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宮原篤 / 書籍「小児科医ママとパパのやさしい予防接種BOOK」@9月21日発売 @atsushimiyahara
『「予防接種へ行く前に」を読む前に』ネタはいっぱいあるのだけど、時期柄、HPVワクチンのガーダシル/サーバリックスについて、今日は書くことにしよう。
宮原篤 / 書籍「小児科医ママとパパのやさしい予防接種BOOK」@9月21日発売 @atsushimiyahara
HPVワクチンは、日本では「子宮頸がんワクチン」となぜか呼ばれています。Wikipediaでも… http://t.co/wYMynyNx (日本語) http://t.co/znIHVQXU (英語)
宮原篤 / 書籍「小児科医ママとパパのやさしい予防接種BOOK」@9月21日発売 @atsushimiyahara
HPVワクチンは対応するウイルスの数によって、2つに分類されます。2種類に対応したHPV2と4種類に対応したHPV4。それぞれ商品名はサーバリックスとガーダシルです。以降、商品名ではなくHPV2/HPV4と表します。
宮原篤 / 書籍「小児科医ママとパパのやさしい予防接種BOOK」@9月21日発売 @atsushimiyahara
HPV2/4はそれぞれ、2007年および2006年に国際的には販売されています(アメリカでは2009年および2006年)。日本では、2009年及び2011年です。つまり、世界と日本では発売された順序が逆です。HPV4ワクチンの認可はだいぶ遅れました。理由はわかりません。
宮原篤 / 書籍「小児科医ママとパパのやさしい予防接種BOOK」@9月21日発売 @atsushimiyahara
2009年に日本でHPV2が認可されたときは「子宮頸がんワクチンはこれしかない!!」キャンペーンになりました。マスコミも(一部の)政党も…そんな風潮に疑問を呈した時のブログです。 http://t.co/WiwHR1H7 http://t.co/OTle0J59
宮原篤 / 書籍「小児科医ママとパパのやさしい予防接種BOOK」@9月21日発売 @atsushimiyahara
おばあちゃんにもHPV2を接種した話を聞いて「これはないだろう」と思ったり
宮原篤 / 書籍「小児科医ママとパパのやさしい予防接種BOOK」@9月21日発売 @atsushimiyahara
HPV2の利点としては、理論上の有効期間が長いことです。20年ほど続くとされています。あと海外ではHPV4よりも値段が安いです。日本ではなぜか値段は同じですが。
宮原篤 / 書籍「小児科医ママとパパのやさしい予防接種BOOK」@9月21日発売 @atsushimiyahara
HPV4はカバーできるワクチンが多いです。HPV2と違う2つは尖圭コンジローマに対応しています。あと新生児に起こる「再発性呼吸器乳頭腫症」にも対応していますが、極めて稀なので、予防効果を確認することはできないでしょう。
宮原篤 / 書籍「小児科医ママとパパのやさしい予防接種BOOK」@9月21日発売 @atsushimiyahara
HPV2には男性の適応はありませんが、海外ではHPV4では男性適応があります。感染源ですし。ただ、HPV2は男性には症状は殆ど無いので、接種するメリットは少ないでしょう。
宮原篤 / 書籍「小児科医ママとパパのやさしい予防接種BOOK」@9月21日発売 @atsushimiyahara
HPV4はHPV2よりも有効期間は短いとされています。海外では4年間というデータがありますが、これは「4年までしか持たない」ではなく「4年後も有効」という意味です。実際はもっと長いでしょう。
宮原篤 / 書籍「小児科医ママとパパのやさしい予防接種BOOK」@9月21日発売 @atsushimiyahara
また、HPV4を作っている会社ではHPV9を開発中です。これが追加接種出来れば有効期間は伸びるでしょう(ココらへんは憶測も入っています)。以上のことを含めて、HPV2/4どちらを接種すればいいか、考えてください。
宮原篤 / 書籍「小児科医ママとパパのやさしい予防接種BOOK」@9月21日発売 @atsushimiyahara
(訂正)あと、HPVワクチンを接種さえすれば、子宮頸がんにならない、というわけではありません。本来は、がん検診および、教育がセットにならなければいけませんが、日本では「子宮頸がんワクチン」というイメージし、ワクチンだけすればイイ、というイメージが先行したようです。
宮原篤 / 書籍「小児科医ママとパパのやさしい予防接種BOOK」@9月21日発売 @atsushimiyahara
パートナーを限定すること、コンドームを使うこと・使わせること、事後にシャワーして体を清潔にすること…本来はHPVワクチンとセットでHBVワクチンも日本では接種すべきなのでしょうね。
宮原篤 / 書籍「小児科医ママとパパのやさしい予防接種BOOK」@9月21日発売 @atsushimiyahara
ちなみに、HPV2が開発された国では当初HPV2が認可されていましたが、今後HPV4に置き換わる予定のようです。 http://t.co/WTGfSEKN
宮原篤 / 書籍「小児科医ママとパパのやさしい予防接種BOOK」@9月21日発売 @atsushimiyahara
「以上、私の今回のツイートに関連して、開示すべき利益相反状態はありません。」(笑)

コメント

☺︎shige_02☺︎ @sige_02 2012年5月25日
「アメリカの婦人科検診のガイドラインでは細胞診検査、HPV検査の両方が陰性の場合、その後3年間は検診の必要がないとされています(http://bit.ly/IRxRPw)」と。高価なワクチンより2種同時検査のほうが費用対効果が高いらしい。「異形成は細胞診検査で発見可能であり、この状態なら治療でほぼ100%完治」ってけどどうなんだろ。
☺︎shige_02☺︎ @sige_02 2012年5月25日
HPV予防であって子宮頸がん予防では誇大かも?タバコや食事などその他要因がある。HPV感染を抑えたからと言って、子宮頸がんの死亡率が低くなるかは未明。90%は一過性感染で最終的に子宮頸がんになるのはHPV感染した女性の0.1%程度…等々、木村盛世氏がHibやHBVに先行した導入に懐疑的だったのが気になるなぁ。
☺︎shige_02☺︎ @sige_02 2012年5月25日
まぁ、「ワクチン打たなきゃ変」みたいなおかしな風潮にならなければまだいーでしょうけどね。さすらい医師氏は呆れてるようだけど。http://bit.ly/KmJdP6 http://bit.ly/JJ9IeO http://bit.ly/KQHHYr http://bit.ly/KGOKNI http://bit.ly/KyhgoB
宮原篤 / 書籍「小児科医ママとパパのやさしい予防接種BOOK」@9月21日発売 @atsushimiyahara 2012年5月29日
HPVワクチンは完全に政治マターです。 HPVワクチンは完全に政治マターです。 HPVワクチンは完全に政治マターです。 http://d.hatena.ne.jp/Yosyan/20120525  HPVワクチンと他のワクチンと一緒くたにしちゃダメよ。
☺︎shige_02☺︎ @sige_02 2012年7月2日
インフルエンザワクチンも政治マターですかね。「「ワクチンには予防効果はない」という事実がある。これは、政府自身が広報していること(http://bit.ly/IlwHAH)」「感染研の首脳部で構成される部長会の席上で、…居並ぶ部長達のだれも接種を受けている人は居なかったそうです(http://bit.ly/N3f2Lv)」他のワクチンも一緒くたにしちゃダメよ。
宮原篤 / 書籍「小児科医ママとパパのやさしい予防接種BOOK」@9月21日発売 @atsushimiyahara 2012年10月14日
HPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)に関するサイトを幾つか見たけれど、玉石の見分け方の一つとしては子宮がん検診にどれほど説明を割いているかだとおもう。検診の説明ががなおざりなのは、無知か、利害関係に基づいているか、単なるアンチかのどちらか。
ひろ@猫もふ欠乏症 @hiro_h 2014年5月12日
移さずにすむのは、男性にとってもメリットなのでは、とか思ったがそもそも関係無かった(ショボン
ひろ@猫もふ欠乏症 @hiro_h 2014年5月12日
インフルエンザワクチンが政治マターだとしたら、インフルエンザへの治療を保険対象外にする、という話かしら(アメリカではそういう保険があるらしい)。