武田邦彦、近藤誠 トンデモ系専門家の読み方

原発事故のおかげでブレークした怪しげな連中を多く見かける昨今ですが。 中でもタチが悪いのは、大学教授や、経歴的に専門家に分類される連中でしょう。 そういう連中がどの様にしてトンデモを書いているのか、書く心理にまで踏み込んで考察してみました。 要は、肩書きがあるから、頭が良いわけでも高度な知識を持っているわけでもなく(僻んでるわけじゃないよw)、普通の人として扱えば良いよということです。 続きを読む
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cladegifan @cladegifan
トンデモ系というか、捻くれたことを書いて自分の知性?を証明したい人間には、幾つかの共通点がある。色々読んでいると解るんですね。特有の胡散臭さというか、おかしさがある。武田邦彦という人物はご存じだと思う。トンデモ系の原発反対派です。というか、原発反対で売ったある種典型的なお人。
cladegifan @cladegifan
こういうのが、大学教授やってるってのは、世も末だと思うが、この人に関する気になる記事を見つけた。 http://t.co/DIXGr1ir お医者さんの窓から見た社会・・・タバコを医師が禁止する理由(武田邦彦) - BLOGOS(ブロゴス)だ。気になったのは、コメントの方なのだ。
cladegifan @cladegifan
ほとんどが、悪口、批判記事のオンパレードなのだが。何が引っ掛かったのかというと、どれも本質を突いていない点だ。というか、この人物の言いたいことを理解していないという点。武田は、1~6の項目に分けて、自説の正しさを論述している。段階的に`証明`しているわけだ。
cladegifan @cladegifan
実に`緻密な`証明をされているわけだが、誰も本質を理解していない。これには既視感(デジャブ)がある。近藤誠の有名な著書「患者よ癌と闘うな」だ。あれが世に出たとき、全国の臨床医がブチ切れて批判の嵐になった。TVでの討論がしばしば放送されたので、興味深く見た。
cladegifan @cladegifan
この時、非常に引っ掛かったのが、反論者の唯一人も近藤のおかしさの本質を理解出来ていなかった点だ。近藤のロジックのおかしさは、唯の2点に集約出来、それを突けば全てお終いなのだが、誰も指摘しなかった。統計上云々といった非本質的な議論に終始して、結局は近藤の土俵の中に上がらされていた。
cladegifan @cladegifan
既に気付いている方が多いと思うが、トンデモ系と原発反対派は重なる点が多い。主張している人間が同じってのもあるけど、おかしいんだが、なにかぐじゅぐじゅしていて反論しにくいという点も共通している。で、まあ、こういう連中の何がおかしいのかを幾つか指摘して、出来れば共通項を探ってみたい
cladegifan @cladegifan
まず、武田の`論証`を読んでみて欲しい。コメント投稿者のほとんどが見過ごしているのは、この`論証`が実は正しいということ。それが変に見えるのは、武田が「カント症候群」にかかっているからだ。以下、武田の論証を僕流の言い方に翻訳して記述してみる。
cladegifan @cladegifan
「煙草吸ったら癌になるって言うよね。だけどさ、それって、1000人に1人くらいでしょ。たったの0.1%。たったそれだけのリスクで、煙草吸うなって言われてもねぇ。楽しみと秤にかけたらどうよ?僕なら吸うね、そんな程度のリスクで楽しみ奪われたくない。でさ、お医者さんが煙草を禁止する
cladegifan @cladegifan
それって、何でか解る?。簡単なこと、彼らには患者さんしか見えないからさ。つまり、煙草吸って癌になる人ってのはほとんどいないわけでしょ、だから僕達には解らないよね。ところが、病院にはさ、患者さんだけが集まるわけよ。その1%の人が集まるわけだな。
cladegifan @cladegifan
で、お医者さんはそういう人達だけを毎日見てるわけよ、商売だからw。そうしてるうちに錯覚してしまうんだと思う。その1%の患者さんが全てみたいに。だから、不当にリスクを高く評価してしまうんじゃないかな?一般人の感覚とかけ離れた`錯覚`がそこに生じてしまうんじゃないだろうかと思う。
cladegifan @cladegifan
だからさ、僕ら一般人としては言いたくなるわけだ「些細なリスクで、楽しみを奪わないでくれよ」とね」。とまあ、こんな感じ。読み比べて貰えば、言っている内容は全く同じだと理解していただけるはず。んで、僕の書いた文章であれば、「まあ、そりゃそうだ、一理ある」と頷いて貰えるんじゃなかろうか
cladegifan @cladegifan
解り易くするため長文にしたけど、本質は、「医師が接している人間の母集団が、一般人と異なるため、錯覚が生じている」とただそれだけのこと。で、それを何でああも解りにくい衒学的な書き方をしなきゃならいのかというと、理由は2つある。一つは、彼の頭が悪いこと。
cladegifan @cladegifan
もう一つは、彼が「カント症候群」にかかっているからだ。この言葉、余り聞いたことがないと思う。そりゃそのはずで、僕が作った言葉だからw。実は、トンデモ系に共通した`病気`なんだなこれが。更に言えば、ある種の知識人(まともな人も)罹患している病気でもあったりする。
cladegifan @cladegifan
カントって哲学者の名前はご存じだと思う。3大批判と呼ばれる著作を残した偉大な哲学者。中でも有名なのが「純粋理性批判」だろう。この本の特徴は、とにかく`難解`であること。3大難解哲学書の中に挙げられている書籍だ。ちなみに、他2点は、ヘーゲル 精神現象学、ハイデガー 存在と時間。
cladegifan @cladegifan
んで、カントの言っていることが、じゃあそんなに難解なのかい?と問われれば、そうでもない。良く読んでみると、それほどくそ難しいことを書いているわけじゃない。これを立証?しているのが、最近出版された 完全解読 カント『純粋理性批判』  http://t.co/lWh0J1FW
cladegifan @cladegifan
と、それを更に噛み砕いた 超解読! はじめてのカント『純粋理性批判』  http://t.co/t0Sq5ZNy だ。カントが現代の人で、かつ名文家であったら、どんな本になっていたかという趣旨で、純粋理性批判を書き直した本。これ、原典と比較してみると、確かに同じ内容。
cladegifan @cladegifan
ところが、内容的には極めて解り易く、難解という印象は全く受けない。面白いのは、カントがこういう文章で純粋理性批判を書いていたら、これほどまでに祭り上げられていたかという問題。実は、カント自身は、難解な本にするつもりは無かったらしい。彼自身、難しくなったことを悩んでいるくらいなので
cladegifan @cladegifan
理由は、色々推測されている。彼がラテン語で考えていたからとかね。本等の理由は解らないけど、問題のは、それ以後、難解な哲学本が崇められる傾向が出来たこと。哲学=難解 というイメージが出来たのは、ある意味、彼の責任でもあるのだ。
cladegifan @cladegifan
ここで注意しなければいけないのは、人間に、難解な物を有り難がる習性があるという点。理解したいと思うし、読みたいと思う。読んだ人間を尊敬し、書いた人間はもっと尊敬する。だから書きたいと思う。難解さに憧れる心理ってのは、多くの人間に共通しているんじゃないのかな。
cladegifan @cladegifan
武田を含めた、ある種トンデモ系の著者に共通する点は、この難解さという鎧を着たがる点。書く内容の貧弱さを隠すために、不必要に珍妙な表現を使って解りにくくしようとする。これは、前述した武田の文章で良く解るでしょ。あんな大仰な表現を使う必要はないのだ。
cladegifan @cladegifan
実は、これ、トンデモ系に限らず、ある種の知識人に共通した心理の様にも感じる。文系の方には悪いが、特に文系の知識人。彼らが、理系の用語を(多分、意味も解らず)変に利用するのが典型。御用達は、量子力学と相対性理論だな、やっぱりw。これらが難解の代名詞と考える所が可愛いけどw、
cladegifan @cladegifan
最大のメジャー処だから、どうしてもここに集中するのかな。松本道弘っていう英語の大先生の 言語相対性理論(だったかな)なんてのがあるし。東大教授が、仏教に関する論文の中で、「私は、これを、仏教における不確定性原理と呼ぶ」なんてマジに記述してたのには、腰を抜かしそうになった。
cladegifan @cladegifan
もちろん、彼らが理論を理解しているわけではなく、言葉として使ってみただけ。これも、トンデモ系と共通しているのだが、言葉遊びをするのが特徴。例えば、相対性理論だったら、「相対性に関する理論なのだから...そもそも相対性とは相対することである...」といった感じで珍妙な理論を展開する
cladegifan @cladegifan
まあ、長々と書いてきましたが、人間には、頭の良さに憧れる点があると思う。それが、難解さへの憧れに繋がり、話をややこしくすることが多々あるということを覚えておかれると役に立ちます。考えてみると、トンデモ説を展開すること自体にも、そういう動機があるのかもしれません。
cladegifan @cladegifan
他人と違う意見=頭が良い という勘違いです。まあ、色々関わっていると解りますが、人間ていうのはコンプレックスを誰しも抱えているもので、それはむしろ、地位のある人間や知的とされる人間に強かったりします。左翼に走る人なんかの動機の一つがこれだったりするからね。
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コメント

室町幕府十代将軍 @oskimura 2012年5月22日
GEB以降はゲーデルの不完全性定理も人気ですね。
PKA @PKAnzug 2012年5月22日
興味深い考察ですが、放射線科に関する見方にはちょっと同意できません。画像診断だけが放射線科ではなく、たとえばカテーテルを使ったIVR(血管内治療)や放射線治療では、患者への処置を中心とした臨床そのものの仕事をしています。意外かもしれませんが、外科治療が出来ない癌患者を多く扱う関係上、ターミナルケアと非常に密接な科だったりもします。放射線科病棟でのお看取りって、実は多いんですよ。
PKA @PKAnzug 2012年5月22日
そして近藤氏は放射線科の中でも放射線治療が専門。れっきとした臨床医です。彼自身がどう思っているかは分かりませんが、放射線科医の多くは「癌の放射線治療には外科的切除や化学療法とは違った重要な役割がある」と自覚して仕事していますので、内科外科への劣等感のようなものを彼の行動の基盤と見なすのは、ちょっと邪推しすぎかなと。もちろん、彼の内心は本人しか知りませんから、実際劣等感で動いてる可能性は否定しませんが。
PKA @PKAnzug 2012年5月22日
勘違いされないように書いておくと、私は近藤氏のことは全く認めておらず、過去にも何度か名指しで批判しています。彼の場合、実際に患者に対応する臨床医だからこそ生んでいる実害もありますんで、形式を問わずとっとと一線を退いて、週刊誌でトンデモを垂れ流すだけの存在になるか、忘れ去られてしまえばいいと思っています。同業だからこそ、きちんとした手続きを経ずに私見を世に放ち続ける彼みたいなのは苦々しく思うんですよ。
PKA @PKAnzug 2012年5月22日
余談ですが、今私がいる病院の医師で飲み会に行った時に、話の流れで私(放射線科医)が他科のドクターのことをまとめて「臨床の先生たち」と呼称した瞬間、「お前も臨床だろ」と内科外科の医師から総ツッコミを受けたことがあります。私は今は画像診断専門なんでちょっと臨床じゃない気分になっていたんですが、逆に他科から見たら画像診断医もしっかり臨床医だったというエピソード。「他科が放射線科を見下してる」事例もあるでしょうが、それは他科医か放射線科医のどちらかに問題があるのではないかと。
cladegifan @cladegifan 2012年5月22日
cladegifanです。結論から申し上げると、大変失礼いたしました。以下、説明させていただきます。まず、この連続ツイートを行ったきっかけですが、PKAnzugのスタンスって? を読ませていただいたのが、一つのきっかけになっています。 ow.ly/b3Wxu
cladegifan @cladegifan 2012年5月22日
感じたのが2点。一つはコメント欄の内容で、統計に関する無理解というか、不毛な議論が延々と行われていること。これが、主に補足の方を書いたきっかけになっています。もう一つは、どう考えても説明するだけ無意味と思える相手に対し丁寧に細かく対応している点。スタンスとして、相手ではなく、それを読んでいる周囲を意識として回答されている様ですが、それにしても、臨床医だったらこういうことはしないだろうなぁという印象があり、それが、近藤氏を評する際の意識の底にあったのかもしれません。
cladegifan @cladegifan 2012年5月22日
これは、良い意味ではなく、「こんなの相手にしてられるか」or「アホらし、けっ」という感じです。臨床医が臨床医と自身を評する場合、自負とコンプレックスが入り交じっているのが普通で、これはどの分野の人間にも共通した心理ではないでしょうか?つまり、何もかも出来る人間はいないわけで、ある事は出来るがある事は出来る出来ないのが当たり前です。
cladegifan @cladegifan 2012年5月22日
内科と外科の関係で例を挙げれば、内科極右とでも言える集団があり、一般的にエリートに属する連中です。将来は教授狙いといった連中ですね。(以下、解り易くするため多少大袈裟に書きます)。臨床や臨床をやっている人間を頭から馬鹿にし、人間よりラットを相手にしている時間の多さを競う。留学経験あり。当然ですが、外科に対するリスペクトは欠片も無く、「あんな3K仕事を、なんで俺がやらなきゃならない」と考えている。
cladegifan @cladegifan 2012年5月22日
一方、極左というか、内科の中でも手技を中心とした分野に関わっている集団は全く感覚が異なります。カテーテル、内視鏡をメインにやっている人達です。例えば、コロノスコピーをやっている人間にすると、ある段階以上に進行した癌はポリペクやれません。外科にお願いするしかないわけです。また、トラブルがあった場合の処置は不可能なので、外科が空いている日にしか検査をやれない。これは、カテも同じです。そういうことから、外科に行けば良かった、外科が羨ましいという感覚を持つわけです。
cladegifan @cladegifan 2012年5月22日
で、どちらの感覚もおかしくはないわけで、結局、その人の志向とその人の今いる立場との整合性の問題だと思います。要は、そのドクターの志向と立場が合致しないと、そこにコンプレックスが生じるということです。こういう種類のコンプレックスというのは、専門性の高い分野であればどこにでも存在するもので、近藤氏の場合、自身の志向と専攻が合致せず、そこにコンプレックスが生じているというのが、上連続ツイートでの指摘の意味です。
cladegifan @cladegifan 2012年5月22日
ご理解いただければ幸いです。
cladegifan @cladegifan 2012年5月23日
>GEB以降はゲーデルの不完全性定理も人気ですね。 後、70年代にブレークしたカタストロフィー理論。 数学者御用達のヴィトゲンシュタインも。 よく、引用されている。ほとんど誤用ですけどw。
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