vol.15 コンテンツ大量消費社会

毎日連続ツイートするのしんどくなってきたし、正直なとこ現実的に時間を取れない日も出てくる可能性があります。コンテンツを作るってどういうことなんだろ?ってなことを一介のブロガーが偉そうに考えてみました。プロの方本当にお疲れ様なのです
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はにわ @haniwa0705

①大量消費社会と呼ばれ始めたのはいつ頃だろうか?エコロジーが叫ばれ始め、この呼び方は影を潜めたように思うが大量消費が治まったとは到底思えない。モノの大量消費はある程度治まってきたかも知れない。コンテンツの大量消費はどうだ?加速する一方ではないか?

2012-05-27 10:46:05
はにわ @haniwa0705

②コンテンツの大量消費などという概念が芽生えたのはITの発達によるもの。だからコンテンツの大量消費社会が始まったのは最近だ。しかし、その消費スピードたるや尋常じゃない。街に流れる音楽はひっきりなしに移り変わる。ニュース番組を賑わす事件は毎日入れ替わる。はやり言葉もすぐ変わる

2012-05-27 10:49:24
はにわ @haniwa0705

③最近聞いたはなしでショックだったのが、アニメーターというのは食っていける仕事じゃないということ。最近のアニメはどれを見てもかなり美麗でそのテクニックの向上は尊敬に値する。その制作の礎を担っているアニメーターが低所得であることに残念でならない。素晴らしいスキルにはそれ相応の所得だ

2012-05-27 10:55:46
はにわ @haniwa0705

④この低所得を産み出す根源がコンテンツの大量消費であることは間違いない。せっかく作ったコンテンツによる回収期間が少ないからクリエーターに対して賃金を満足に支払えないのだ。しかもメディアミックスと称して様々なメディアでその作品は再消費される。その製作者もパイを食うとなれば?

2012-05-27 10:59:20
はにわ @haniwa0705

⑤コンテンツ制作というのは創造的な作業であるはずである。自分の持つアイデアを開花させる作業であるならば、脳はフル回転し様々な事柄に思いを馳せ、創作されるモノ以上のものが脳に満ち渡りこれから先の創作活動にもよい影響を与える。そういったものであるはずと思ってきた

2012-05-27 11:02:11
はにわ @haniwa0705

⑥お金を産むために自分のアイデアを消費する。時代のニーズを満たすために消費する。脳の中を洗い尽くすように出し尽くして始めて実になる。そこまでの自己犠牲を払わなければクリエーターは生きていけないのか?いや、本当のクリエーターがそこまでの苦労をしているかは知る余地もないのだが

2012-05-27 11:05:54
はにわ @haniwa0705

⑦こんなことを思い始めたのはやはり連続ツイートをやり始めたお疲れかも知れない。まぁ私の場合は好きでやっているわけでやめたくなればやめればいいわけだ。むしろ週に一回くらいしかこんなのできるわけないよ、って思ってたのが意外にも毎日続いている。創造ってのは消費じゃないんだなって思える

2012-05-27 11:08:29
はにわ @haniwa0705

⑧なんとなく低所得でこき使われているクリエーターの身になって考えるなんていう傲慢なことを一介のブロガーな試みてみたわけだ。戯けたことだ。彼らの気持ちなんて分かろうはずもない。趣味で書いてる私とプロとして金をもらって書いている彼ら。月とすっぽんだ。希望に満ち溢れているかも知れない

2012-05-27 11:11:25
はにわ @haniwa0705

⑨もうこうなってしまえば彼らの身体の心配しかすることはなくなった。やはりコンテンツを消費することをクリエーターの脳まで消費しているなんて思うのは失礼過ぎる。せめて、体力や睡眠時間。命を消費するようなことのないように祈るばかりだ。そしてこれからも楽しいコンテンツを作ってください

2012-05-27 11:13:57