

Ritsuko @druckerlover

「危機とジャーナリズム」パネルディスカッション会場なう。おじさま率が高くてよ^^;

2012-05-18 16:56:28
Hiroki Yamagishi @justkiddddding

国際会議場にいる。早稲田ジャーナリズム大賞パネルディスカッション。パネリストは後藤兼次、江川紹子、佐野眞一。コーディネーターは深川先生。随時ここでメモらせていただくかもしれないし、メモらないかもしれない。つらくなったら退場する。

2012-05-18 16:58:54
切り取り線 @kiri_tori

✄------------ PM 5:00 ------------✄

2012-05-18 17:00:00
KNB @kw36_wav

学内で講演やってる。「危機とジャーナリズム」との題目。

2012-05-18 17:15:51
KNB @kw36_wav

ちょっと1時間ほど実況かな。ハッシュタグは #518waseda

2012-05-18 17:18:23
KNB @kw36_wav

後藤謙次「当初の報道は枝野大臣の会見オンリー。政治記者は重要な会議後の出席者の直取材での会議内容の構築が基本。しかし・・・」揺れた

2012-05-18 17:19:30
KNB @kw36_wav

後藤謙次「政治記者たちがこれらのプロセスを(震災直後に)できていたのかが疑問」 #518waseda

2012-05-18 17:20:03
KNB @kw36_wav

#518waseda 後藤謙次「実際には2ヶ月してメルトダウンが出てきた。そしてSPEEDIのことも分かった。メディアが何をしてきたのか。一番先に逃げたのがメディア。それにその後の報道も菅おろしの政局報道に流れてしまった。本当に知りたい問題の批評がどこまでできたか」

2012-05-18 17:22:42
KNB @kw36_wav

#518waseda 後藤謙次「例えば朝日のプロメテウスの罠という検証記事があるが、このような組織ジャーナリズムはもっと早い段階で組織の強みを生かして、地道にできるという利点を生かしていくのは本来しないといけない義務の一つ」

2012-05-18 17:24:58
KNB @kw36_wav

#518waseda 後藤謙次「確かに情報は氾濫しているが、氾濫するだけでジャーナリズムが滅びてしまうのではないか。広告収入はどこも激減している、通販やツアーの広告ばかり。ジャーナリズムをどこが守るかという課題がある」

2012-05-18 17:26:46
KNB @kw36_wav

#518waseda 後藤謙次「権力を監視するといっているが、組織ジャーナリズムの弱さとして権力と結託し発表報道に徹してしまうところもある。原発直後の政府の未記録問題、ジャーナリズムがどこまで蓄積していくかが問われている」

2012-05-18 17:28:16
KNB @kw36_wav

#518waseda 江川紹子「今回の二元論と『叩き』のフェーズについて。二元論的とはつまり善か悪かという両極の意見の戦い、敵味方を決めてレッテルを貼る流れと。かつてのオウム取材でカルトの特徴と思っていた。自分にとってプラスかどうかの判断になると」

2012-05-18 17:31:44
KNB @kw36_wav

#518waseda 江川紹子「ところが実際にはそうではないと。一般社会、国の政治のリーダーにも二元論的な発言が多くて愕然とした。イラク戦争でのブッシュ大統領の発言、仏への排斥運動的な流れもでていた。」

2012-05-18 17:33:32
KNB @kw36_wav

#518waseda 江川紹子「日本でも小泉政権で抵抗勢力というレッテルもでてきて、刺客という流れ。郵政民営化だけが焦点となっていた。とにかく郵政に反対するかどうかでレッテル貼りされていた」

2012-05-18 17:34:20
Hiroki Yamagishi @justkiddddding

江川:二元論…カルト的発想という認識(オウム取材の経験より)、神とその敵(善悪、真偽、敵味方) but国のリーダーがその論理を採用…レッテル、刺客。「自由」への侵略者と保護者 営利団体としてのメディアも便乗…分かりやすさ、エンタメ/カルトの論理が一般化、メジャー化

2012-05-18 17:36:37
KNB @kw36_wav

#518waseda 江川紹子「これらのレッテル貼りに対して、世間は非常に受けた。そしてメディアの方どうも乗っかていた。なぜ受けるのか、一つにはわかりやすいから。エンターテイメントになって面白くわかりやすいからと、ある意味で極論の二元論が浸透しているという感じがした」

2012-05-18 17:37:40
KNB @kw36_wav

#518waseda 江川紹子「いろんな人が反省したり責任を感じる事象というのが原発事故。詳しい学者が説明しても御用学者だので悪のレッテルを貼られるので喋らなくなって知見も出てこなくなる」

2012-05-18 17:38:50
Hiroki Yamagishi @justkiddddding

後藤さんの講演終わり。東日本大震災における報道への、組織ジャーナリスト、とりわけ通信社での勤務が長い氏による批判的な観察、分析。続いて江川さん。『二元論の罠と「叩きのフェーズ」』という題が興味をそそる。

2012-05-18 17:39:36
KNB @kw36_wav

#518waseda 江川紹子「原発についてもそれを続けるリスクやめるリスクを勘案してどう考えていくか、と述べる人には再稼働を認める推進派というレッテルが貼られる、敵か味方かという推進派か反対派かという二元論があふれている」

2012-05-18 17:40:29
KNB @kw36_wav

#518waseda 江川紹子「特にテレビの影響が大きいと思ったが、マスコミの価値観で最も大事にしているのは分かりやすさ。だけれども分かりやすければいいのかという問題がある。複雑な問題が多数ある現象をとにかく短く面白く伝えようとしている」

2012-05-18 17:42:00
KNB @kw36_wav

#518waseda 江川紹子「誰が良くて誰が悪いという内容は基本的には歯切れがいいとほめられるのでシンプルにしてわかりやすく、で対決というエンターテイメントは面白く、更にはヒーローを作りたがる。報道と同時にエンターテイメントであるゆえだが、活字メディアも同じ傾向があると」

2012-05-18 17:44:24
Hiroki Yamagishi @justkiddddding

江川:シーベルト、ベクレルといった難解な用語による隠蔽?…御用学者/マスコミが一番大事にする価値観…短くわかりやすく面白く、○×、賛成か反対か→レッテル貼り、対決。ある討論番組「格差に賛成か反対か」決めつけ…歯切れがいいと評価。単純化、物語化。(※政治家とメディアの利害が一致?)

2012-05-18 17:45:11