まりすさんのフセインチャラヤン感想

まりす@maris annの中の人 @maris_HY

昨日と言うか、日付変わっておとといですが、東京都現代美術館に行って http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/113/1 こんな展覧会を見てきました。ファッションを軸としたアートですが結構面白かったです。

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美術館での長時間・長期間の展示なので、作品の実物の服はマネキン人形が着てるんですが、やっぱり本物の人間が着ている所を見たかったですね。ビデオ展示でファッションショーなどの発表の動画は見られます。美術館でのビデオ展示を見るのは初めてだったのでちょっと新鮮でした。

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しかし、ビデオ展示はそれなりに時間がかかってしまうのが難点ですね。あと、作品ごとに上映時間が違うので、うまく人が流れなかったり、なかなか最初から見られなかったり。画面上にシークバーを付けるとか、説明書きの辺りでも後どれくらいで次の上映になるかの情報があると良いのかなぁ。

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肝心の作品、チケットにも載っていたLEDのドレスは、やはり良かったです。チューブトップのワンピース全体が内側から発光し、揺らめく様に変化する。これに惹かれてこの展覧会に行ったのですが、予想を裏切らなかったです。着てるのがマネキンなので、下から覗けて内部の構造も良くわかりましたw

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ビデオ展示では《不在の存在》が興味深かったです。詳細は http://bit.ly/9UIlfH こちらを読んで頂きたいのですが、SF的であり、サスペンス風でもあり、実際の実験も含み哲学的でもあって、興味深かったです。（つづく）

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（つづき）またスクリーンも５面を使い、対象の３人の分析が１画面ずつ同時並行で進む場面もあり、迫力も感じました。TVでも映画館でもできない美術館ならではの方法ですね。（博覧会やテーマパーク等ではありそうですが）

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《飛行機ドレス》は実物ではなく2分強のビデオ展示。ある意味ファッションデザイナーが飛行機を擬人化したらこうなるって感じの作品かも。素材感とフォルムのイメージに重点を置き、単純化し、人間の正面方向とは無関係に尾翼やフラップが付いている所が日本のマンガとは違う所。良くも悪くも。

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MOTで開催されたフセイン・チャラヤン展のレポートでした。全体としてはファッションをアートとして展示する事の面白さ、可能性、難しさなど色々な刺激を受けて楽しかったです。チケットを提供してくれた @see_r さんに感謝。

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@tune3orz フセイン・チャラヤン展の公式ガイドは売り切れになってました。まぁ有っても財布の事情で買えなかったのですが、余裕があれば欲しかった１冊でした。