第14回文学フリマ感想リスト
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#bunfree カタリタガリナ+bnkr http://t.co/yo16lr0k の『bnkrR vol.4』(¥500?、200p)読了。質の高いゾンビ同人だった。つまり、同人ならではの「ゾンビ×○○」というのにきちんと意識的だった。エロが全然エロくないあたりもよかったw
2012-05-21 10:57:07#bunfree 『bnkrR vol.4』感想1-1。鳥井雪「ZBL」:これが良すぎた。導入部からの急転直下、きっちりアクション描写に古典的カタストロフ、青春感ばりばりの駐輪場でのラスト、そしておやじギャグで締める。これで18pかよ……。落ち込むくらい面白いわ……。→
2012-05-21 11:01:16#bunfree 『bnkrR vol.4』感想1-2:→【ややネタバレ】 ちゃんと、ゾンビでしかできない恋愛小説をやっていたと思う。「○○をよみがえらせるのは」のとことか、ちょっとクサいけど、いいじゃん! こういう比喩が読みたくて小説を読んでるってところ、あると思う。
2012-05-21 11:03:22#bunfree 『bnkrR vol.4』感想2:松永肇一「ゾンビとジョブズと出荷』」:出落ちもいいとこっていうかこの設定で面白くないわけない。ちゃんと歴史小説(?)としての考証もしているあたりが素晴らしい。そういうリアルと、オタクや女格闘家やらの戯画化とがうまくハマっている。
2012-05-21 11:06:27#bunfree 『bnkrR vol.4』感想3:「ソーシャルキャピタル」「俺の嫁がゾンビなんだが~」「労働する死者たち」:ゾンビじゃないw/『「ゾンビ的なるもの」とはなにか』みたいな思考実験みたいなのという意味では、「労働~」あたりは着想としては順当なんだろうけどなあ
2012-05-21 11:09:42#bunfree 『bnkrR vol.4』感想4:稲荷辺長太「異説 振袖火事」:なるほどここまでの大規模なゾンビ禍をどうするんだと思ったらちゃんと歴史小説として整合とれるんだなぁと単純に感心。キャラ設定のえええ感はすごかったがとにかく思い切りが良かったので乗り切られてしまった。
2012-05-21 11:11:59#bunfree 『bnkrR vol.4』感想5:「ヨミちゃんと一緒」「ひみつ、ゾンビ、夏祭り」:少女部門。ぎりゾンビ……かな……。最近はこの手の、段々自我を失っていくゾンビもゾンビに含むようですからね。というのの裏をかいた感のある「ヨミちゃん」、読後感最悪で面白かったです!
2012-05-21 11:15:20#bunfree 『bnkrR vol.4』感想6:迷路平蔵「子供たちは屍人と遊ぶ」:ゾンビ屋れい子を思い出した。あのなんか、ここまでやられちゃツッコめねーよ感。なにをいい話やってんだよぉぉぉw 夜と昼のズレが、やがて破滅を呼ぶのかと思ってびくびく読んでたらそんなこともなかった。
2012-05-21 11:17:37#bunfree 『bnkrR vol.4』感想7:比留間史乃「ゾンビモデルジェネレーション」:後回しにしてしまったけどこれ、これが入っているからこそこの冊子には価値があると言っても過言ではないかもしれない。ゾンビ布教を目指すならこれ、こういうの必須。論自体もよく考えられている。
2012-05-21 11:19:43#bunfree 『bnkrR vol.4』感想まとめ:いろいろありましたがどれも「ゾンビ×○○」というのを明確に示すことができるし、文章のレベルは全体としてかなり高い。みんなちゃんとゾンビが好きで書いてるんだろうなって思えるし、なによりこのボリューム!ちょうお得でした。おわり。
2012-05-21 11:22:16#bunfree 『aBre vol.7』感想1:特集「職業人」:2本かよ。しかもどっちもアウトロー。扱っていること自体はどちらも面白い(そりゃもうアウトローの職業観っていったら面白くないわけはないんだが)んだけどなあ
2012-05-21 11:31:11#bunfree 『aBre vol.7』感想2:垂崎依都「六角牛の山~」:5pとは思えない密度。ここで終わるのかよこれからだろ感はあるが、出会いと交流と別れを書ききっているのには好感。オチは読めなかったです、あーなるほどなー。なぜこの素材を選んだのかは作者に訊いてみたい。
2012-05-21 11:35:38#bunfree 『aBre vol.7』感想3:間宮篤「向こう側の月」:定型の物語ではある。もう少しケレン味というか溜めというか、描写に裂いてくれてもよかった。
2012-05-21 11:37:29#bunfree 『aBre vol.7』感想4:秋梨「星くず少女☆トゥインクルきらら! ~Around Thirty!~」:出落ち。っていうかタイトル落ち。アラサー女の悲哀が、やや大仰というか形式的。ダメ男にひっかかったOLへの風刺なのではと考えれば、一ひねり効いていて面白い。
2012-05-21 11:40:07#bunfree 『aBre vol.7』感想5:Ager-Oryzae「傳説斯く有れり」:後半の展開に呆気にとられた。でもたぶん呆気にとられるための小説なのだと思うのでこれでいいのか。台詞回しや表現に気を遣いすぎて文意がとりづらい箇所もあるが今後の発展に期待。
2012-05-21 11:42:56#bunfree 『aBre vol.7』感想6:穂坂一郎「ノンコちゃん」:流行りの(?)司書小説。コージーミステリにレシピ載ってるみたいな感じで、作中に登場する絵本の内容の話もっとするといいよ。連作の中の一編って感じだけど、地に足ついてる感はダントツ。勉強して書くって大事ね。
2012-05-21 11:47:11#bunfree 『aBre vol.7』感想7-1:如月土竜「暁の太陽」:面白いじゃないか。良くも(終わりがいやにスペクタクル)悪くも(最初に歴史カタっちゃうのダルい)ハリウッド映画みたいだけど舞台が極北は新しいんじゃないの。→
2012-05-21 11:49:38#bunfree 『aBre vol.7』感想7-2:→ラストはやや超展開というか賛否両論かなとは思うけど。作中世界での価値観・宗教観、建築・世界観の描写は、まあこれだけ長さもあることであるし、積み重ねられていたと思う。「四百億」がいまいち体感として分からなかったのは残念。
2012-05-21 11:53:10#bunfree 『aBre vol.7』感想8-1:間宮篤「再会」:うーん、ミステリとしてはややオチが読めてしまった。この手合いの話で難しいのは、キャラの掘り下げが犠牲になりかねないことかと思うけど、その弱みが出てしまったのではと感じた。→
2012-05-21 11:57:03#bunfree 『aBre vol.7』感想8-2:→誤解を招く言い方になってしまうかもしれないが、この話わりとどうでもいい……。キャラクターがちょっと弱いし、決着も曖昧にするとなると、うーん、という、読後感的な意味で。/ところで冊子のラストがこういう話だと、微妙な気分になるw
2012-05-21 11:58:48#bunfree 『aBre vol.7』感想まとめ:全体として、エンタメ的すかっと爽やかな読後感がもうちょっとほしかったなーと。もしくは爆発オチでもいいですけど。かたすとろふだよかたすとろふ! とにかくいろんなジャンルが読める、お菓子詰め放題的お得感はありました。おわり。
2012-05-21 12:00:48#bunfree サークル「aBre」 http://t.co/aIWxAD7k の『aBre vol.7』(¥500、108p)読了。特集がいまいち。とにかくいろんなジャンルを入れたって感じだけど全体にラストのパンチが弱いのが多くて読後感ががが。安定感はあるんだけどな。
2012-05-21 11:22:53