コード理論の話その2
@whale_and もうめちゃくちゃに響きが悪い不協和音を一気に6つくらい鳴らしたら結構横に色々つくんじゃないでしょうか?気のせいですかね。
2012-05-21 23:52:08@_prhp_ @whale_and コードのカラー、特性、機能を決めるのはルートから3度で積んでいって、4番目の音、7度までで、それ以外の音はテンションノートと言って、コードの機能には影響を与えずにコードに緊張感を持たせる、+αな音となります。
2012-05-21 23:58:19@Shimo_T テンションコードって何個も積んでいって不協和音になっても一応コードとして認められるんですか。そして偶然にも僕も先週友人にYesのフラジール借りましたよ。まだ聴けてませんが
2012-05-22 00:11:40@_prhp_ 一つのコードに対して使えるテンションは決まってるんです。基本的に使用するスケールに含まれる音だけで、メジャースケールなら7音ですが、そのうち4音がコードトーンになるので、多くても3つしかテンションになる可能性はありません。フラジール、めちゃカッコよかったですよw
2012-05-22 00:16:18@_prhp_ 各コードに対して、どれも最高3つのテンションが付けられるかというとそうでもなくて、使えない音(アヴォイドノート)ってのもあるんです。まずコードトーンとなるのが、1度、3度、5度、7度で、それ以外の2度、4度、6度がテンションノートとなる可能性のある音となります。
2012-05-22 00:23:25@_prhp_ これらの音をテンションとしてコードトーンの上に積むとオクターヴを超えるので、それぞれ7を足して9度、11度、13度となります。各テンションには種類があって9度には9th、♭9th、#9th、11度には11th、#11th、13度には13th、♭13thがあります。
2012-05-22 00:35:06@_prhp_ これらの種類の中からそれぞれに適したテンションを使うことになります。難しいように思えますが、要はスケールに含まれてる音を使うんだってふうに考えれば良いと思います。
2012-05-22 00:38:28@_prhp_ で、メジャーキーの各コードに使えるテンションですが、I△7やIV△7などのメジャーコードで共通して使えるテンションは、9thと13thです。11thは3度と半音程なので使えません。ただし、IV△7は11度が#11thなので使うことができます。
2012-05-22 00:44:49@_prhp_ マイナーコード共通のテンションは9thと11thで、IIIm7のみ、9thがスケール外なので使えません。そして、VIIm7-5のテンションは11thと♭13thです。どれも半音でぶつからない音がテンションとなています。
2012-05-22 00:51:00@_prhp_ そうです。補足すると、今では、I△7でも#11thが使われることもあります。同様に、IIIm7でも9thが使われることもあります。で、一番ややこしいというか一番使えるテンションが多いのがドミナント7thコードです。
2012-05-22 00:54:28@_prhp_ ドミナント7thでは、11th以外のテンションすべてが使えます。もちろん、原則はスケール内の音ですが、転調などで重要なコードなので、転調先の音なども使えると考えればいいと思います。
2012-05-22 00:59:03@_prhp_ ドミナント7thのテンションは2種類に分けられて、9th、#11th、13thを「ナチュラルテンション」、♭9th、#9th、♭13thを「オルタードテンション」と呼びます。これらを混ぜて使うことは出来ますが、同じ度数同士の同時使用は避けるべきです。
2012-05-22 01:03:47@_prhp_ ドミナント7thのテンションの使い方はまだ難しいと思いますが、セカンダリードミナントやマイナーキーでのドミナントなどを覚えれば、使うタイミングは分かってくると思います。
2012-05-22 01:06:09@_prhp_ ちょっとおまけを。G7(9,#11,13)みたいなテンションてんこ盛りなコードだと、テンションの3音がトライアドを形成してるのが分かると思います。こういう場合、A/G7という分数で表記することもできます。これをアッパーストラクチャートライアド(UST)と言います。
2012-05-22 01:13:32文京区には結構ありましたwやっぱりあそこは別格ですw RT @lemonglad あったらすごい!w RT @d0bu2 流石にないないw RT Shimo_T やっぱりジスモンチは図書館にはあまりないか(´・ω・)
2012-05-22 01:14:38@_prhp_ USTはピアノ向けのコード表記で、右手で何を押さえるかを簡単に識別できるので便利です。分子のトライアドはテンションだけではなくコードトーンを含んでもいいので、コードトーンとテンションの中から3つを組み合わせればいいだけです。なので、Em/G7なども可能です。
2012-05-22 01:20:35